大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

チーム力を高めるために

2015年05月26日 | 日々徒然
人間の心ほどわからないものはありません。
ときとして、自分の気持ちすら持て余すこともあるくらいですから、他人の心となると闇また闇の世界です。
組織はそうした様々な精神の集合体です。
同好会ならいざ知らず運命共同体ですから、闇の世界だからといって無頓着ではいられません。
それにも関わらず、多くの組織は心理学を基盤とするマネジメントにこれまであまりに無頓着でした。
その反省から企業は、組織変革の現場や組織活性化の現場で応用するために、組織心理学の応用研修を取り入れています。
労働組合はまさに人間の心を顧客とした団体ですが、なぜかその方面の研究は遅れていたような気がします。
浅学非才の私は今になってそのことを恥じ、ようやく勉強の入口に立っています。

今日は「チームをうまく統制できず悩んだわたし」に向けてです。

部下が何十人もいるような組織であり、マネージャーの意思で自由に人事を操れても、パーフェクトな組織ができるとは限りません。
「組織は人なり」と言いますが、解釈の仕方を誤ると、収拾がつかなくなります。
あいつは使えるが、こいつはダメだ…こいつは言うことを聞くが、あいつは口答えばかり…。
自分のことはさておいて他人の悪口と愚痴ばかりです。
組織とは各所から優秀な人ばかりを10人集めても、優秀2割・普通6割・駄目2割に分かれるといいますから当然でしょうね。

組織にはふたつのとらえ方があります。

10人十色というように人は実に様々です。
生まれ育ちも違えば、顔や気質も違います。
気に入らない相手を、自分の好みに作り変えることなどは至難の技です。
それよりも自らのコミュニケーション能力を高めて、関係性を良くすることのほうがよほど大切で有効です。

チームがうまくいかないと悩んでいるわたし自身に…それは人が悪いのではなくお互いの関わり方が悪いのだと問いかけましょう。
関係性が悪いから、人の能力もやる気も発揮できていないのだと思えば、部下や仲間に対する意識も変わるはずです。
そしてわたしが変われば、組織全体の関係性も必ず良くなるはずです。


お堅い話のあとのオマケです。
昼時の散歩で見つけた静岡パルコの「コップのフチ子」展。
これまで発売した総勢450体のフチ子さんが勢ぞろいしてました。
日替わりで紹介していきます。


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