大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

外の世界を訪ね歩こう

2014年02月24日 | 労働者福祉
「書を捨てよ、町へ出よう」は若かりし頃読んだ寺山修司の本のタイトルです。
本の内容は忘れましたが、その本のことで親戚の伯父さんと口喧嘩になったことを覚えています。
たしか「アカにかぶれちゃだめだぞ!」という類の説教だったと思います。
伯父さんはお役人でしたから、冒険とか危険とか少しでもリスクがあることにはとにかく反対でした。
今になって思えば、そのことも私がこの地に留め置かれた原因のひとつかもしれません。
しかし私個人の好奇心や冒険心は、この地にいても止むことなくいまだに続いています。

伯父さんを引き合いに出しましたが、お役所仕事は実に内向きです。
しかもセクショナリズムの塊ですから、融通が利かないなんてもんじゃありません。
たらい回しのオンパレード、前例がなければ難しい、なんとか実現しても書類作成でヘトヘトになってしまいます。
組織が大きくなるにつれてその関心が内側にのみ向けられていくというドラッカーの指摘はまさに当たっています。
それはリーダーにもいえることですから要注意。
時には日常を離れ、時には外の世界を訪ね歩くことが必要です。

今日、お役所帰りにみた光景です。

イベント広場で馬上体験のプレゼンでした。
こんな発想はお役所仕事からは生まれません。

いつもの道を歩くかわりに、一本西側の道を歩いたおかげで目にしました。
外の世界を訪ね歩こう…という意味は、遠くへ行こうということとは違います。
私たちの身の回りにも“外の世界”はいっぱいありますね。

さあ、外の世界を訪ね歩きましょう。

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