(日経7/15:企業総合面)
堀場製作所は14日、自動車の開発支援などを手掛ける英マイラ(ナニートン市)を155億円で買収したと発表した。堀場はエンジンの排ガス測定器など自動車向け計測機器を主力とする。マイラ買収を機に、自動運転車など次世代車の開発支援や試験受託など一貫サービスに乗り出す。
14日付でマイラの一部債務などを除く全事業を取得した。堀場が100億円超の買収をするのは初めて。
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(日経7/11:企業総合面)
東京エレクトロンは10日、単独で経営体質強化を目指すための中期経営計画を発表した。2020年3月期までに売上高7200億~9000億円、営業利益率20~25%、自己資本利益率(ROE)15~20%の達成を目指す。15年3月期は売上高6131億円、営業利益率14.4%、ROE11.8%だった。
現在、装置メーカーの主な収益源となる半導体設備投資の約60%は米インテ . . . 本文を読む
(日経7/10:企業・消費面)
大手家電メーカーがアジアなどからの訪日観光客への売り込みに力を入れる。空港に自社ブランドをアピールする設備を設けたり、生産を海外から日本へシフトしたりといった試みだ。これまで家電量販店や百貨店が販促を強化してきたが、メーカーも積極的に動き出した。
パナソニックは羽田空港に大きな炊飯器の模型や免税品を展示するブースを設けた(東京都大田区)
「やっぱり日本の . . . 本文を読む
(7/6日経:企業面)
電卓は日本の電子立国を支えた礎石の一つ。1962年に英国で製品化された真空管式が世界初だが、64年にシャープがトランジスタ化に成功して以降、日本勢のお家芸となった。四則演算と数字のキーで操作する電卓に言葉の壁はない。あっという間に世界を制し、その過程で半導体、液晶、太陽電池が育った。
トランジスタの次はICと読んだシャープ創業者の早川徳次社長は、日本初のトランジスタを . . . 本文を読む
(1面)
日立製作所はあらゆる部品から製品の性能向上や故障防止につながるデータを集める技術を開発した。米粒ほどの超小型センサーで金属などの素材に生じる変化を瞬時に検知する。すべての製品を接続する「モノのインターネット化(IoT)」は工場の稼働を監視する用途が実用化している。新技術は部品に生じるわずかな変化をとらえ、自動車のエンジン性能まで改善できる。IoTが身近な製品に入っていくきっかけにな . . . 本文を読む
昨年発売のアナログ式Gショック
カシオ計算機の連結純利益は2015年3月期に8期ぶりの最高となり、今期も前期比25%増の330億円と記録を塗り替える見通しだ。主力の腕時計「Gショック」をデジタルからアナログに切り替えるという、時計の針を逆戻りさせたような戦略が当たった。
過去最高800万個
「アーロンベェー ミンガラバー」(皆さん、こんにちは)
3月にミャンマーのヤンゴンで開いたG . . . 本文を読む
パナソニックは7月から個人向けの中古住宅の仲介事業を始める。中古物件ごとにリフォームの提案を組み合わせて紹介するウェブサイトを立ち上げる。同社の強みであるシステムキッチンや浴室といった住設機器などの情報も提供し、顧客ニーズにきめ細かく対応する。
パナソニックは住宅関連事業で2019年3月期に2兆円の売上高を目標に掲げている。仲介事業への参入で成長のけん引役とするリフォーム事業の強化につなげる . . . 本文を読む
ソニーは30日、公募増資と新株予約権付社債(転換社債=CB)の発行などで最大4400億円を調達すると発表した。26年ぶりの公募増資で長期の資金を確保し、世界首位の画像センサーに集中投資して競争力をさらに引き上げる。ほぼ10年に及んだエレクトロニクス事業のリストラに区切りがついたと判断し、経営の軸足を成長に移そうとしている。
ソニーは公募増資で約3200億円、CBで約1200億円を調達す . . . 本文を読む
〔15.5.09.日経新聞:1面ほか〕
経営再建中のシャープの財務改善策が8日わかった。主力2行に対する優先株発行などで資本を拡充する一方、1200億円以上ある資本金を1億円に減らし、累積損失を一掃する。経営破綻していない大企業が99%以上の大幅な減資をするのは極めて異例だ。税制上の優遇措置を受けながら収益を改善し、他社との資本提携や復配、新たな増資などを模索する。(解説を企業2面に)
14 . . . 本文を読む
〔15.5.09.日経新聞:投資情報2面〕
OKIが8日に発表した2015年3月期連結決算は、純利益が前の期比21%増の330億円だった。20年ぶりに過去最高を更新した。中国でATMが伸びたほか、欧州向けのプリンターも構造改革で採算が改善した。為替差益も業績を押し上げた。
売上高は12%増の5401億円、営業利益は19%増の324億円だった。中国では人手不足で人件費が高騰しており、省人化を急 . . . 本文を読む
〔15.5.08.日経新聞:1面〕
日立製作所は2016年度以降の研究開発費を、15年度見込みより約3割増やし、年5000億円程度にする。日立が世界市場で競争する米ゼネラル・エレクトリック(GE)や独シーメンスに匹敵する規模とし、センサーや人工知能、ロボットに集中投資する。国内主要35社の15年度の研究開発費は、リーマン・ショック前の07年と同水準になる見通し。収益回復を背景に、電機や自動 . . . 本文を読む
〔15.5.08.日経新聞:投資情報2面〕
キーエンスが7日発表した2015年3月期の連結決算は、純利益が前の期比41%増の1210億円だった。決算期変更を調整した年度ベースで3期連続で過去最高を更新した。工場の生産工程の自動化に使われるセンサーや研究開発用の測定機器が国内外で伸びた。収益拡大を受け、年間配当は200円と前の期に比べて140円増やす。
売上高も26%増の3340億円と過去最 . . . 本文を読む
〔15.5.08.日経新聞:投資情報2面〕
ブラザー工業が7日発表した2015年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ2.8倍の539億円と過去最高になった。スマートフォン(スマホ)向けの生産機械の販売が大きく伸びた。プリンター事業なども堅調に推移した。160億円強の保有不動産の売却益も計上。年間配当は6円増やし30円とする。
売上高は15%増の7072億円、営業利益は33%増の575億円 . . . 本文を読む
〔15.4.10.日経新聞:企業2面〕
経営再建に向け資本増強や人員削減を迫られているシャープが、中国で液晶事業のてこ入れに躍起だ。世界のスマートフォン(スマホ)出荷台数の3割を占める中国は中小型液晶の需要大国だが、誤算が重なり思うように食い込めていない。テレビや電子部品事業の縮小を検討するなか、同社の命運を握るのが液晶事業だ。稼げるシナリオを描くことができるか。
9日、深ࢸ . . . 本文を読む
〔15.4.8.日経新聞:投資情報面〕
富士通ゼネラルは2016年3月末に連結ベースの有利子負債をゼロ(前期末は約70億円)にする方針だ。上場以来初めてとなる。エアコン事業の販売増やコスト削減で生み出す利益を原資に負債の返済を急ぐ。支払利息の負担をなくして収益性を高め、主力のエアコン事業を中心とした今後の投資拡大に備える。
今期の営業キャッシュフローは100億円以上の黒字になる見通しだ。 . . . 本文を読む