記者会見動画がアップされました\(^o^)/。
こちら
カッコいい

合宿のインタビュー、いつでも大好き

監督さんみたいになってます(*^。^*)。
ー中国との合同合宿を振り返ってみていかがでしょうか。
「今日で2日目なんですけど、中国はついた初日、移動とかの疲れであんまりやらないのかなと思っていたら、すごいやってて、また改めて、やっぱり人生をかけてるというか、命を懸けて体操やってる人たちだなという風に感じました。」
ー中国選手の練習を見ていて、刺激になった点は?
「いやもう、何をとっても刺激でしかないというか、やっぱり日本選手にはない機械的な動きがすべてに種目においてあるので、刺激を受けることもそうだし、どういう風にやってるんだろうという知りたい部分がかなり沢山あります。」
ー中国の練習法、取り入れていきたいことは?
「僕の場合は、時すでに遅しというか、もうこれからやってもあまり意味がないんじゃないかというか、ジュニアの選手には真似して欲しい練習が沢山あるので、僕はただ見てるだけというか・・。基本的な動きを何回も繰り返すというところは、ジュニアの選手は見て、ちゃんとこれからやって欲しいなと思いました。」
ーこの合宿を通して、内村選手の体操人生にどう生かしていきたいか?
「僕の体操自体には、たぶんあまり・・・生きてこないと思います。正直。でも、今後の日本の体操界の未来を考えた場合は、中国はこういうことをあの時やってた、ということは、下の代にちゃんと伝えていかなくてはいけないと思うので、そういった意味では、かなり・・・かなりというか、相当意味のある合宿だったと思いますね。」
ー特に気になった選手というのはいらっしゃいましたか?
「ゾウ・ジンヤンと、シャオ・ルーテン。この二人は特に・・・。僕たぶん、気付けばこの二人しか見てないんじゃないかなというくらい。やっぱり個人総合の世界チャンピオンだし、かたや平行棒の世界チャンピオンで、たぶん今後誰もできないであろう構成をやっているので、どういう練習をしたらあそこまでいけるんだろうという目で、二人のことは見てますね。」
ー昨日池江選手が白血病を発表しましたが、同じ東京オリンピックを目指す仲間としてどのように感じましたか?
「昨日ここの合宿の食堂で知ったんですけど、テレビを5度見くらいして、それくらい信じられなくて、やっぱり同じ東京オリンピックを目指す一人として何かしてあげたいなという想いはあったんですけど、実際何もすることはたぶんできないと思うので、同じ一アスリートとして、早く治って欲しいなということを願うことしかできないと。
一日でも早く回復して、一緒にオリンピックに出られるように、そこまで回復して欲しいなという想いですね。」
ー倒立バーを使って結構念入りにやっていたと思うのですが、何の動作の確認だったんですか?
「あれは・・・。肩甲骨の動きを、もう少し可動域を広げたいと思っているので、そこの部分のトレーニング。もともと肩は痛めているので、そこをどうやったらあまり傷めずに出来るのか、そこの予防のトレーニングでもあります。」
ーつり輪、ということですか?
「つり輪もそうだし、たぶんほかの種目にも生きてくるんじゃないかという。」
ーその肩甲骨の動き、中国選手はフィンランドのトレーナーとか使ってやってるんですけど、そういった技術とか、取り入れたりとかはしましたか?
「実際何をやってるかというのはあまり見てないんですけど、フィンランドのトレーナーが、背中を筋肉を使うことをかなり意識させてるという風に言っていたので、僕は6年くらい前からそこに気づいてて、そのトレーニングはすでにやっていたので、特に参考にしたっていうのはないんですけど、肩の痛みは慢性的にあるので、それを改善したいなということから、そういうことしてます。」
ー中国の選手が、日本の選手は規律正しくて真面目に練習している、中国の選手は自由だと言っていましたが、どういうところが練習に長けていると?
「目です。練習中の・・・練習している時の目ですね。試合をやってるんじゃないかっていうくらい、1本に懸ける集中力が凄まじいというか。特に、ゾウ・ジンヤン選手は、そこのところが。オンとオフの切り替えがすごくうまいというか。やるときは本当に鬼気迫る表情でやってて、やってないときは結構笑ったりとか表情豊かにやってるんですけど、そこはなかなか真似できるところじゃないなと感じますね。自由にやってるっていう感じは、あまり見てて思わないですね。」
ー中国選手の「機械的」あまりいいイメージではないのですが、そういう意味ではない「機械的」?
「はい。なんていうんでしょ。今のルールにおいて一番点数が出る、機械で採点も始まりますし、そういうことを踏まえると、機械的な中に、ちゃんとしなやかさもあるんですよ。そういうところ、まだ日本人にはないというか。カチッと技を決められるようにしていかなくてはいけないなと」
ージュニアの子たちにもそういうところを見て欲しい?
「はい。僕はもう出来上っちゃってるというか、行くとこまで行っちゃってると思うんで、真似できるものならしてみたいですけど、そういうところじゃないかな。下が見て、どう変えていくか、今後が大事になっていくと思うので、そこは見て感じて欲しいなと思いますね。」
ーそれは東京オリンピックまでの1年半というスパンで変えられるものですか?
「う~ん・・・。そこまで短いとなかなかうまくは変えられないと思うんですけど。全部が全部、中国のようにやる必要はないと思うので、日本のいいところは残しつつ、上手く変えられるところはしっかり変えていかなければいけないと思うので、すべて中国のことを真似て取り入れるというのは日本の良さがなくなっちゃうんじゃないかなと思うので、日本の良さは残して、あとは個人個人が何を感じて、何を取り組むかによって変わってくる部分だと思うので、チームとしてこれをやるというのは、あまりないかなと。」
ゾウ・ジンヤン選手の平行棒について
「ただとりあえず規格外というか、ゾウ・ジンヤンのコーチとかに聞いても、あいつは規格外だからとか、参考にならないとか、いう言葉しか出てこないというか、ああいう選手は二度と作れないと言ってる様な相当な逸材だと思うので、相当な才能を持って生まれてきたというか、それに中国の体操がたぶんあってたんでしょうね。っていう感じはします。確かに見てて、参考にはならないです。すごすぎて。」
ー内村選手が直接中国のコーチに尋ねたのですか?
「いいえ、コーチ、佐藤です。英語が出来るコーチがいて。」
協会さん、ありがとうございますヽ(^。^)ノ。
やっぱり、全文聞けるのがとても嬉しい(*^。^*)。
しかも動画だと、なお細かいニュアンスとか表情とかがわかって嬉しいです(#^^#)。
記事になって言葉が切り取られると、若干受け取り方が変わってくるんですよね。
「ん?航平君、そういう意味で言ったのかな?」って疑問に思うことが、全文読むと解決したりすることがあります。
ま、それも私なりの解釈ですので、わからないですけどね。
代表質問から各局の記者sんの質問に移った途端の「倒立バーでの動き」に関する質問(^^)。
いや~。こういう質問してくださって嬉しい限り。
航平君の動きひとつひとつについて、聞きたくなるんですよね。きっと。
肩甲骨の可動域を広げるトレーニングが、倒立バーを使っての動きとどう関連してるのか難しすぎてわからないけど(・・?。
前に、僧帽筋を痛めて試合に出た時に、つり輪の演技を、いつもと違う筋肉を使ってやったと言っていたことがありましたよね。
同じ動きをするにしても、使う筋肉を変えるトレーニング?みたいなもの?
「機械的」に関しては、以前航平君自身が世界の選手から「あいつはマシーンだ」と言われることに関して、「褒め言葉として受け取っています。」と言っていたので、これは褒め言葉でしょう。
機械のように、いつでもどんな時でも同じ動きがきっちりと出来るということですよね。
表現って難しいですね。
そして、なんといっても今回のツボは、「すごすぎて参考にならない」ですね(*^。^*)。
何年前でしたっけ?お友達が試合会場で、後ろに座った大学生の子が(おそらく体操選手の子)航平君の演技を見てまさにこの言葉を発したのを聞いたんですよね。
もう、最高の褒め言葉だと、それを聞いたときにはキャッキャしちゃいましたが(笑)。
今でも、あの言葉は、私の航平君に関連する語録のベストいくつかには入っています。
もし今、後ろの子がこういうこと言ったら、
「そんなにすごいの?どこがすごいの?どう凄いの?もっと具体的に教えて~~~!」
って話しかけるものすごく怪しいおばさんになります(^-^;。
そして、航平君が直接中国のコーチに話しかけたのか気になる(*^。^*)。
そう!やっぱりそこ気になりますよね!
聞いてくださってありがとうございます!
ひろコーチ、情報収集に駆け回っていたんですね(*^。^*)。
そして、それを航平君に話して、すごく興味深く聞いてくれる航平君の表情を見ながら、「よし!」って思ってらっしゃるだろうなあ~(*^。^*)。
で、話が弾んだんだろうなあ~(*^。^*)。