暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

便利

2018年01月20日 | 古民家

 動物の中で唯一「火」を扱えるのが人だそうです・・・

焚き火や蝋・ランプなど・・・キャンプ道具ではホワイトガソリンやガスを使って手軽に灯りにも調理にも使えます。

行灯の明るさを自分は知りませんが、TVなどで再現したものを見ると・・・

その暗さに驚くのと、その灯りで読書をしていたなんて・・・老眼が進んで白熱灯だと薄暗くて

字が読みづらいなんて言ったらバチがあたりますね・・・。

日本の民家は屋根が大きくて、軒が深いので・・余計に部屋は薄暗かったのでしょう・・・

遥か昔は「蔀戸」(しとみど)と言って跳ね上げ式の扉で、風も光も雨も全部さえぎってしまう扉でした・・・

上下に別かれていて・・上は蔀戸・・・下は取り外し式になっていたので、引き戸のような手軽さも・・・

開放感も明るさも調整がしずらかったようです・・・

不便さを、発想や工夫で便利な生活にして来た今の暮らしですが・・・

一度覚えた便利さを手放すのは大変だと思います・・・

省エネや環境負荷を無くそうと言う時代です・・・

計画停電で経験した不便さを思い出して、少し不便に慣れたほうが良いかも・・・

時代は繰り返すと言いますが・・・暮らしぶりが昔に戻る事はあるのでしょうか?

 

 

 

 

コメント
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