(日経8/29:企業総合面)
富士通はインドのIT(情報技術)企業で米ナスダック上場のシフィーテクノロジーズと提携する。インドでシフィーのソフト開発拠点を活用。シフィーとともに北米市場を中心に共同で顧客開拓することも検討する。
富士通は提携によってソフト開発を委託する際、シフィーの技術者500人程度を他社より優先して確保できるようになる見通しだ。複数の委託先に分けて開発人員を確保する場合に比 . . . 本文を読む
(日経8/27:企業面)
パナソニックは携帯電話やデジタルカメラに使うリチウムイオン電池を生産する中国北京市の工場を9月に閉鎖する。今月中に生産を終え、従業員1300人を解雇する方針だ。韓国など海外メーカー向けを中心に供給してきたが、韓国勢との価格競争で採算が悪化していた。デジタル家電向けから、競争力が見込める自動車や産業機器向けへシフトを急ぐ。
北京市の工場は子会社の三洋電機グループが全 . . . 本文を読む
(日経8/23:企業面)
シャープが、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業と液晶パネル事業について出資を含めて提携交渉していることが22日、明らかになった。スマートフォン(スマホ)向け中小型パネルを主力とする液晶事業は収益が予想以上に悪化している。経営再建を着実に進めるために官民ファンドの産業革新機構も含めて液晶事業で提携交渉を進めていく方向だ。
シャープと鴻海は共同出資会社が堺工場(堺市)でテレ . . . 本文を読む
(日経8/4:1面)
キヤノンは2018年をめどに国内のデジタルカメラ生産を完全自動化する。約130億円を投じ、基幹工場にロボット生産などを研究・開発する拠点を新設。熟練技術者の高度な技能を自動ラインに置き換えてコストを最大2割削減する。国内の製造業は少子高齢化で労働力の減少が進む。人工知能(AI)やロボットによる生産性向上は航空機や食品製造でも始まった。人手に頼らないモノづくり技術で国際競争力 . . . 本文を読む
(日経8/1:投資情報1面)
TDKが31日に発表した2015年4~6月期連結決算は、純利益が前年同期の2.3倍の130億円に拡大した。村田製作所は73%増の465億円と過去最高を更新した。ともにスマートフォン(スマホ)や自動車向けにコンデンサーや高周波部品など強みを持つ製品が伸びた。ファナックなど一部の企業では中国景気低迷の影響が出るなか、電子部品大手では好調な決算が続いている。
TDKの . . . 本文を読む
(日経8/1:投資情報1面)
キーエンスが31日発表した2015年6月期連結決算(決算期変更に伴い4~6月期の3カ月決算)は純利益が前年同期比30%増の315億円だった。4~6月期としては最高を更新した。主力のファクトリーオートメーション(FA)用センサーが電機や自動車、電子部品業界など幅広い業種で好調だった。円安で輸出採算も改善した。
売上高は21%増の880億円、4~6月期としては最高だ . . . 本文を読む
(日経7/31:総合1面)
ソニーが30日発表した2015年4~6月期の連結決算(米国会計基準)は、最終的なもうけを示す純利益が824億円と前年同期の3.1倍になった。画像センサーとゲーム事業が収益をけん引した。オリンパス株の売却益も利益を押し上げ4~6月期として過去最高になった。エレクトロニクス事業の大規模な構造改革が一巡し、業績回復が鮮明になってきた。(関連記事企業面に)
売上高は前年同 . . . 本文を読む
(日経7/29:企業総合面)
村田製作所の2015年4~6月期の連結営業利益(米国会計基準)は640億円程度と、前年同期に比べ7割強増えたようだ。スマートフォン(スマホ)や自動車向けの電子部品が好調だったのに加えて円安も利益を押し上げた。4~6月期では最高を更新し、すべべての四半期でみても14年10~12月期(719億円)に次ぐ2番目の水準だ。
売上高は28%増の2800億円程度だったとみら . . . 本文を読む
(日経7/29:投資情報面)
東京エレクトロンは28日、2016年3月期の連結純利益が前期比8%減の660億円になりそうだと発表した。従来は10%増の790億円を予想していたが、一転減益となる。パソコン需要の低迷で半導体メーカーが設備投資を抑制し、主力の半導体製造装置の販売が伸び悩む。連結配当性向で50%をメドにしており、年間配当は188円(前期は143円)と従来予想から34円減らす。
売上 . . . 本文を読む
(日経7/29:投資情報面)
ミネベアの2015年4~6月期の連結純利益は前年同期比46%増の100億円前後になったもようだ。第1四半期として2年連続で過去最高を更新した。スマートフォン(スマホ)用の照明部品の販売が伸びた。前年同期の株式売却に伴う特別損失の影響がなくなり、利益を押し上げた。
高価格帯スマホのバックライトでは世界最大のシェアを持つ(ミネベアのスマホ用バックライト)
. . . 本文を読む
(日経7/23:企業面)
日本電産が「触覚デバイス」と呼ぶ小型電子部品を収益源に加える。物に触れているかのような感覚を様々な振動で再現する。22日の都内で開いた決算説明会で永守重信会長兼社長は「これから大量生産に入る」と表明。今秋にも発売が予想される米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone」の新機種向けなどを視野に、将来は数千億円規模の事業にする構えだ。
4月にアップルが発売した腕 . . . 本文を読む
(日経7/22:投資情報面)
安川電機が21日発表した2015年4~6月期連結決算は純利益が前年同期比29%増の57億円となり、4~6月期としては過去最高だった。自動車やスマートフォン(スマホ)需要の増加を背景に、欧米や中国で工場の自動化用ファクトリーオートメーション(FA)機器が伸びた。産業用ロボットも海外で増えた。
売上高は11%増の1010億円だった。特にFA機器は米国の売上高が3割以 . . . 本文を読む
(日経7/19:企業面)
【クアラルンプール=星正道】ソニーは液晶パネルの調達機能を日本からマレーシアに移管した。需要動向や生産・出荷状況を計算し、液晶パネルを最適に調達する新システムを稼働した。液晶パネルの半製品を調達し、自社工場で画質を左右する光学部品を組み立てる取り組みを強化する。調達機能の移管で、半製品の調達比率を2015年度に現状の約5割から8割に高める。
ソニーはグループ最大のテ . . . 本文を読む
(日経7/18:企業総合面)
パナソニックは10月1日付の人事異動で、約500人の社内公募を実施する。社内で必要な人材を募集する制度は他の電機大手なども導入しているが、1回の募集人数としては国内の製造業大手でも異例の規模となる。社員のやる気を引き出すほか、部署間で優秀な人材の獲得競争を促し、組織の活性化につなげる。
挑戦への意欲を引き出し、組織活性化をめざす(4月1日の入社式、大阪府門真市 . . . 本文を読む
(日経7/18:企業面)
【クアラルンプール=星正道】ソニーはほこりや湿気、電圧の変動などに強いテレビを新興国市場向けに開発した。単純な価格競争から脱し、耐久性の高さを打ち出すことで、新興国市場でのブランドイメージを再構築する。2014年度に11年ぶりに黒字化したテレビ事業で、新興国でも量から質への転換を徹底し、安定収益体質の確立を目指す。
リアカバーの穴をなくし、ほこりや虫が侵入しない . . . 本文を読む