モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

コミュニケーション上の食い違いが生じないような『伝え方』をすることが何より大切


ず~っと、働きづめていたので、今日は久しぶりのオフにします。
子供たちと外で思いっきり遊びます。仕事は全く終わってないけど(笑)


どうもkurogenkokuです。


表題の件に関して、最近起こった事例をひとつ。


【事例】
Xさん:「今度、Aさんという人にあなたの店を紹介しておいたから、近々行くと思うよ。対応よろしく。」
Yさん:「ご紹介ありがとうございます。うれしいです。」


数日後、AさんがYさんのお店を訪れました。
Yさんは、しっかりとAさんを接客しました。


ところが。

Xさん:「ねえ、Zさん聞いてよ。先日Yさんの店にAさんという重要なお客さんを紹介したけど、Yさんはそのことをこちらに報告してくれないんだよ。これではAさんにお礼も言えないよ。」
Zさん:「・・・。」



【解説】
XさんはYさんを応援するべく、Aさんというお客さんを紹介しました。YさんはAさんに対し、自分なりに失礼のない対応をしました。でもXさんの言うところの「対応」には、さらにそのことを自分に報告してほしいという意味まで含まれていた。Aさんの気配りが足りないのか。個人的には違うと思います。

Xさんは最初にこういうべきでした。
「今度、Aさんという人にあなたの店を紹介しておいたから、近々行くと思うよ。対応よろしく。Aさんは私にとっても大事な人で後でお礼を言いたいから、お店に来たら教えてくれるかな」

XさんもAさんのことを一生懸命応援しようとしてくださっている方です。こんなことから二人の関係が悪化するのはもったいないことです。



こういうケースはよくあります。
「言わなくても気づくだろ」と伝える側が思ったらかなり危険です。「コミュニケーション上の食い違いが生じないような『伝え方』をすること」が何より大切なのです。どちらも悪い人ではないのだから。

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