吉田沙保里さん引退。

夕方入ってきたニュース。
レスリングの吉田沙保里さんが、現役を引退とのこと。

吉田沙保里“最強女子”の重圧解かれ、笑顔の引退報告「ものすごい喜んでた」こちら

間違いなく日本のスポーツ界を引っ張り続けていたトップアスリートのお一人ですね。
リオで銀メダルだった時に、「主将なのに銀メダルで申し訳ない」と泣きじゃくりながらインタビューに答えていた吉田選手がとても記憶に残っています。
明るいキャラクターで、テレビにも引っ張りだこで。
話術がすごくて、とても頭の回転が速くてサービス精神旺盛な方なんだろうな~っていつも思います。
東京五輪に選手として出場することはなくなったけれど、もういろいろな方面で活躍されることは明らかですね(*^。^*)。
もうすぐにでも、各テレビ局が獲得に走るんじゃないでしょうか。

航平君とは仲良しで、リオの時も航平君は吉田選手のことをすごく気にしていたんですよね。

2017年、元旦の「みらいのつくりかた」で、対談が放送されました。

吉田選手引退記念ということで、見返してみました。

姉さんの話術にやっぱり感動しつつ(*^。^*)。

いろいろなキーワードについて二人語ったのですが、やっぱり私が一番心に残ったのが、「魔物」というキーワード。





「僕は４年前に、周りの人たちも普通にやれば絶対金メダルだろうっていうのがあって、僕も、普通にやれば獲れるだろうというのがあって、いつも通りに調整してたつもりが自分にすごい期待しすぎてたところがあって。」



「練習やりすぎちゃって。オーバーワークで、いつもの自分の動きじゃなかったのが自分では気づかずに。周りは気付いてたみたいなんですけど、でも誰もそれは言えない感じだったんですよ。あいつはあのやり方なんだろうっていう感じで。いざ試合やってみると思うように動かなくて。」

ロンドンの話は、いつまでたってもやっぱり切ない。
五輪に懸けていた若きエース。
いろんなものを背負って、自分を追い込んで追い込んで、苦しかったよね。
世界中から金メダルを期待されるって、そんな精神状態、想像すらできない。
きっと誰も想像できなくて、そして、誰も何も言えなかったのかもしれない。

そんな航平君の気持ち、勝ち続けてきた吉田姉さんはわかるんだよね、きっと。
お互い分かり合えるから、航平君もリオの吉田姉さんの銀メダルのこともさらっと質問できるし。
二人とも、オリンピックの申し子ですよね。

航平君とは東京五輪まで違う道を歩いていくことになった吉田沙保里さんですが、いろいろなところで航平君と関わりながら、お仕事をされていくんじゃないかなあ~と思います。
選手生活、お疲れ様でした。