くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

誰が交渉するの?

2011-11-09 23:10:07 | 政治経済のことも考えよう
TPP(環太平洋経済連携協定)への参加推進派は、
「日本は交渉に参加し、ルール作りの主導権をとるべき」
といったことを主張しています。

要は「日本の国益は何かを踏まえて、日本の国益に叶う交渉を行なうことにより、
TPPは日本に大きなメリットをもたらす」ということが言いたいようです。

しかしながら、アメリカを中心にした外国を相手に、
そんな立派な交渉のできる政治家や役人が、いまの日本のどこにいるのでしょう。
いまの日本には、国民には格好の良いことばかり言って、外国には腰砕けになる、
「内弁慶の外地蔵」しかいないように思うのです。

結局、格好の良いことを言った人が、
その言葉通りに実行するわけではありませんし、
ましてや責任をとるわけではありません。

そういうのを、世の中では「無責任」と言います。

結局、結論は野田首相の政治決断に委ねられることになったようです。

日本史上に残る「無責任男」になるや否や?