自分で支援を終わらせてしまうのは簡単、でもそれだとkurogenkokuがいなくなったらどうするのか。50歳を過ぎたkurogenkokuが商工会議所にできる恩返しがあるとすれば、向こう10年でkurogenkokuがいなくなっても支援が回る仕組みをつくることです。
どうもkurogenkokuです。
というわけで表題の通り、短期人事交流の受入を行うことにしました。これは3か月のうち10日間程度、埼玉県商工会議所連合会にお越しいただき、私と一緒に伴走支援を行っていただくというもの。本当は来年度からスタートする予定でしたが、深谷商工会議所から早くも短期人事交流の希望が出てきました。
対象は経営指導員を目指すK君。彼は経営支援員ですが、何度もkurogenkokuの座学研修を受講していて、とても前向きな人材です。
10日で8社の支援を詰め込んでしまいましたが、経験のないK君に無理強いはしません。できるところはやらせてみますが、基本的にはkurogenkokuの支援を見て、一緒に考えてもらいます。ちょっと支援を詰め込みすぎた感はありますが、まあなんとかなるでしょう(笑)
初日の昨日は午前中、連合会事務所でミーティング。午後は深谷に場所を移して、早くも実務支援です。kurogenkokuにとって初見の企業でしたが、成長意欲が高く、次の事業構想を考えていらっしゃいました。ただ投資金額が大きいわりに、意思決定に必要なデータが十分備わっていないのが問題でした。でもそんな時こそ、経営者を否定せず、じっくり対話をしている中でその必要性を認識させていく。
当然1日で結論は出ませんが、昨日の収穫は経営者がkurogenkokuのことを心から信頼してくれるようになったこと。「今日はご相談して本当に良かったです」「必要な情報をもう少し具体的に集めてきます」と答えてくださいました。この成長投資についての是非は今後の検討課題になりますが、どんなかたちであれ同社が成長するよう、全面的にバックアップをさせていただくことを約束しました。
***************************
事業性理解を進めるためには、経営者が本音で話をしてくれること、すなわち信頼関係の構築がポイント。経営者が我々を信頼してくれてはじめて、真の経営課題の設定や解決策の検討に必要な情報を得ることができる。そのための手段が対話と傾聴。
***************************
昨日の教訓はこれです。
K君、参考になったかな???
K君との支援は1~3月ですが、来年度も3か月サイクルで2,3名ずつ経営指導員の受入を行うことを検討しています。いまからとても楽しみです。