RUNNING BEAR Ⅱ

くまこの日記です。コメントは承認制とさせていただきます。

人生を変える一手。

2016-12-30 20:02:47 | 航平君
12月8日の記事ですが、この記事に触れないまま、今年を終えるわけにはいかない(^^)。



体操・内村航平に聞く 「だから、僕はプロになる」 こちら

バッキュ~~~ンな航平語録がいっぱい詰まった、このWEBと新聞の連動記事。

新聞の見出しにもなっている、「人生を変える一手」という表現がとっても好き
航平君の体操人生の上で、プロ化というのは一種の戦略。
勝負に出た一手、ということですね。

『競技力を維持してこそのプロ。』

『一人でやってこそプロであり、成功するか失敗するかわからないことを成功させるのがプロ。』

誰も歩んだことのない体操のプロ、という道を進むのには、とても大きな決断だったと思います。
当然不安もあるし、どうなるかなんて誰にもわからない。
あの例の漫画のように、悩む航平君に声をかけたのは、もう一人の航平君かもしれない。

結果を残してこそだろ。一人でやってこそだろ。そして、成功させるのがプロだ。甘いこと言ってるんじゃねえ~。
くっそ。わかってるよ。←妄想の世界(笑)。
それを支えるのは、8年のキャリア。
自分を信じて、自分の練習を信じて前に進む。


WEB記事の、日付が変わるころ自宅に戻り、朝方までリオの試合の録画を見続けたエピソードは、バッキュンだった
とってもとっても疲れていただろうに。そうなんだ。ああ。バッキュン。

そして、超拡大級のバッキュン

「実は、リオが終わった直後は来年は1年間、オールラウンダーとしては休養しようかと考えた。でも月日がたつにつれ、ここまで6種目できてこそ体操と言ってきて、急にスペシャリストに転じるのは自分自身が許さないだろうなと気が変わった。ちゃんと一本筋の通った演技を6種目でつくって、オールラウンダーとして勝負していく。結果として代表選考会で負けるのなら、そのときはスペシャリストで生きる道を探ればいい」

航平君はこれからどういう戦い方をするんだろう。
オールラウンダーはやらないと言っても、全日、N杯と、出場すれば権利を勝ち取るわけで。
その場合はその権利を放棄するの?
でも、リオで胸キュンだった、「種目別決勝は、自分で勝ち取った権利。棄権するのはどうなんだろう。」というあの航平君の言葉からすると、それはあり得ない気がして。

そんな疑問でいっぱいだった私の心のもやもやを、一気に払拭するこの言葉(#^.^#)。

自分自身がそれは許さない。
1本筋の通った演技を6種目で作って、オールラウンダーで勝負していく。


この記事のことをお友達に教えてもらったとき、やった~~~!って、ガッツポーズ作りましたもん(笑)。小さく、小刻みに(笑)。

そして、「負けることは怖くない」というこれまた胸キュンワード

この言葉は、言い換えると、「勝負することは怖くない。」ということだと私は思っていて。
結果でしか示せないこともある、と言っていた航平君ですので、勝つことは必須条件だと思ってると思います。
ただ、そこに執着心はなく、あくまで挑戦者。そして、試合をするのが好き、という体操少年の心。
試合に行くまで、考えて考えて、考え抜いて練習をして、勝てる構成を組んでいるはずなので、そして、それを実施するための練習も重ねているはずなので、あとはそれを試合で出すだけ。
「勝ち方は知っている」キングですからね(#^.^#)。


アシックスさんが航平君のスポンサーになってくださいました。
シューズで有名なメーカーだけに、シューズを競技で使わない体操選手のスポンサーになることに関して、社内で異論もあったとか。
でも、大丈夫(^^)。
これから、フィットネスアパレルのほうも力を入れられるということなので、航平君がアシックスさんのジャージなど、フィットネスファッションを、存分にアピールしてくれますから(#^.^#)。
航平君は、世界一、ジャージを素敵に着こなせるアスリート。どんなデザインでも、どんな色でも、まるでスーツのように気品よく、素敵に着こなせます。
そして、ジャージは試合での胸キュンの大切なアイテム
試合が進むにつれて、戦闘のあかしであるタンマで白くなっていき、鉄棒の前は、最高潮に集中しきった素敵なキングの肩にかかります。
そして、そのジャージを肩から外す時が、go!の瞬間
アシックスさんのジャージは、勝利へのゴーサインになるわけです!
ああ、どんなユニフォームで春に登場してくるんでしょうね!
とっても、とっても、楽しみです


さて、今日は12月30日。
今年も残すところ明日のみとなりました。
リオ五輪イヤーが終わろうとしています。

今年もたくさんの方に読んでいただきまして、ありがとうございました。
たくさん、メッセージやコメントをいただきまして、ありがとうございました。
なかなか更新できない時も多く、やりたいレポも結局できずに終わってしまいましたが、来年も変わらず自分の思いを書き続けたいと思います。

また来年も、キングにたくさん胸キュンいただきながら、いっぱいいっぱい航平君を応援していきます(#^.^#)。

良いお年をお迎えください






帰国会見を見て思ったこと。

2016-12-30 17:11:47 | オリンピック
私は東京五輪に甘えすぎていたのかもしれない。

航平君の帰国の記者会見を見て、心がずしっと重くなった。

アスリートを応援するうえで、一番怖いのは、「引退」という二文字。
航平君を応援し始めたロンドン五輪の前も、もしかしたら航平君はロンドンで金メダルをたくさんとったら引退をするのではないか、そんな不安な思いがいつも心の片隅にあった。
だけど、今回は大丈夫。
航平君は絶対に東京を目指すと言ってくれている。今のように6種目はやらないかもしれないけれど、十分に航平君の体操で魅了してくれるに違いない。
大きなけがさえなければ、絶対に航平君は言ったことを実行してくれるはず。だって、いつもそうだったから。

私は、東京五輪に安心しきっていた。

帰国の記者会見。
あの、並び順も、私の心にショックを与えるのに大きな役割を担っていたかも。
最初の白井君と、2番目の加藤君。
疲れているんだろうけど、心はもう、次の五輪へ向かっていた。
リオで見つけた課題を、明日からでも練習でこなしていきたい、そんな思いが伝わってくるような、そんな二人の言葉。
航平君が、二人に伝えたかったことは、確実に伝わったんだなと、言葉ではなく、練習で、そして、試合の中で、背中を見せ続けたんだなと、そう強く思わされる二人の言葉。

そして、航平君。

「東京で、僕がチームを引っ張ることはない。」

この言葉が、金づちのように、私の頭を叩き付けた。
この言葉だけが、何度も頭の中で繰り返された。
前の二人と対照的過ぎて、胸が苦しくなった。

NHKスペシャルの最初の仮タイトルが、~内村航平最後の挑戦~だった。
私はこれに、ちょっとかみついた。
最後じゃないし。航平君自身が、東京までやるって言ってるし。
なんで最後なの?どういう意味?
ちょっと過敏になる言葉であるがゆえに、しつこいほどここにこだわった。
でも、その後タイトルは変更されて、「最後」という言葉はなくなった。
だけど、今、全部終わってみて、あのタイトルは正しかったのかもしれない・・・と思ったりもする。

ロンドンが終わった4年前、演技の上でも精神的にも、日本チームを自分が引っ張っていかなくてはいけないと、航平君は動き始めた。
なぜロンドンで勝てなかったか、なぜ、チームを支えきれなかったのか。
いっぱいいっぱい考えた航平君は、団体戦がないベルギーの世選からすでに、「チーム内村」を始動させた。
一人一人に、自分がチームに必要な人間だということを植え付けていく。
そして、振り返らずに走り抜けたロンドンのようではなく、何度も振り返り、見えなくなりそうな選手がいれば、後ろに回って後ろから支え、みんなの心が1直線状に乗るまで、忍耐強く待ち続けた。

そんな4年間を航平君は作り上げて、リオに向かった。

そして、「東京で僕が引っ張ることはない」という言葉。うん。やっぱり、リオは、エースとして、キャプテンとして臨む最後の五輪への挑戦だったのかもしれない。

何度も見た帰国後のNHKスペシャル。
カメラを背に去っていく航平君が番組の最後。
「僕は僕の道を行く。」
記者会見での航平君の言葉が重なる。
ああ、やめて。かっこよすぎる。




                    


これは、リオからの帰国記者会見の後、私が書いた記事。
相当落ち込んでました(笑)。
2つの金メダルを獲って、凱旋帰国したにも関わらず、なんだかとてもさみしい気持ちでいっぱいになった。
まさかこの後、疲れてるにもかかわらず、日付が変わるころから朝方まで、試合の録画を見続けたという胸キュンエピソードが控えているとも知らずに。
あまりにネガティブな記事なので、アップしないでいたんだけど・・(笑)。

12月1日、「プロになるってどういうことか教えてやるぜ」インスタ(勝手に名づけた(笑))から始まって、航平君の口から語られるプロへの想いは、もう、ハートつかまれることばかりで。
ロンドンからの4年間で、みんなの気持ちが一つになって、団体金メダルを獲得し、航平君は、もう、キャプテンとしてそのチームを引っ張ることはなく、でも、そのチームの一員として東京での金メダル獲得を目指してチームに貢献するのだと思っていた。
でも、航平君は、自分をもう一つ上のステージに放り込んだ。
またもう一つ自分が前に出て、東京までの4年間、今度はチームを、ではなく、体操界を、また引っ張るのね。
それは、リオの時よりももっと壮大で、もっと難しい使命。
ロンドンからリオまでの4年間も、壮絶で密度の濃い4年間だったけど、また違った意味で過酷で充実した4年間を見せてもらえるんだ。
そんなこんなで、この記事を読み返したとき、「やだ~。こんなこと考えてたんだ~」って、笑えるようになったので、ちょっと書いてみました(^^)。

栄光のその先へ。

2016-12-28 20:47:32 | 航平君
体操男子“絶対王者”内村航平はなぜ負けないのか… 書籍『栄光のその先へ 内村航平語録―8年無敗の軌跡』~メッセージと写真で紐解く38連勝のヒストリー~

ああ!夢がどんどん叶っていく(*^。^*)。

嬉しくて、嬉しくて

「内村航平 栄光のその先へ~内村航平語録 8年無敗の軌跡~」こちら

19歳で初出場した2008年の北京オリンピックで銀メダルを手にし、全世界の注目を集めた内村選手。その後、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロと、これまでに日本代表として3度オリンピックに出場し、個人総合2連覇を含む7つのメダル(金3、銀4)、世界体操競技選手権の個人総合では、世界最多の6連覇を含む19個のメダル(金10、銀5、銅4)を獲得してきました。また、今年12月からは、日本体操界初のプロ選手に転向。日本体操界のさらなる発展のため、歩みを進めようとしています。

 彼をそこまで体操に駆り立てるものは何なのか? 彼の体操への思いとは―。本書では、2008年から2016年までの8年間、彼が残してきた言葉の数々を写真とともに収録。前半は彼の印象的な言葉を、後半は「内村航平クロニクル」と題し、個人総合優勝38連勝を続けるなかでの成長や変化を年代順に追い、読み解きます。

多くの人たちを魅了してきた彼の美しい演技はもちろん、あどけない表情などを捉えた写真も多数掲載。クールで無邪気な言動のなかにも感じられる、体操に賭ける一途な思いとその背景を、じっくりとご覧ください。



素晴らしい

来年1月25日発売
待ち遠しいなあ~
わくわくすること沢山(*^。^*)。

航平君の言葉は、ほんといつでも大好き
飾らないし、ぶれないし、力強い


昨日のテレビを見ていても思ったんだけど、リオの個人総合の戦いは、試合そのものが壮絶すぎて、その印象が強すぎて、表彰台の記憶があまりないんだけど、ロンドンは、表彰台での航平君がものすごく記憶に強く残っている。
「重たいし、一番輝いています。今も夢みたいで信じられない。」
この写真と、この言葉だけで、ロンドンの苦しさ、切なさ、金メダルの重さ、そんなものが一気に胸に押し寄せてきます。

こういう一コマがいっぱい詰まった本なのよね?

オールカラー!
176頁!!
2冊買う(笑)?

ああ~~!!!
やっぱり嬉しすぎる~~~~~\(^o^)/


勝ち方を知っている。

2016-12-28 16:39:03 | 航平君
昨夜の、「スポーツ天国と地獄」、航平君の個人総合の戦いの予想通りのことでしたね(*^。^*)。

演技中にぎっくり腰になって、それでも着地を止めた航平君。

ぎっくり腰になった後、オレグ選手の点が出て、金メダル獲得が決まった瞬間は、渾身の雄叫びとガッツポーズ。



すごいアドレナリンが出たんだろうな(^^)。

しかし、翌日靴下も自分ではけなかったという航平君、種目別の床に出場したのは、やっぱり考えられないほどすごいこと。
「自分で勝ち取った権利なので」という言い方が、とっても好きだったな(*^。^*)。
ケンケンと、オリンピックで一緒に種目別に出るという貴重な機会を、逃したくなかった航平君。
気持ちだけでは、どうにもならないでしょ、って思うけど、どうにかしてしまうほど強い気持ちの持ち主です。

そして、試合中は点数を見ないというエピソード。

「僕はもう、勝ち方を知っているので。
こういう風にやれば絶対勝てるというものがあるので。」


勝ち続けてきた王者の重みのある言葉








自分に集中するキングは、、本当に素敵


新聞記事。

2016-12-27 17:27:30 | 航平君
今朝の地元紙。



具志堅先生は、ずっとこのシリーズでつり輪の強化のことを語っておられます。
つり輪の強化、具志堅先生と言えば、「栄光への架け橋、再び」を思い出します(^^)。
北京五輪の前、つり輪のDを上げろという指令に、必死に取り組む航平君。
難度を上げるもうまくいかず。
そのあと、日体大に戻って、ホワイトボードに難度を書き込んで、再び取り組む航平君が大好きだった~(*^。^*)。
ほとんど言葉は発していないんだけど、航平君の気持ちの変化がすごく読み取れて、もう、胸キュンだった
いやあ、言葉がないからこそ、胸キュンなのかも(笑)。







そっかあ~。6種目で3点も下がるんだ。
きっと、キングの頭の中は、新しい構成のことでいっぱいなんだろうな~

そして、具志堅先生も、例の会見のことを述べておられますね。
私はまあ、あの会見はちょっと言いたいことはあるんだけど、ただ一つまちがいないことは、あの時の航平君の表情が、超絶かっこよかったこと。
それだけは間違いない。





手が・・・

試合後の記者会見は、やっぱりいつでも素敵(*^。^*)。


ついでに、もう一つ、地元紙記事を。



先日のアシックス会見の記事。
最近、この佐藤さんという方が体操の記事を書かれます。
鈴木さんは、交代しちゃったのかな。