con te. bravo!

仲良し夫婦の日記です。

歌舞伎座 ~壽 初春大歌舞伎~

2018-01-15 15:00:03 | お出かけ

さて、銀座から歩いて5分もかからずに「歌舞伎座」に到着。

 

 

夜の部の演目です。見どころは 「口上」 と 「勧進帳」

 

開場前に着いたのは、5階の”歌舞伎座ギャラリー”を見たくて。

ギャラリーには、今回の出し物の展示がしてあって、気分を盛り上げてくれます

 

朝の部の”松王丸”の衣裳

 

夜の部の”弁慶”の衣裳

 

口上の場面のパネルも展示してありました。

 

いよいよ、開演です!

東京に行く直前にチケットを買ったので、当然前のお席はなく、2階席の後ろでした。

でも前回の1階席よりは全体が見通せて、いいお席だったような。

 

楽しみにしていた「口上」が始まりました。

*松本幸四郎 改め 松本白鸚

*市川染五郎 改め 松本幸四郎

*松本金太郎 改め 市川染五郎

父・息子・孫 の、三代同時襲名の「口上」

三人だけではなく、出演者。縁者の役者さん、総勢22名の口上は、

笑いあり、裏話ありの、楽しくも身の引き締まるものでした。

 

白鸚さんは、三代襲名の重みを語られ

幸四郎さんは、名跡を継ぐ重責を語り

孫の染五郎さんは、これからの決意を、それぞれ語られました。

 染五郎さんはまだ12歳。でも立派な口上でしたよ。

大きな拍手と、大向こうからの”高麗屋”の掛け声が、ファンの期待を表すかのようでした。

 

休憩を挟んで4時間半。

長時間には思えない、見応え、聴き応えのある時間でした。

 

 

幕間にあった、歌舞伎座には付き物の”緞帳”の紹介を。

 

① 今回の襲名披露のために作られたもの。松並木と富士。

 

② 「朝光富士」 松尾敏男:画

 

③ 「夕顔図」

 

④ 「水辺の四季」 上村淳之:画

 

⑤ 「春秋の譜」 中島千波:画

 

 どれも素晴らしい織物、これも目の保養になりました。

 

 

昨日は「LEGEND」、今日は「歌舞伎」

趣きは違えど、オペラはイタリアの、歌舞伎は日本の ”古典芸能” です。

もとはそれぞれ”大衆文化”だったようですものね。

今はどちらも、何となく敷居が高いイメージがありますが、

そんなことはありません、楽しい娯楽の要素がいっぱい

 

歌舞伎を堪能した今宵は、楽しい一夜と ~チョン!~ 相成りましてござりますぅ~!チョンチョン!

 


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