歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

広島に出張しました

2010-03-12 23:07:04 | Weblog
広島に日帰り出張しました。
東海道新幹線では見かけなくなった500系車両が広島駅に停車していたので、思わず写真を撮りました。
平成21年度もいよいよ終わりですが、まだしばらく出張が続く予定です。

善光寺参道沿いの老舗の瀬戸物屋さんで、世界の金型事情についてお話を聞いてきました

2010-03-12 01:15:18 | ものづくり・素形材

長野出張で訪れたのは、100年以上の歴史を持つ老舗の瀬戸物屋さん「横文」です。善光寺参道に面しており、立地条件は長野でも一等地といってよいでしょう。


とても明るく、モダンな雰囲気漂うお店です。


ワゴンセールで販売している50円の瀬戸物から何百万円もする九谷焼まで取り揃えた、バラエティに富んだ品揃えです。最近はお客さんの半数は欧米人の観光客で、この時期はオーストラリア人のお客さんが多いのだとか。

実は「横文」のご主人の横田悦二郎さんは日本工業大学の教授であり、日本金型工業会の学術顧問でもあり、ISTMA(International Special Tooling & Machining Association、国際金型協会)の理事も務めていらっしゃいます。世界の金型事情について通じているという点ではおそらくこの方の右に出る人はいないと思います。この横田先生に最近の世界の金型事情についてのお話をうかがうということが、今回の長野出張の目的です。
私がとにかく時間がないため、「午前中しか時間が取れないのですがお邪魔してよろしいでしょうか、前夜から長野入りしますので」、と伝えると、横田先生から「じゃあ、うちに泊まりなさいよ」と言われ、お言葉に甘えて「横文」のお店の上にあるお宅に泊まらせていただきました。大学の先生の家に上がりこんで泊まってしまったのは学生時代以来です。お邪魔するなり仕事の話になり、時に善光寺参道の商店街の活性化計画の話へと脱線しつつ先生のお話は止まることがなく、夜中の2時を過ぎた時点で私はもはやメモを取る気力がなくなり白旗を掲げてしまいました。翌朝も金型にとどまらず、日本のものづくりに関する興味深いお話をうかがうことができました。いずれこのブログでもその一部を紹介したいと思います。


辞去する際、「横文」にてお土産にガマガエルの小さな置物を買いました。「我慢できる」という一種のご利益があるらしく、なんだか今の私の境遇にぴったりなような気がしたので・・・

参考:横田先生の世界金型産業講座(http://jp.misumi-ec.com/press/yokota/vol01.html