ぼちぼちと読書を続けてます。
本を読んでる時間が大好き、家にいながらにして
人とお話したり旅行に行ったり、そんな気分を味わえます。
《 成瀬は天下を取りにいく 》 著:宮島未奈
本屋大賞受賞。若い方の小説だし、どうしようかな~と悩んだけれど
読んでみることにしました。
短編の形式で編んであり読みやすい。うん!さすが本屋大賞、面白い!
中学生の成瀬の突飛な行動は、まるで天下に向かうよう。
そのままの爛漫さで成長していく成瀬・・
《 あの空の色がほしい 》 著:蟹江杏
絵本かと思ったら、うーん、大人向けかな?
絵を描くことが大好きな小学生と、仙人のような生活をしている芸術家
二人の関りを優しい目で見て描く・・周りの大人も優しいです。
ちょっと悲劇的なことがあるので、小学生の孫に読ませるのを躊躇してます。
《 キャパへの追走 》 著:沢木耕太郎
これはもう出版してなくて、図書館で借りました。
戦場写真家 ロバート・キャパ が撮った写真と同じ場所で写真を撮りたい!
と思った沢木さんは、キャパの足跡を追う。
様子はすっかり変わっているけれど、沢木はここ!と思う場所を探し当て
町の写真を撮る。
60年以上前のキャパの戦場写真を見て思う事・・
今のウクライナやガザと、同じではないか!
何十年経っても人は歴史から学ぶことはなく
同じ悲劇の繰り返しではないか!
人間の愚かさ・・・