めげずに声を掛けよう

仏・同時多発テロで多数の死傷者が出ました。
仏オランド大統領は「戦争状態」として３ヶ月の「非常事態」宣言を発令し、「シリアは世界最大のテロリストの温床になっている」と空爆を再開します。

いつかどこかで見た風景で不吉な予感がします。
２００１年９月１１日、米・同時多発テロが起こりました。
米ブッシュ大統領は「非常事態」宣言を発令、このテロが「アルカイーダ」による犯行であると断定し、「アフガニスタン戦争」「イラク戦争」へと突入していきます。
当然ながら、戦争から明るい未来は築けませんでした。
争うということはコミュニケーションの断絶だからです。
人間にとって生きていくうえでどんな形にせよコミュニケーションは欠かせません。


毎朝散歩をしているといろいろな人と出会います。
私自身が心がけていることは、まずこちらから「おはよう」と声をかけることです。
すぐに「おはよう」と元気な声で返してくれる人。
小さな声で恥ずかしそうに「おはよう」と返す人。
聞こえているはずなのになんの反応もない人。
ちょっと変わった人もいて、対面ですれ違う時は無反応なのに、並列で歩いていると妙に馴れ馴れしく話しかけてくる人。
などなど実に多様です。

声をかけても無反応だとちょっと淋しく、時には腹立たしくもなりますが、それでも声をかけ続けています。
いつかきっと通ずる日が来ることを信じながら、今日もまた歩きました。