ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

紅葉台と樹海一周ハイキング(9/21)

2014-09-21 | 山歩き
§紅葉台、三湖台から樹海一周へ

毛無山に登ろうかと思ったが、昨日のサイクリングの疲れとそれほど晴れ渡っていないことから、紅葉台&三湖台に変更した。

そろそろキノコ狩りの季節も始まるので、樹海を歩けばなにか見つかるかもしれない と思い樹海散歩もセットで歩くことにした。
たから、飲み水と軽食を入れたデイパックを用意して、紅葉台の麓まで車で移動する。

結果的に、以下のルートで、三湖台まで上り、樹海を一周して駐車場に戻ってきた。

木曽馬牧場の駐車場→紅葉台→三湖台→竜宮洞穴(入らず)→樹海(東ルート)→野鳥の森→樹海(西ルート)→富岳風穴→鳴沢氷穴→東海自然歩道→木曽馬牧場の駐車場
ルートマップ

§紅葉台、三湖台へ

若干腿のあたりに疲れは残っているものの、ストックを使ったお陰もあって、紅葉台までは問題無く登れた。
そう言えば9月末で工事が終わるはずの三湖台はどうなっているのだろうか。
上り坂に来てみたが、片方の道は歩行者通行止めのままで、道路は何も整備されていない。

頂上まで登ると、ローラーで固められた土の広場が拡がっている。
更に奥の西湖に近い所まで歩いて行くと、前回は一段下がっていた場所が盛り土されて、手前の広場との段差が無くなっていた。
しかも半分くらいがコンクリートで固められており、今は柵も何もないので、目の前に鬼ヶ岳、真下に西湖、西に樹海が拡がって、よく見える。
(柵が無くても、下は斜面になっているので、高所恐怖症の私でも怖くは無かった。)

この上に昔有った羅針盤台は設置されるのだろうか、気になる。
それと、どこかにトイレも作って貰えると嬉しいのだが。
次回、来たときには完成しているだろうか。

紅葉台碑からの富士山


草の先が結ばれているのは何かのトラップ?


紅葉台レストハウスから、PLフィルター使用


かなり工事は進んだが右側は通行止


標高は1206.16mと書かれている。白線は何のマークだろうか


コンクリートの見晴らし台からの、樹海と三湖台の影


西湖の上の雲海に光が差す


鍵掛山方面


ススキを入れて一枚


紅葉台碑まで下って一枚



§樹海散歩、野鳥の森公園へ

紅葉台の下りの道を、西湖民宿村方向に右折すると、かなり急勾配の下りの九十九折りの坂になる。
色々なキノコを発見するが、キノコ図鑑を持参するのを忘れたの失敗だった。

竜宮洞穴を過ぎて道路を横切ると樹海へ突入する。
木々の間から日が差してきて緑が明るく、陰湿な感じはまった無い。
ちょっと期待していたキノコは明らかに毒キノコとわかるものしか見たらない。
昨年たくさん見つけたタマゴダケは1つも無い。
もしかしたら昨日の土曜に採られてしまったのかもしれない。

30分程で野鳥の森に到着。思った以上に日差しが強い。空は青空が拡がっている。
昨日自転車で立ち寄った時とは天気が全く違う。

8時前ではほとんどここを訪れる人はいない。ビジターセンターも未だ開いていない時間である。
既に2時間半も歩いているので、この緑の絨毯を見ながら休憩する。
休憩中に、ルートを確認する。来た道を戻るか、別の道を行くか。
樹海には西側を回って風穴に繋がるルートがあることが分かった。
初めてなので、挑戦してみよう。

樹海の中は明るい


昨日と打って変わって青空の野鳥の森


コスモスが逆光で鮮やかだ


芝生と青空。ぼんやりと眺めていたい



§再び樹海、富岳風穴へ

西側ルートのはじめ10分くらいは、起伏が激しい岩が連なっていて、時々この道で良いの?と思うような散策道だ。
それでも直ぐ横に県道21号の線道路が見えるので、心配することは無い。
しばらくすると道幅の広い散策道になる。溶岩の起伏も無い。しかし、ずっと上りである。
所々に風穴まであと何mという案内版あるので助かる。
約30分ほどで、国道139号に出る。ここの歩道は日陰が無いので直射日光が顔に当たり暑い。
帽子を被ろうか迷ったが、風穴までは5分ほどなので、木陰のある端の方を選んで歩く。

今は9:10頃、先ほどオープンしたばかりであろうに、数組の家族づれがすでに園内にいる。
入場料はこの4月から290円になったようだ。
入場券売り場の前のベンチに腰掛けて休憩する。

所々に看板があるのは助かる


途中、道がわかりにくくなる


風穴に到着。日差しが強い



§鳴沢氷穴を通り紅葉台入り口に戻る

風穴から氷穴までは、歩き慣れた道である。
しかし、今日は若干疲れが出てきたのかスローペースである。
ここも日が差し込んできて明るくジメジメした雰囲気は無い。
気温も15℃くらいと丁度良い。

氷穴はすでに観光バスが3台ほど駐まっており、観光客がまさに入場仕様としていた。
涼しくなったので、氷穴に入る時の気温差に依る感動は少ない様に思う。

氷穴から東海自然歩道を上って、紅葉台入り口の馬牧場に戻る。

ほぼ10時。約4時間半の長い朝散歩だった。

氷穴は人気スポットだ


紅葉台に向かう上りで倒木が行く手を遮る


相変わらず犬が吠える


途中で拾ったキノコ。今日は少なかった




§軽水林道から野尻草原へ


ジラに戻ってゆっくりしていたが、この青空をこのままにしておくのは勿体ない。
8/5に偶然見つけた野尻草原からの富士山を撮影したいと思い立って、車に自転車を積む。
前回は大室山の横を歩いて2時間掛けて野尻草原に着いたが、今回は車は通行止めの軽水林道を自転車を使ってたどり着く計画だ。
ふじてんリゾートの横から鳴沢林道を車で走り、軽水林道との交差点の空き地に車を駐める。
目の前には車両通行禁止のマークが付いた頑丈なゲートがある。
車両の中には自転車も含まれているの書いてある。ゲートの下に自転車を潜らせることは可能だろうが、禁止と書いてあるので止める。

歩いて野尻草原に向かうことにする。時計代わりに使っている万歩計を忘れてきたことに気づいた。
スマホで時間を確認する。もうすぐ15時だ。
山旅ロガーをスタートさせ、地図ロイドで位置を確認しようとしたが、ドコモの電波が弱いらしく地図がされない。
野尻草原までの距離は分からないが、30分歩いて着かなかったら諦めようと決めて出発する。

両側が背の高い杉木立のため日が差さず暗い。
林道と言っても舗装道路である。しかし車は通らないので、道路の継ぎ目には草木が伸びている。
最初は緩やかな下り坂だが少し坂が急になる。その下りがずっと続く。
自転車で来なくて正解だった。この坂を上るのはとても大変そうだ。
しかし大変なのは歩きの場合も同じである。帰りは疲れそうだなと思いながら下って行く。

そのうちに大室山らしき形をした山が見えてきた。その手前が野尻草原である。
出発して約20分で到着。

想像していた通り、野尻草原は一面がススキで覆われていた。
日は差したり陰ったり。富士山は雲の谷間からくっきりと見えている。

草原の中をぐるりと回りながら写真を撮る。
急に足に痛みが走る。野アザミの葉に触れたからだ。野バラも咲いているので注意が必要だ。

もう少し富士山の姿が大きく見えたら最高なのだが片蓋山が邪魔をしている。
ススキの穂が風に靡いてうねっている。片蓋山が紅葉で赤くなったらもっと良い画が撮れるかもしれない。
この草原は私のお気に入りの場所になりそうだ。

ルートマップ

軽水林道の途中から富士山を振り返る


ススキと富士山①


ススキと富士山②


チクリと刺された野アザミ


日が陰るとスーッと暗くなる


二匹のシカと遭遇



  ☆ランキングは今何位だろうか?
      ↓           ↓
  にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ   にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 富士山情報・富士五湖情報へ



最新の画像もっと見る

コメントを投稿