ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

レンゲショウマと懐石料理(8/22)

2013-08-22 | 山歩き
今日は、休みをもらい青梅地域で充実した一日を過ごした。

 御岳山でレンゲショウマを見て
 澤ノ井で休憩して
 井中居(いちゅうきょ)でプチ贅沢に懐石料理を食べた

妻が、☆こだわりの花めぐりの旅☆と言うクラブツーリズムのツアーを見つけてきた。

立川・昭和記念公園(純白の花サギソウの観賞)--青梅・井中居(古民家で懐石料理)
--御岳--レンゲショウマ自生地(約50,000株の自生地)-

これをマイカーで回ろうとしたのが発端だった。

※サギソウは無しで、御岳山→井中居 の順に回った


§御岳山

御岳山は久しぶりである。7,8年前に、次男と一緒に鳩ノ巣駅からハイキングした時以来だ。
これまでは山歩きだったので、ケーブルカーに乗るのは初めてである。

しかし、平日にも関わらず観光客が多く、満員以上に人を詰め込んだケーブルカーは5分遅れで出発。
多くの人が山歩きの格好をして山用のシューズを履いている。中高年がほとんどで、我々はかなり若い部類だろう。

今回の目的はレンゲショウマの撮影。
実はこれまでこの花の名前も形も知らなかった。
山頂駅に着くと、レンゲショウマ群生地はこちらの看板。
駅を降りたほとんどの人が群生地に向かう。
小高い丘の斜面にそれはあった。でもそれ以上にそれを写真に納めようとするカメラマンとハイカーが大勢いた。

レンゲショウマの花は白地に上品な薄紫色が特徴。なぜかほとんどが下を向いて咲いているので、とても撮影しにくい。
綱が張ってあって、きれいに見える花に近づくのが難しいので、手前にある花で我慢するしかない。
15分ほど撮影していただろうか。いつの間にか汗だくになっていた。山の上でも暑い。

撮影の後、一息入れて、御嶽神社に向かう。山の名前と神社の名前が違うのはどうしてだろう。

意外と登り坂が多い。中高年ハイカーには少々きつい。
それでも妻は付いてきているのでなかなか頑張っていると思った。
汗をふきふきやっと神社に到着。ここでもレンゲショウマを発見。

帰りは11:15のケーブルカーに間に合わせるため早足で進む。これで汗がまた吹き出る。

ルートマップ































§澤乃井

澤乃井はお酒の名前であるが、それを作っているのが小澤酒造。
沢井駅の前に澤乃井園があって、酒蔵見学もさせてくれるが今回は時間も無いのでパス。

澤乃井園は多摩川のほとりにあって緑が多く景色がとても良い所。鮎を釣っている人も多い。
最近、山と湖ばかりだったので、川の流れる風景や渓谷もなかなか良い物だと改めて認識する。








§井中居

今日のメインである懐石料理を食べさせてくれる井中居は、青梅市街から10分ほど東に行った所にある。
「いちゅうきょ」という言葉には馴染みは無いが、井の中蛙のように、世の中の喧噪忘れて、時を過ごす場所と言う意味らしい。

私はほとんど予備知識無しで訪ねたが、妻の方はいろいろネットで調べてきたようだ。
確かに竹林を過ぎた所から異空間に入ってきた感じがする。
その建物がすばらしい。古民家を改築したらしく、その佇まいは野趣豊かな庭に溶け込んでいる。

二階に通されて暗めの部屋で料理を頂く。これがまたすばらしい。
味もそうだが、その見せ方が凝っている。1つの芸術品のようだ。
ハスの葉と花に載せられたトマト汁もきれいだったが、ほうじ茶で燻された鮎塩焼きも見た目と香りで楽しませてくれる。
夏のメニューとあって、冷たい物、暖かい物が交互の出てきて、食感も変化に跳んでいる。
食後には抹茶を頂くことができたこともうれしい。

食後は1階にあるギャラリーを見回って、さらに蔵を改築した「お休み所」でコーヒーを頂く。
この空間も、太い梁と土壁に囲まれて、窓からは竹林が見える落ち着ける場所である。
分厚い檜の一枚板のテーブルの感触と重めの楢の椅子の座り心地も気に入った。

いつの間にか2時間半が経っていた。
確かに異空間にいると時間が経つのが早いようだ。

秋の風情豊かな料理も是非食べに来たいと思う。





































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