花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

筑波山をカメラ散歩

2010年06月26日 | 写真

昆虫に詳しい方に伺ったが、この角度では判定が難しいとの事で、ハチの正式名称は
不明です。
ミツバチ以外は、全部マルハナバチだと思っていた私でしたが、マルハナバチも
種類が多いと言うことです。花はシモツケです。


ミドリヒョウモン(タテハチョウ科)
本日、里山づくりに参加して、昆虫に詳しい方にお聞きして、やっと名前が判りました。
しかも前翅の表側に四本の横しまが有るので、オスであることも判るそうです。
メスには横しまがなく、斑点が大きいとの事です。花はウツギです。


ここにいるのは総て「ミドリヒョウモン」で、左端の後翅の裏面が黄緑色なのが
名前の由来となっているのですが、色が判りますかね。
幼虫の食草はスミレ類だそうです。
暑い夏は休眠し、初夏と秋に飛び回る成虫期間が長い。成虫は年一回発生する。
卵または若齢幼虫で越冬する。


ジャコウアゲハ(アゲハチョウ科)
名前の由来は、オスの成虫が腹部からジャコウのような匂いをさせる事から。
オスとメスの区別は、オスの翅色が光沢の有る黒色で、メスは明るい褐色だそうです。
しかしながら、この写真は逆光で撮ったため、判別が難しい。
強いて言えば、ビロードのような光沢のある黒色には見えないからメスかも?
断定はしないでおこうと思う。

幼虫は、ウマノスズクサを食草とする。
それ故にウマノスズクサが持っているアルカロイドの一種、アリストロキア酸の
毒を体内に蓄積する。
そのため、ジャコウアゲハを捕食したものは、中毒を起こして捕食したものを
はき出し、二度とジャコウアゲハを捕食しないという。


ナルコユリ こんな花数があるのは珍しいので、ピーク過ぎだが記念に
弁慶茶屋跡で登山者に教えていただいた。感謝!
(登山者の方へ、気にしていたあの花は、やはりスイカズラでよさそうです。
スイカズラは最初は白色で、その後は黄色に変化するそうです。
それで白と黄色の花が同じ蔓に付いている訳だそうです。)


つくば市の天然記念物でつくば市の花 ホシザキユキノシタ(星咲き雪の下)
自生地は筑波山のみ、筑波山神社周辺にもある。
昭和の初期に筑波山で発見され、その採集品をもとに牧野富太郎博士が命名した
という
この写真の花は、典型的な形では無いので、機会があったら典型的な花を
載せたいと思います。
典型的な花は、上の三枚の花弁に赤い模様が入って可愛い星型の花になる


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玉原高原のブナ地蔵は有名だが、筑波山のブナ平にはこんなのがある (笑)
ブナ平はどこかって? 北斗岩の手前あるやや平坦な場所。
(仲間内で勝手にそう呼んでいる場所、公式名称では有りません)

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