クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

向井千秋(菅野美穂)になりきって読みたい1冊は?

2007年01月13日 | レビュー部屋
日本人女性で初めて宇宙へ行った“向井千秋”。
群馬県館林市で生まれ、外科医から宇宙飛行士になった女性です。
その軌跡が「女の一代記 向井千秋」(フジテレビ)で描かれました。
主演“菅野美穂”、その夫役は“石黒賢”。
さてここで、面白いランキングを紹介したいと思います。
すばり「宇宙に旅立つ前に読みたい一冊」です。
これは『ダ・ヴィンチ読者7万人が選んだこの一冊』に所収されたもので、
そのベスト5を以下のとおりです。

1位 星の王子さま(サン=テグジュペリ)
2位 竹取物語
3位 銀河鉄道999(松本零士)
4位 宙ノ名前(林宗次)
5位 11人いる!(萩尾望都)

やはり『星の王子さま』は圧倒的強さです。
子どもから大人まで幅広く人気を獲得しています。
これには、もしかしたら星の王子さまに出会えるかもしれないという
期待感も含まれているようです。
ちなみにぼくの好きな『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治)は第9位でした。
手塚治虫の名作『火の鳥』は第7位。
さすがに『エイリアン』はランク外のようです。

それにしても宇宙への旅行がもはや夢物語ではなくなった現代に、
一般の人が気軽に宇宙へ旅立つ日はそう遠くはないかもしれません。
現在の国内旅行の感覚くらいに身近になったら、
当然宇宙へ本を持っていく人も現れるはずです。
窓の外できらめく星々をろくに見ようとせず読書に没頭……。
地球からどこかの惑星へ“通勤・通学”となったらもう本は手放せません。
さすらいのひとり旅に太陽系を巡ってみたり、
失った恋を京都ならぬ金星に埋めたりと、
いろいろな宇宙旅行の形があるでしょう。

そんな時代になったら、向井千秋さんが宇宙へ飛び立った1994年という時代は、
人々の目にどう映るのか……。
温暖化の影響で、暖冬や爆弾低気圧の発生などと、
深刻な環境問題を抱えている地球ですが、
いつまでも美しい星であるようひとりひとりが心がけていかなければなりませんね。

※画像は“星の王子さま”(岩波書店)です。

参考資料
ダ・ヴィンチ編集部『ダ・ヴィンチ読者7万人が選んだこの一冊』メディアファクトリー

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2 コメント

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宇宙旅行 (凡夫)
2007-01-13 19:59:29
一般人が宇宙旅行に行けるようになったら凄いですが旅費も凄いでしょうね‥



私は踏み台に登っただけで目眩がするくらいの、高所恐怖症ですから、頼まれても行きたくないです。



風林火山の一回目を見逃してしまい、今日の再放送を観ていたら‥地震の津波警報で中止になってしまいました‥



観たかった。
風林火山 (クニ)
2007-01-14 02:05:17
現在の価格だと、確か億を越えていたはずです^^;
気軽な宇宙への旅は当分先でしょうね。

「風林火山」の再放送残念でした。
自然の驚異には勝てませんね。
風林火山という自然の代表格的な文字が並んでいたからかしら……

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