緊急事態宣言下だが、キャンプ地を見て回るとどこも大盛況です。
そんなのばかり見てるから、自分だけどこにも行かないのがバカ臭くなってました。
私は、マスツーリングで道の駅や観光地へ寄るわけじゃないし、行くのは林道か風光明媚な野山か廃墟ぐらいです。
そんなわけで、以前から考えてたエサヌカ線まで9月19日の連休で行こうかと思ってました。
でもね、そこは緊急事態宣言中なので日帰り1250kmだと少し気が引けました。
それで代替案として、襟裳岬というか豊似湖界隈までという事にしてみた。
これだと850kmですから400kmも短いので遠洋短距離航海って感じ?です。
現地で楽しむのをお昼少し前と考えて、逆算して出発は19日0時にした。
深夜はガソリンスタンドがありませんが、いつも入れてる白老のセルフだと2~4時の2時間だけがお休みなので、丁度5時前に給油出来るはず。
ここで最大のミスをしてしまいました。
いつもは増槽タンクを持つのですが、使ったためしがないから、いいべってんで持たなかったんです。
前回もリッター69kmとか走りましたし、いくら燃費が悪くても60kmぐらい走るから白老まで230kmとして4.3Lタンクで260kmぐらい走りますからね。
そしたら長万部で燃料計が半分を切り、静狩峠でE(エンプティ)になってしまいました。
理由は簡単、飛ばし過ぎです。
通常のクロスカブでの遠洋航海巡航速度が43kmだが、54kmにもなっていた。
これ、TWで宗谷岬へ行った時でも52kmですから、小排気量車としては速過ぎです。

静狩峠で停車して考えましたよ。
燃費走行して白老へ行けば給油出来るかと?
ちなみに燃料計がEの所へ来てもまだ1/3ガソリンが残ってます。
つまり1.4Lはある。
そこからリッター60kmで走行すると84km走れる。
白老まで100kmだから無理。
近くに24時間スタンドは、森町にあります。
距離は80km。
それか白老手前の伊達のセルフの開店時間(4時)に合わせて1時間待つか?
結局、頭の中で行かない理由を考えたので、行かない理由を考えるぐらいなら引き返すって事にしました。
行き2時間、帰り3時間の航海で、予備ガス持つんだったと後悔したのでした。