老婆から聞いた話である。
昔そこには古い松が1本立っていて、
お願い事をしながら息を止めて3回まわると、
その願いは叶ったという。
いまで言うパワースポットだ。
なぜ息を止めて3回なのかはわからない。
木の周りをまわるというのは『古事記』にも見られる行動だ。
(息を止めてはいないが)
ちなみに、幼い頃に友人から聞いた話だと、
ある神社の周りを100回息を止めてまわると龍が現れるという。
100回もまわらずとも、3周目ですでに見えそうである。
老婆の話した松はすでに姿を消したという。
その場所にはお地蔵さまや石造物が建っている。
庚申塔や弁財天だ。
お地蔵さまのそばには看板があって、
“羽生古城史跡『北向地蔵』”とある。
正徳5年(1715)に建てられ、
子育てや子どもの生育にご利益があるらしい。
このお地蔵さまでは息を止める必要はないだろう。
往古、ここに立っていた松をまわった人はいただろうか。
そのときどんな願いをかけたのだろう。
恋愛成就かお金儲け、あるいは家族の息災か……。
ちなみに、老婆はまわったことはないらしい。
「そう言われてたって話」と朗らかに笑っていた。
かつてここに松の古木が立っていたという。
埼玉県羽生市
昔そこには古い松が1本立っていて、
お願い事をしながら息を止めて3回まわると、
その願いは叶ったという。
いまで言うパワースポットだ。
なぜ息を止めて3回なのかはわからない。
木の周りをまわるというのは『古事記』にも見られる行動だ。
(息を止めてはいないが)
ちなみに、幼い頃に友人から聞いた話だと、
ある神社の周りを100回息を止めてまわると龍が現れるという。
100回もまわらずとも、3周目ですでに見えそうである。
老婆の話した松はすでに姿を消したという。
その場所にはお地蔵さまや石造物が建っている。
庚申塔や弁財天だ。
お地蔵さまのそばには看板があって、
“羽生古城史跡『北向地蔵』”とある。
正徳5年(1715)に建てられ、
子育てや子どもの生育にご利益があるらしい。
このお地蔵さまでは息を止める必要はないだろう。
往古、ここに立っていた松をまわった人はいただろうか。
そのときどんな願いをかけたのだろう。
恋愛成就かお金儲け、あるいは家族の息災か……。
ちなみに、老婆はまわったことはないらしい。
「そう言われてたって話」と朗らかに笑っていた。
かつてここに松の古木が立っていたという。
埼玉県羽生市
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