講座終了後に、電子レンジでの調理はどうなんでしょう?と言うご質問をいただきました。
考える内容が多岐にわたり、すぐにはわからなかったので宿題にさせていただきました。
いろいろ調べても、よくわからないことも多いのですが、確実なところだけ書いておきます。
まずは、食材の栄養価についてです。
今回の主役の一つビタミンCは、熱に弱く水溶性でしたね。
こちらは従来のゆでる、蒸すに比べて、調理時間が短く、水にさらさないレンジ調理に軍配が上がります。
おそらくレンジ>蒸す>ゆでるの順に、多く残ると思います。
ほかの2つ、ビタミンE、カロテノイドはどうでしょう。
これらのビタミンは、脂溶性であり熱にも強いのです。
このため、どのような調理法でも大差はないと思います。
復習になりますが、油と一緒に調理するとよく吸収できますね(マリネや炒め物など)。
また、人体への影響はどうでしょうか?
電子レンジは、電磁波(2450MHzのマイクロ波)により、水分子を共鳴振動させ、
摩擦熱が生まれることによって食品を暖めます。
放射線なども電磁波の一種なので怖いものとイメージされることがあるかと思いますが、
波長がかなり違うので人体への影響はまったく別ものと言えるのではないでしょうか。
長い波長ーマイクロ波>赤外線>可視光線>紫外線>X線(レントゲンに使われる)>γ線(いわゆる放射線)ー短い波長
これらのマイクロ波は、扉を閉めて稼働させた状態では、ほんの少ししか外部に漏れません。
なので、あまり神経質に考えることはないと思うのですが、
発ガンや白内障の一因になるとか、何となく長期的にあるかもしれない危険性については
私もよくわかりませんでした。
なお、買ってきたお惣菜などをレンジで温めるときに、
そのままのプラスチック容器で暖めてしまうと、
熱により容器から溶け出す成分が食品についてしまったりするので
普通の食器に移し替えたほうがいいでしょう。
参考にしていただければと思います。
考える内容が多岐にわたり、すぐにはわからなかったので宿題にさせていただきました。
いろいろ調べても、よくわからないことも多いのですが、確実なところだけ書いておきます。
まずは、食材の栄養価についてです。
今回の主役の一つビタミンCは、熱に弱く水溶性でしたね。
こちらは従来のゆでる、蒸すに比べて、調理時間が短く、水にさらさないレンジ調理に軍配が上がります。
おそらくレンジ>蒸す>ゆでるの順に、多く残ると思います。
ほかの2つ、ビタミンE、カロテノイドはどうでしょう。
これらのビタミンは、脂溶性であり熱にも強いのです。
このため、どのような調理法でも大差はないと思います。
復習になりますが、油と一緒に調理するとよく吸収できますね(マリネや炒め物など)。
また、人体への影響はどうでしょうか?
電子レンジは、電磁波(2450MHzのマイクロ波)により、水分子を共鳴振動させ、
摩擦熱が生まれることによって食品を暖めます。
放射線なども電磁波の一種なので怖いものとイメージされることがあるかと思いますが、
波長がかなり違うので人体への影響はまったく別ものと言えるのではないでしょうか。
長い波長ーマイクロ波>赤外線>可視光線>紫外線>X線(レントゲンに使われる)>γ線(いわゆる放射線)ー短い波長
これらのマイクロ波は、扉を閉めて稼働させた状態では、ほんの少ししか外部に漏れません。
なので、あまり神経質に考えることはないと思うのですが、
発ガンや白内障の一因になるとか、何となく長期的にあるかもしれない危険性については
私もよくわかりませんでした。
なお、買ってきたお惣菜などをレンジで温めるときに、
そのままのプラスチック容器で暖めてしまうと、
熱により容器から溶け出す成分が食品についてしまったりするので
普通の食器に移し替えたほうがいいでしょう。
参考にしていただければと思います。