暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

つなげる

2018年01月26日 | 古民家

 子供の頃学校の近くに、モニュメント的な物が建っていました・・・

体育の時間往復するには丁度良い距離で、小高い丘の上にあるので気分も良く

思い出の場所でもありました・・・

車でも上がっていける場所と思っていましたが、数十年も経って行くと、雑草や立ち木の枝やら・・・

歩いて行くにも躊躇するくらい手入れがされて無く、ほぼ誰も通らなくなっているようでした。

別荘地で数ヶ月・・・数年・・・人が来る事も無く、窓の開けたてもすることが無い建物は

湿気や雑草などで、どんな立派な建物でも見る影も無い状態になってしまいます・・・

空き家問題でいろんな取り組みも行われていますが・・・

人が住み続けることで守られているものは建物だけで無く・・・・町並みがあります・・・・・

子供達が遊ぶ声、人と人が交し合う言葉、車や人が行きかう様子・・・

ごく普通に人が暮らし・生活する事で、町は生き生きとしてきます・・・

それには、建物を新しくして住む事では無く、人同士の息遣いが感じられる暮らしがあって・・・

地域に交わり共に生活していき、引き継がれて来た事を、次の世代に残そうとする取り組みがあってこそだと思います・・・

住み継ぐのは子や孫だけとは限りません・・・移住してくる若者・・・・第二の人生を歩む方々・・・

海外から移ってくる方など・・・・

わずらわしいと思う方もいるかと思いますが・・・「普請講」や「結」といった相互扶助の想いが

これからの社会にこそ、大切で必要になってくる考えかただと思います。

 

 

 

 

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