モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

企業を訪問する楽しさ


わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい。
でもあなたは女の子なんだよ。






どうもkurogenkokuです。



私が所管しているのは中小企業支援課と言いまして、その名の通り企業支援を行います。経営指導員5名、補助員3名、記帳専任職員1名の計9名で構成されています。そして今年度、うちの課の方針として、経営指導員はもちろんそれ以外の職員も含めた支援能力の向上を挙げました。


特に補助員3名、記帳専任職員1名について、これには個人的な反省が大いにあるのですが、実は彼女たちにほとんど企業支援につながる教育を行ってこなかったのではないかと感じるようになりました。後方支援の仕事をきっちりやってくれると評価する一方で、顧客との接点をつくってこなかった。もしかして経営支援の適性があるかもしれないのに。そんなことを思ったため、まずは私と一緒に企業訪問してもらうことからスタートしました。


巡回先には製造業も多く含まれています。いきなり製造業ってハードルが高かと思いましたが、むしろ日常的に接触する機会がなかったから、これもまた新鮮で良いのではないかと。まずはただ横に座ってくれているだけでいいと言いました。帰りの車の中で当該企業の話を振り返ったり、感想を聞いたりします。


ある職員が言いました。

「正直言って、製造業のことってまだまだわからないんですけど、でもなんとなく遠かったものが近く感じられるような気がしました。」


うん、それでいいのだ。



未知の世界のことが身近に感じられるようになる。
企業を訪問するという高い壁がなくなる。
経営者と会話する楽しさを感じるようになる。


こんなことを積み重ねながら、時間をかけて職員全体の支援能力の向上につなげていきたいと考えています。

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