大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

対話のルール

2015年06月23日 | 労働者福祉
チーム内の信頼感が醸成されないと「対話」も思うように進みません。
なかにはそういう活動に消極的なメンバーや、それよりもディスカッションでスピーディーに事を進めるべきだという考えもあります。
そこで新たに「対話」活動を進めようとするときには3つのルールに従がいます。

対話で欠かせないのは「安全な場」です。
自由な意見が出てこないと対話になりませんが、自由にものを言ったら後でお叱りを受けたんでは堪りません。

ひとつめのルールは「お互いを尊重する約束をしておく」です。
自分が思っていること(感じていること)を正直に伝え、お互いの気持ちを大切にします。
自分や他のメンバーが尊重されていないと感じた時に素直に受け入れ、みんなでそれを変える努力をしていきます。

ふたつめは「参加したい人だけが参加し、強制はしない」です。
メンバーの主体性を尊重するためには、参加する、しないを自分で選択することを原則とします。
嫌がる人を強制的に参加させたら、それだけで安心できる場はつくれません。
そうかといってメンバーから外してはいけませんから、観察者としてその場にいてもらいます。
何度か繰り返していけばそんなメンバーも安心できる場と認識してくれます。

みっつめは「段階を踏んでレベルを上げていく」です。
初対面でも気軽にできるものから始め、徐々にある程度の信頼関係がないとやりにくいものへ進化させていきます。
とにかくあまり無理をせず一歩一歩進めていきます。

「対話」活動がうまく進むようになると、ディスカッションも活性化していきます。
チーム全体のコミュニケーションがよくなるせいでしょうね。

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