長さんの築きノート

日々の小さな反省、気づいたことを記録し、なりたい自分を築くために

香港出張を終えて。

2013年08月09日 | 催事
香港出張の感想。

出発は神戸空港から関空行きのフェリーに乗船するところから。



いきなりの暴風雨で、警報が出るくらい。欠航の恐れもありましたが、なんとか出発。

高速フェリーとは聞いていましたが、早い早い。

関空まで一直線でたった30分で到着。

第一ターミナル前に着くのでそこから第2ターミナルにバスで移動。

関空の立派な建物からするとまるで掘っ立て小屋のようなプレハブの簡素な建物。それが第2ターミナル。

中に入ると、まるで体育館のようなだだっぴろい空間に、数人ほどの乗客がぶらぶらと・・・。



子供が運動会してました(笑)



まず香港空港につく前に、海上を見ると、そこにはおびただしい数の光が・・。



後ろの中国人親子が海に星がたくさんあるみたいな事を言って騒いでいました。

よく見ると、真夜中の星空と見間違えるような無数の船舶がひしめくように漁をしています。

現地時間でもすでに12時をとっくにすぎているというのに。

その理由は現地に到着してすぐにわかった。

ホテルにチェックインしたのが夜中の二時。

途中空港駅から香港駅までは電車で移動、香港駅から宿泊先のノースポイント駅まで地下鉄に乗ろうと思ったのですが残念ながら最終電車には乗り遅れてしまいました。

そこで駅前でタクシーに乗ったのですが、行き先の北角(ノースポイント)を告げるやいなや、まだドアも締め切らないうちに急発進!!(驚)

その後は、まるでレーシングカーのごとく、全くのノーブレーキでカーブは曲がるは、信号は黄色で突っ込むわ。

目的地のIBISホテルに着いて、降りて支払いを済ませたとたん、またもやドアが半分開いた状態で急発進。

タイヤのきしむ音を残してはしりさっていった。

この夜中にそんなに急いでどこへいくというのか?

せっかちなのか、それとも何か急用でもあるのか?

翌日、6時に目が覚めたのでランニングスタイルに着替えて近くをジョギング。



すぐ近くに公園があって老若男女、年齢も不詳なひとたちが、あちこちで太極拳やら、エアロビクスやら。





まるで僕らが子供の頃のラジオ体操のように大勢の人が公園に集まっています。



そんな公園が町中に何か所も・・・。







ペットガーデンと名ずけられた公園には2mごとにペットのフン用にごみ箱が設置されています。





その後、ホテルへの帰り道、市場があったので覗いて見ました。





そこで見た光景で、昨日の夜の漁船の群れの理由がわかりました。

それこそ、所狭しと並べられた屋台の前には、今朝水揚げされたばかりの魚介類の山、山、山。



水揚げされるが早いか、昨日のタクシーのように我先に買い付けていきます。

そしてその行く先は、市場に隣接した数えきれない屋台の飯屋。



そこには、てんこ盛りのご飯にこれでもかと盛り付けられた肉や魚。

それを朝から軽く平らげて行く香港の人々。

もうすでにそのパワーにおされてめまいがしそう。

道の名前からして強そうな「大強街(パワーストリート)」



ホテルに帰ってシャワーを浴び、香港そごうに下見にいきました。



日本でいう銀座。

有名な高級ブランドの看板がずらり。



その途中で立ち寄った屋台の肉麺屋。

またまた活気に溢れた屋台だったが、頼んで出てきた肉麺は、なんと「出前一丁」!!



テーブルには、それがどうしたとばかりに札幌一番の爪楊枝入れまでおいてあるから堂堂としたもの。

ビールは青島(チンタオ)ビールのみ。





また、この店のすごいところは、店は小さいのに、折りたたみの机と椅子さえあれば、無限に大きくなること。



ビルとビルに挟まれたその通りは、ほとんどこの屋台の店となっています。



一体何人の客を飲み込むつもりか。

この店の主人らしき人物も実に興味深い。



半ズボンんにヨレヨレのシャツ、数人の店員を怒鳴るように指示してテキパキと注文をさばいていく。

結局三日間、毎日朝昼晩と三回通ってしまった。

その間、この主人がいなかったことはない。

いったい何時間働いているのか?



初日の漁船にしても、ここの人達は眠るということを知らないのか?

香港が不夜城と呼ばれているのは、世界中から集まる人や金を飲み込んでいるからだと実感しました。

地下鉄のエスカレーターの早さが半端なく早いのも、赤信号でも平気で渡るのも、特に急いでいるわけでなく、ただいらちというか、せっかちな性分なのかな?

面白い事に気がついたんだけど、駅に着いて、大勢の乗客がエスカレーターに向かうんやけど、三本あるエスカレーターの一番外側はガラガラ。

みんな近回りをして手前の二本に並んでいます。

急いでいるなら外側を使えば良さそうなのにそれはしないんですね。

結局、急いでいるわけでなく、ただ無駄に大回りをしたくないだけ・・・・。

急がば回れなんてことわざは香港には存在しないのかも。

いい言い方をすれば合理主義なのかな?

屋台の店に毎日ゴミ収集にくるおじさんがいたんやけど、毎回山のようなゴミ袋を何度も落としながら、その度に積み直して運んで行く。

最初から二回に分けた方が早いと思うんやけど、何の疑いも持たずに何度も落としては積み直して運んで行く。

香港空港は今や乗客数で世界一、お隣のマカオはラスベガスを抜いて世界一。



世界中から人と金が集まっているようです。



聞くところによると、昨年は国自体が黒字になったかとかで、税金が還付されたらしい。



公共交通機関も百円以下で極ヤス。



食費や光熱費も安い。

しかし、残念なことに家賃は東京の三倍位たかいらしい。



狭いところにこれだけの人が来れば仕方ないか?



それにつけてもここの消費量は半端ない。

ちなみにそこに目をつけたヤオハンはすでになく、今回の催事の後に開催されるフーデックスの会場になっています。



十年早かったのか。

今なら間違いなく日本食は引きてあまたのはず。

街中には「鹿児島」やら「北海道」やら、日本の漢字があちこちに見られます。



少し足を延ばして九龍島側にあるジャッキー・チェンの手形やブルース・リーの銅像がある観光地に。



人、金、物・・・・いろんなものが集まる香港。

この街は、一生に一度でもいいから見ておいたほうがいいと思いますよ。

香港最終日の夜明け

2013年08月08日 | 催事
昨日も行きつけの屋台の店で焼きそばらしき物と、青島ビール。

最終日くらい違う店に行こうかと思ってたけど、なんかこの店にいると落ち着いて何時間でもいられそう。

自分がまるでここに住んでいるかのように何もかもが自然。

目の前の通りを、身長2mくらいのインド人が過ぎたかと思うと、裕福そうな中国人の親子、モデルみたいなロシア人。そのあとに酔っ払いの上半身裸の叔父さん。

そんなの誰も気にしない。

何だこのなんでも受け入れる空気は?

日本ではあり得ない。

人の目を気にする人なんてここには存在しない。

自由ってこういうことをいうのかな^_^

昨日も催事で片言の広東語で説明してたけど、最後は日本語とゼスチャーでなんとかなった。

ここの住人はもともと異国人だらけやから最初から異国後を覚える気がないのか、英語すら通じない。

それでもみんなゼスチャーと自国語で通用してるのが面白い。

そうだよね、みんな人間だし、だいたいわかるよね。

二階建てバスも乗って見たかったけど、またいつでもこれそうなきがするq。

いや、ぶらっと二日もあれば来たいと思う。

なんかブルースリーやジャッキーチェンが住んでいた街って思ってたけど、僕らが子供の頃の大阪の下町みたいで懐かしかった。

さて、香港ラストラン。楽しんできます。

香港なう!

2013年08月06日 | 催事
ついにやってきました。

香港!

昨日真夜中にホテルについて爆睡。

ピーチは安いけど狭いし息苦しいし。

後ろの中国人の親子が騒いでうるさくて眠れなかったし。

地下鉄は最新型で新幹線みたいな構造やけど、街中はやはり中国。

大阪のあいりん地区を歩いているみたい。

海の向こうは九龍地区。

昼からブルースリーの銅像を見てきます。

その後いよいよ 香港そごうで催事の準備。

店が閉店してからなので九時までは自由ですけど。

香港なう!

2013年08月06日 | 催事
香港初日、朝から香港市内を二時間ジョギング。

ノースポイントから九龍東まで。

昼からは香港そごうに下見にいきました。

昨日のタクシーでも感じたけど、香港の人ってせっかちで短気。

たくしに乗ったと思ったらすぐに急発進。

あとは高速かと思うほど猛スピード。

そんなに急いで次に何があるのかな?

今日の地下鉄も、エスカレーターの早いこと。

歩く歩道もすごいスピード。

その上をさらに猛スピードで歩くから早いのなんの。

そんな香港で感じたこと。

物価は安いし人も多いから全世界からあらゆる人種が集まってる。

全てが合理的。

町中に灰皿やゴミ箱があって、道に捨てる必要がない。

ほとんどの交通機関やコンビニはプリペイドカード。

スマホも皆プリペイドカードを使うらしい。

つまり後払いの習慣はない。

日本人のように後払いの習慣は相手が払ってくれるという安心から。

香港のように世界中から人が集まれば必然、疑心暗鬼になる。

でもあるだけしか使わないし、払えない人はそもそも使わない。当然と言えば当然。

香港で勝ち抜くためにはどうすればいいか。

狭い日本のそれも丹波篠山で競争して、東京がどうのこうの言ってたけど、世界は広いし大きい。

今回の出張でいい勉強させてもらいました。

たぬきと男の物語

2013年08月03日 | 一般常識
昨日、大学の後輩達と梅田の曽根崎新地で飲み会してきました。

先日のハドルボールの打ち上げも兼ねての懇親会です。

その中に昨日初めて会ったある後輩のブログで知った話です。

「たぬきと男の物語」


突然ですが、あなたは何故、何のために、今の仕事をしていますか?

お金のため?

それとも...やりがいのため?


こんな問いかけから始まる物語「たぬきと男の物語」は、岡むら浪漫の岡村佳明社長がみなさんに問いかけ、そしてみなさんの明日を明るくする、すてきなお話しです。

物語をかわいいイラストで表現し、岡村社長の熱いメッセージもきちんと伝えています。

働くのがしんどいと思っている男が、一匹のタヌキにこう訊かれます。

「ねぇねぇ、仕事って楽しい?それとも大変?」

男は答えます。

「そりゃ、大変に決まってるだろ。」

男の、「そりゃ、お前は動物だからだよ。」のセリフに、そりゃそうだと思いました。

人間社会、人間関係は複雑。

さくっと簡単には割り切れないことがたくさんあります。

それらに嫌気がさしてる今日この頃です。

働く人の3つのステージ

ライスワーク  お金のため、ごはんを食べるために働く

ライクワーク  その仕事が好きで働いている

ライフワーク  自分の使命だと思って働いている

今の仕事をライフワークにするのも、ライスワークにするのも自分次第ってことでしょうね。

キョンが増えているそうです。

2013年08月02日 | 一般常識
千葉県の房総半島に、台湾原産のシカの仲間である「キョン」が大量に野生化しているそうです。

キョンとは、体高 40~50cmほどの小型のシカ。



中国南東部と台湾が原産地ですが、日本へは動物園などで飼育するために、台湾から主に輸入されているようです。

「キョン」とは変わった名前ですが、台湾で呼ばれている名前がそのまま日本名になったと言われています。

房総半島では、勝浦市にあった観光施設で飼育していたものが、閉園後の管理不足から逃走し、野生化したのが始まりだそうです。

房総半島は典型的な照葉樹林帯です。

シイやマテバシイ、ツバキなどの常緑広葉樹が繁茂しています。

山容も小さな尾根や谷が幾重にも展開していて、重厚な森ができているのが特徴的です。

このような山地にもぐりこんだキョンは、そこがあまりにも故郷の森と似た環境にあるので、安心して生活を始めたのでしょう。

そして、どんどん仲間を増やして、今では5000頭以上もの数がいるのではないかといわれています。

今年から千葉県では、キョンの根絶作戦を展開していくようです。

猟犬を山に向かって放ち、犬に追われて飛び出してきたキョンをハンターが撃つことになるのでしょう。

しかし、キョンは小さな身体ですからどこへも逃げられます。

山地の難しい地形を考えても、根絶は難しいのではないでしょうか。

それよりむしろ、こうした行為がキョンの撹乱を招き、この先10年、20年とかけて、キョンは房総半島全域に拡がっていくことになるでしょう。

そして、茨城県に侵入していけば、果ては北関東一円に分布拡大をするのも時間の問題ではないかと思います。

地球温暖化の影響も加わり、照葉樹林帯は今後ますます勢力を伸ばしていくはずですから、キョンにとってもこの環境変化は追い風になり、丹波篠山も他人事ではありません。

すでにあらいぐまやヌートリアなどの被害も深刻になってきていますし、イタチなどもかなり増えて困っています。

人間と動物と共存していくために、真剣に考えていかなければいけませんね。








クールビズならぬ、キュウリビズ

2013年08月01日 | 健康情報
「キュウリビズ」はJA全農福島がその効能をPRしようと、8年前に考案。その後、東北6県のJA全農が行う販促のキャンペーン名などに使われています。



「クールビズ」は環境省が発案した省エネ対策のひとつですが、この「キュウリビズ」は「当時内部で募集し、職員の奥さんが考えたものを採用した」(JA全農福島)んだとか。

そんな手作り感あふれる「ゆるキャッチ」としても好感度は高く注目されています。

そんなキュウリですが、体をじんわり冷やして夏バテを予防するなど、実はけっこうな能あり野菜。

ちなみに、日本で最初にラーメンやギョーザを食べたといわれるのは、水戸黄門こと水戸光圀だそうです。

一方、そのグルメ藩主が「こらしめてやりなさい」とばかりに嫌っていたとされるのがキュウリ。

今より苦みが強かった江戸時代のキュウリを「能少なし。植えるな。食べるな」と目の敵にしていたとか。

ところでそのJA全農福島で、この夏流行中というキュウリのレシピがあるそうです。

「すり下ろしキュウリとラー油などを入れたそうめんつゆ。食がすすみますよ」。



キュウリで今年の猛暑をこらしめよう!!






紙おむつの隣に缶ビールを置くと売り上げが伸びる?

2013年08月01日 | Weblog
先日、あるホームセンターの店長さんとお話しする機会があり、面白い話を聞きました。

ホームセンターといえば、日曜大工の釘からのこぎり、はては食料品まで扱うスーパーセンターが当たり前。

ペット用品からドラッグストアも併設し、家電など身の回りにあるものは何でも揃います。

そこで最近注目しているのがミックスマッチの陳列方法。

これまでの商品ごとの陳列だけでなく、消費者の買い物動向を計算して併設する方法。

例えば、ベビー商品の紙おむつの隣に缶ビールを積んだところ、紙おむつを頼まれたお父さんたちがついでに缶ビールを買っていくというんです。

コンビニなどでPOSというレジスターを使用していますが、あれは販売後の数値管理。

同じくEOSは、自動受発注システム。

何が何個売れたか?どこの棚が売り上げを伸ばしているか?など、商品の仕入れに直接関連する資料となります。

この二つを合わせたシステムを駆使して販売戦略を立てるのですが、ここに想像力を加えなければなりません。

紙おむつの隣に缶ビール・・・

何が売れたか?だけでなく誰がいつどこで買ったか?など細かい分析が必要になってきているようです。


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