黒ウサギ外伝

本編『黒ウサギ的こころ』のブログです。

上ノ国町中外鉱山若葉小中学校の卒業生に会う

2021-09-07 18:00:16 | 林道&ツーリング
『仕方ないから遺構散歩』シリーズも最終回です。

最後は、遺構としては有名過ぎる上ノ国町中外鉱山跡へ行ってみた。

というか、その先のゲートが開いてたら天蓋股まで行こうと思ってました。


相変わらず中外鉱山跡へ続く道道607号線は、落とし物のオンパレードです。

ざっと5~6個は落ちてるから、今までで最高の落とし物の数でした。


早川橋からの眺めは良いです。


30年前は、石崎側へカローラでも普通に通られた50km以上ある林道だったのが懐かしい。


夜にここへ来たら間違いなく遭えるでしょうね。


ここの名物焙焼炉跡が見えてきた。


今はもう立ち入り禁止になりましたけどね。


あらら、橋の架け替え工事をしてた・・・腐っても道道でした。


残ってる遺構は、この商店跡?ぐらいです。


ゲートが閉まってて天蓋股へ行けません。

仕方ないからゲートの横でちくわパンを食べてた。

そしたら珍しく車が一台やってきた。

その車が停まって、中から私より一回りぐらい年下であろう男性が下りてきました。

こんにちは、と挨拶を交わしこの先の道路状況を聞かれたが、正直なところ古い情報しかありませんのでそれを教えました。

橋の架け替え工事をやってるし、道道自体もメンテされてる。

林業等では現役の道と思われるから一般人が入れれば道は悪くないはずと。

という感じで、この界隈の私が知る範囲の情報を話します。

するとその男性『実は私ここの小学校の卒業生なんです』と言いました。

話では、最後の卒業生らしく(昭和62年らしい)壁に『さよなら』とか書いたそうです。

そんな思い出話をしばらく聞いて、現在の小学校の位置が分からないとの事で、手前のT字路突き当りだと教えました。


ここです。


13年前は、まだこんな感じで体育館と校舎がありました。


ガメッた画像ですが、こんなに賑やかだったんです。

まだ操業中の鉱山を知ってるから、その男性と懐かしく当時のお話をしましたね。

で、思ったんですよ。

私の友達が沢山いた八雲鉱山の住宅群や購買(スーパー)が現在どの場所にあるか分かりません。

おそらく廃墟マニアには分かるでしょう。

しかし廃墟マニアは往時の事は知らない。

ここ中外鉱山に至っては、私は往時も現在も知ってる珍しい人かも知れないってね。

13年前の上ノ国町中外鉱山若葉小中学校跡
コメント (7)
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