花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

日光白根山の光苔と当薬竜胆

2010年08月13日 | 登山
8月中旬の日光白根山を代表する花と言えば、山頂周辺に咲くトウヤクリンドウだろう。


トウヤクリンドウ(当薬竜胆) リンドウ科リンドウ属
台風一過の青空を期待して登ったが、生憎の曇り空で、リンドウの花が開かない。
陽が当たったトウヤクリンドウは、心のともしびと言っても良い美しさがある。
日光白根山の山頂を飾るにふさわしい。


ヒカリゴケ ヒカリゴケ科ヒカリゴケ属のコケの一種
一科一属一種の貴重なコケ、
糸状細胞の外に、球状のレンズ細胞を持ち、自らは発光せず、外からの光りをレンズ細胞で
反射する。
レンズ細胞は、葉緑体が多数有るため、金緑色に光る。
(以上 ウィキペディアから引用)


日光白根山の登山道には、かなりのヒカリゴケがある。
但し環境の変化には弱いので、ヒカリゴケの岩穴には触らないで欲しい。
撮影する場合は、外光を反射するので、入り口に立って光りを遮らないこと。


ハナイカリ リンドウ科ハナイカリ属
日光白根山のハナイカリは、矮小化して非常に小さい。
南峰のお釜周辺に多い。


山頂の崖に咲くトウヤクリンドウと五色沼のコラボ写真


こちらは、北峰から見る五色沼!!