大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

大波が来たときにどうするか?

2014年09月25日 | 労働者福祉
2014年度第1回県労福協幹事会を開催しました。
メインの議題は「ライフサポートセンター友の会・資金の有効活用計画」と「フードバンク事業の推進」です。
開催に先立ち次のような挨拶をいたしました。

「日本の国債が1千兆円を超えた。
その国債に対する日銀シェアが21%にも達するという異常。
円安が進んでも一向に輸出が伸びないのは日本の産業空洞化と世界中が不景気になっている結果だ。
円安で輸入物価が上昇し生活は徐々に苦しさを増している。
異常に異常が重なるとある限界を超えると一気に大波が襲ってくる。
その時我々はどう対応すればいいか。
私たちの道を信じて貫くしかないと私は思う。
その道は、連帯と協同の道である。
助け合うことの素晴らしさや、連帯することの有り難さをもう一度思い起こそう。
フードバンク事業はその試金石だ。
“働かざる者、食うべからず”とフードバンクの意義を誤解している人たちは多い。
そうでない事実を明らかにし、現在の社会の現状を知らせることが急務である。
気づけば人は思いやりを取り戻す。
人が気づけば社会は変わる。
信じてこの道を進もう」

意見交換の中で案の定、組合員からの率直な疑問が寄せられました。
「こんな豊かな時代に食べるものに困っている人たちがいるのか?」
「どんな人々に食料は提供されているのか?」
「ほんとうに喜ばれているのか?」
まだまだ私たちの知らせる活動が足りないことを実感しました。

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