カトウハコベ・ナデシコ科ノミノツヅリ属 尾瀬・笠ヶ岳にて7月17日撮影
蛇紋岩地帯に特産する多年草。茎は叢生している。
葉は対生し、卵形で先はとがる。
花は茎頂に白色の星形の5弁花を1~3個つける。
(小林 隆著「尾瀬の花」歴史春秋社発行から引用)
こぼれ話
花の名前の由来について
小学館発行の101ビジュアル新書「高山植物ハンディ図鑑」には
著者の新井和也さんが次のように書かれています。
名の由来は、植物学者の(故)牧野富太郎が早池峰山で本種を
発見した際、同行の「加藤子爵」にちなんで名付けたという。
と言うわけで、カトウさんという名前が元でした。
以上 各図鑑から引用と一部加筆しました。
尚、著者の新井和也さんのHP・ブログは下記のURLです。
新井 和也
ホソバツメクサ(細葉爪草)・ナデシコ科タカネツメクサ属
高山帯の岩礫地に生える多年草。茎は細く、分枝して群がって生える
葉は糸のように細い。花は茎の先に白色の5弁花をつけ、星形に開く
別名コバノツメクサ (小林隆著「尾瀬の花」から引用)
和名は、葉の形が鳥の爪に似ている事による
(猪狩貴史著 尾瀬植物手帳 JTBパブリッシング発行より引用)
キンロバイ(金露梅)・バラ科キジムシロ属
高山帯に生える落葉小低木。葉は羽状の複葉で、両面に絹毛がある
花は枝先に鮮やかな黄色の5弁花を咲かせる
花の白色のものを「ギンロバイ」という。
訂正 ギンロバイを謝ってハクロバイと誤記していました。
お詫びして訂正いたします。