花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

遙かな尾瀬に行ってきました・その三

2010年06月04日 | 登山
このところ色々な予定が重なり、ブログを書こうと思いながらも書けません。
特に2日の市の健康診断で飲まされたバリュームが胃の調子を悪くして
体調がイマイチな所へ、昨日は筑波山のブナ調査に参加することになり
またもや書けませんでした。
今日も午後は草刈りです。

と言う訳で、尾瀬の記事は、簡単に書くことにします。


写真は山の鼻のビジターセンター
早朝の為、中には職員がまだ出ていませんでした。

お隣のトイレに寄ったついでに、ザックを降ろして顔を洗い、百円の募金をして
尾瀬ヶ原に出発


昨日までの天気予報では良いはずだったのに、残念ながら尾瀬はどんよりと曇り空
尾瀬ヶ原の最初の湿原は上田代(かみたしろ)、同じ字を書いて「うわたしろ」と読む
のは、燧裏林道の上田代(うわたしろ)で、実にややこしい。

尾瀬ヶ原は、拠水林を境として3つの湿原に別れていると言う。
上田代、中田代、下田代である。
この尾瀬ヶ原には池塘が多く、池塘に写る燧ヶ岳が被写体としてよく使われるが
生憎の森空で、燧ヶ岳は姿も見えなかった。

どんな風に写るか、20007年9月26日に尾瀬ヶ原から至仏山に登った時に
撮った写真をお見せします。


池塘に写る燧ヶ岳(2007年9月26日撮影)

ついでに「牛首」が何故牛首と呼ばれるか判る写真をお見せしましょう


至仏山中腹から尾瀬ヶ原を俯瞰した写真、真ん中右のこんもりした山が尾瀬ヶ原に
突き出しているのが、牛の首に見えると言うので「牛首」と呼ばれる理由だそうです。
写真、背景の山が燧ヶ岳、一番手前の林の中に山の鼻ビジターセンターの建物が
見えます。(2007年9月26日撮影)

ところが、この日はこんな状態で、燧ヶ岳も見えません。

新しくなった木道と雪解けの水であふれる池塘が寂しい感じであった。


振り返ると至仏山も雲に隠れて頂きが見えません。


晴れた日にはこんな風に見えるのに (2007年9月26日撮影)

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お知らせ情報

東電小屋と赤田代を結ぶルート上の「東電尾瀬橋」は老朽化して使用不能でしたが
東電と尾瀬林業さんの努力によって、橋が新しくなって通行出来るようになってました。