大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

どうでもいい話ですが…

2015年04月15日 | 経済
そもそもお金とはなんでしょうか?
時々そんなことを考えます。
1円玉には1円の価値がありますが、製造コストは約14円です。
10円玉は約42円、500円玉は約43円で製造できます。
1円玉はアルミニウム、10円玉は青銅で、500円玉はニッケル黄銅です。
これらを貨幣と呼びますが、割の合わない貨幣は政府が発行します。

紙幣はどうかといえば1万円札の製造コストは約22円です。
私たちは10円玉の製造コストよりはるかに安い1枚22円の紙切れを後生大事にありがたく使っているんですね。
この貨幣を作ることが商売ならば、原価率0.22%、粗利99.78%という超高付加価値商品を取り扱うスーパービジネスです。
この超高付加価値商品(貨幣)を発行するのは日本銀行です。
だから日本銀行はなによりも信用第一、どんな圧力にも屈してはいけないんです。

でもそんなスーパービジネスをしている日本銀行は実は民間企業なんです。
株券の代わりに出資証券を発行しており誰でも売買できる仕組みです。
しかし日銀法により出資総額1億円、そのうち政府の出資は5500万円を下回ってはいけないことになっており、どんな大金持ちでも買い占めることはできません。
調べてみましたら確かにありました。

売買単位は100口ですから、買おうとすれば現在株価で550万円ほど必要です。
2008年の株価は現在の3倍程度ですから儲かりそうですが、誰も飛びつかないからどうやらそういう仕組みにはなさそうです。
私には買うお金もありませんが、興味あるかたは調べて教えてください。
報告書によると個人株主も39.6%いますが、誰が大株主かは不明です。
ちなみに株主総会も無いし、その他の株主権利もありません。
配当金も日銀法で配当原資が資本金(1億円)の最大5%以内と定められており、たったの500万円ですから無いに等しい配当金といえます。
不思議な民間会社ですね~
この不思議な民間会社が政府とつるむととんでもないことが起こります。
だって22円で1万円がつくれるんですから!
怖~い民間会社ですね~

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