暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

差し出す

2024年09月07日 | 古民家
 食べたおかずの数だけ朝が来て・・・
並んだおかずの数だけやさしさは繋がりを持ち・・・
向かい合い・・・さりげなく届いた余り物の時間も愛おしく・・・
顔を揃えた騒がしさは・・・食べきれないほど並んだ食卓に・・・
明日の顔も並んで約束出来る・・・小さな灯が瞬いている・・・。

お腹を撫でて呪文を唱えれば・・・
立ちどころに痛みはやさしく微笑んで・・・
記憶の中に、安心出来る居場所を探して見つけたら・・・
そこには深い森の、見上げる木々が寄せ集り会話して・・・
流した涙と言い訳と・・・不確かな想いを切り取りコトバにして・・・
森の言葉は伝わらなくても・・・柔らかな手の温もりは答えてくれる・・・。

古い言い伝えと知恵を分け・・・
子守歌を聴かせて夢に落ち・・・夢と現実を行き来しながら暮らしを教えられたのは・・・
遊びの中で花咲く喜怒哀楽が・・・煙のように隠れては・・・
嵐のように降り注ぎ・・・天にも昇る勢いで笑い出し・・・
理屈を頭に乗せて歩いて見せて・・・縄跳び一つ越えられない・・・
ぎこちなく大人の目を見る、瑠璃色の瞳には・・・
ビー玉一つで遊べない・・・輝きだけが後にころがり・・・
笑い合える誰かのみんなが集まれば・・・手の平と笑顔が並んでいる。




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