RUNNING BEAR Ⅱ

くまこの日記です。コメントは承認制とさせていただきます。

ビッグスポーツ賞表彰式♪

2014-02-28 17:48:43 | レポ
今日はとても暖かくて、コートがいらないくらいでした。
2月も今日で終わり。
明日からは3月ですね。

3月に入ると、寒くてもダウンはちょっと・・・という感じになり、スプリングコートが着たくなりますね(^^)。
確実に春は近づいていますが、まだまだ寒くなるときはありそうで、暖かくなってからの寒さは体に堪えそうです。
どうか、体調に気を付けましょう。

花粉症の方は、もう、そろそろ発症してるのかな?
あれも辛いですね。私はアレルギー持ちですが、なぜか春の花粉は何ともないんですよね~不思議。

さて、今年に入って、航平君の登場は非常に少ないんですが、その少ない中の一つ、『ビッグスポーツ賞授賞式』のレポをしようと思って、なかなかできませんでした。

今さら!?ですよね(^^;
しかしまあ、自分の一応記録でもあるので、書いておこうと思います(^^)。


ナレ「世界選手権で優勝し、さらに前人未到の成績を残した方々に贈られる、『ビッグスポーツ賞』」

「それでは受賞者の発表です。舞台後方にご注目ください。」



ムムッ!!これは・・・!誰だ!!


「体操世界選手権、個人総合4連覇、前人未到の偉業を達成した内村航平。」


航平君だ


やっぱり、照れてる(*^-^*)


カメラ目線で笑顔


貫録です

「種目別において平行棒で金メダル、ゆかと鉄棒で銅メダル。」



「日本のみならず、世界中に感動を与えました。」







「内村航平殿。おめでとうございます。」
短すぎて、びっくり(笑)。


瀬戸君が頂いてる間、貫録の立ち姿(*^-^*)

航平君って、こういう時、本当に動かないんですよね。
手に持った写真入りの楯も、「ココがベストポジションかな。」という所を最初に探ったら、その後は動かさないですね。
私が、最初にそれを強く思ったのが、ロンドン五輪の後の、コナミの報告会、会員限定イベントの時。
コナミの選手4人が、壇上でずっと椅子に座っていましたが、他の人が話してる間、「航平くん、人形じゃないよね?」というくらい動かずにずっと真正面を見つめていました。
こう、そわそわしたり、もじもじしたりしないんですよね~。
私はあの時、そんなに前の方ではなかったですが、視線上の席だったので、なんだか見られてるような気がして、ほんと緊張しましたわ。(←大いなる勘違い^^;)
まさに、王者の貫録です

「それでは、ご挨拶をお願いいたします。」



「え~。今回はこのような賞をいただき、ありがとうございます。」



「毎年こういった賞を頂けて、毎年がんばろうという気持ちになるので、」





「これからもこの賞を頂けるように、頑張ろうと思います。」



特別賞で、亀山さん。


上着を脱いで、披露しましたね(^^)。

白井君は、「ROAD TO 2020 奨励賞」を受賞。


やはり白井君はひねらなきゃね(^^)。

2020年に活躍するであろう、若者3人が、メダリストたちに質問!のコーナー
ここで、松岡さんご登場です!

航平君に質問したのは、テコンドーの濱田さん。



「試合の時は緊張しないのですが、こういう場で緊張するんですが、どうされてますか。」





「別に取材の時はいいんじゃないですか?」と松岡さんがおっしゃって、この笑顔(^^)。

松岡さん、航平君と身長差がかなりあるので、少しがに股でかがみ気味に。この方、気配りの方ですよね~。



「取材の時ですか?え~。そうですね。」



「僕はあんまり試合も、取材も、こういう場も緊張しないんですけど~」



「まあ、何なんですかね~。あまり、ねえ。」
ねえ、って言われても(*^-^*)

「わかんないです!」

松岡「濱田さんも、銀メダルまで行って、あと一つ上に登りたいと思ってる、何が必要になってきますかね。」

「やっぱり、金メダル取りたいと思う気持ちが、一番自分を突き動かす力だと思うんで、やっぱり取りたいと思う気持ちだと思います。」



ここまで~。

長~い表彰式でしたが、ずっと表彰式でしたね。
でも、毎年、この場にいられるということは、やはりアスリートにとって、名誉なことですね。
しかも、航平君は、一番最初に出てくる人だったわけですから。
来年も、この表彰式に呼んでいただけるといいですね。
そして、またこうやって、放送していただけますように(^^)。


拍手コメント、ありがとうございます!
y.oさん、早く、新しいキングに会いたいですよね(^^)。
試合モードの凛々しいキング、取材モードの一笑い獲得キング、どちらも楽しみです(笑)。


じゃんけん♪

2014-02-26 18:40:21 | レポ
今朝のめざましテレビ、平野君が生出演でした(^^)。

そして、生じゃんけんコーナーにご登場





いや~可愛いなあ(^^)。
しっかりじゃんけんもテンション低くできました(笑)。
平野君はそのままとくだねにも登場していましたが、航平君との共通点をまたまた発見

平野君も寒がりだそうです(^^)。

ま、航平君が直接「僕は寒がりです」と言ってるところは聞いたことが無いような気がしますが、試合会場が寒いということをとても気にするような気がするので、
勝手に寒がりだと決めていますが(笑)。

もうこうなってくると、あの、航平君の生じゃんけんももう一度見たくなりますね(^^)。

久しぶりに見て、もう、笑いっぱなしです
いいなあ~こういうキング、大好きです(^^)。


メダリストたちの登場です~。


そして、提供の間は、一笑い取りに行きます(笑)。







まだやるぞ(^^)。


そして、トークに入ると、凛々しく金メダリストの顔になります(*^-^*)
首にかけられた4つのメダル。
当たり前のように見ていますが、一つのメダルを獲るのも、とても大変なことですよね。


そして、最後にめざましじゃんけん。

「めざましじゃんけん、じゃんけん」


「ぽん!」


「僕はチョキを出しましたので、グーを出した人が勝ちですよ。」
若干、眼が泳ぐ(笑)。相変わらずキングにちょっかいを掛けれる唯一の後輩、加藤君(^^)。


最後に満面の笑みで

やっぱり、航平君を見てるのが一番癒されて、一番ワクワクします(^^)。
早く、4月にな~れ!




終わりましたね。

2014-02-24 17:53:39 | オリンピック
終わりましたね、ソチオリンピック。

フィギュア観戦が好きな私は、とても楽しみにしていた五輪でした。

しかし、五輪はやはりいろいろなドラマがあって、今回のソチも色々感動をもらいました。

ジャンプの葛西さんや、ジャンプ団体戦には、もう本当に元気をいっぱいもらいました。
ノルディックの渡部選手も、はっきりした物言いがすごくさわやかでした。
男子フィギュア界に革命をもたらした羽生君の金メダル。

メダルには届かなかったけど、大ちゃんや沙羅ちゃん、愛子さんの五輪までの道のりを考えると、拍手をいっぱい送りたい気持ちです。

そして、思いがけずプチときめきをいただけた平野君(笑)。
これは最大の今回の五輪の誤算だったかな(笑)。
まさかここで航平君の面影を追えるとは、夢にも思っていませんでした。
平野君、ありがとう(笑)。

ほかにも、それぞれの選手にそれぞれのドラマがあって、本当にお疲れ様でした、ありがとうございました、という気持ちです。

そして、やはり、今回の五輪でなんといってもいまだに頭から離れないのが真央ちゃんですね。

真央ちゃんのラストダンスが、こんなに衝撃的なものになろうとは、予想すらできなかったです。

まだ、何回もラフマニノフのフリーを見てしまいますが、ラフマニノフのピアノ協奏曲、私はどちらかというと3楽章のほうが好きでした。
1楽章は、ちょっと重たくて、3楽章のほうがもっと未来への昂揚感、みたいなのが出てるんですよね。
3楽章は伊藤みどりさんが使いましたね。

しかし、今では1楽章しかないでしょ!って感じです(笑)。

特に今好きなのは、3サルコーが決まって、曲がだんだんテンポアップしていき、旋律がだんだん上がっていく、3連続ジャンプが決まって、剣を刺すような振り付けの後、最後のループジャンプを跳ぶ。跳んだあと、右手をぐっと差し出す、この流れがとっても好きで。
真央ちゃん、最高に男前で(*^-^*)

演技構成点とかあるけれど、この時の演技はもう演技でなく、SPでどん底を味わった真央ちゃんが、フリーで力強く闘っていく、もう滑っていることそのものが表現のようで。




朝日新聞さんのHPで、こんな素敵なサイトが出来ています。

もうご覧になったでしょうか。

浅田真央ラストダンスこちら

これは、スマホとかでうまく見られるんでしょうか?パソコンで見ないと無理なのかな?
じっくり読むと、真央ちゃんのこれまでが凝縮されていて、本当にすごいスケーターだなということがわかります。

航平君、五輪は見たのかな。
時差がちょっときつかったので、毎回は見られなかったと思うけど(合宿中の時もあったし)、真央ちゃんのフリーは見ていたような気がします。なんとなく。
真央ちゃんのあの時の気持ちがわかるのは、航平君くらいじゃないでしょうか。
そこからどう立ち直るか、立ち直ってほしい、そんな気持ちで応援していたかもしれないですね。

しかし、航平君自身、4月には闘いの場が待っています。
世界の強敵が、「打倒内村」を目指して、東京に集結します。

改めて五輪のすごさを思い知り、リオへの想いを強くしているかもしれないですね。

加藤君も、ぐいぐい系のつぶやきしてますしね~(笑)。

ロンドン五輪金メダリスト、世界選手権4連覇中の世界の体操キング、「内村航平」選手が出場するW杯東京大会。
4月5日、東京体育館で開催です。

金メダリストの演技が、世界の有力選手が、日本で闘うのを見ることが出来る貴重な大会。

ぜひ、観戦してみてはいかがでしょうか。

チケットは、今週末から一般販売開始です。
今なら、チケGYMで、先行販売中です!!

・・宣伝してみました(笑)。
だって、遠藤先生が、なぜフィギュアの試合のチケットの値段を呟くんだろうと思ったら、地味~にW杯の宣伝しておられるんですもん(^^;


ええ。あのお値段で、メダリストの演技が見られるのは、大変ありがたいです。
しかし、もう少し宣伝しないと、知らない人が多いかもしれないですね。
ここは、やはり、キングにご登場いただいて、FBにインタビューとかたくさん掲載した方がいいと思います(願望)。

W杯東京大会、すっごく楽しみにしています。
テレビ放送も、全国区でありますように

拍手コメントありがとうございます(^^)/
Nぽんさん、ほんと、ソチを見ていると、ロンドンの航平君を思い出しますね。
そして、リオがとっても楽しみです(^^)。
その前に、4月のW杯で、また航平君の美しい体操が見られることが、とっても嬉しいですね(^^)。


内村交響曲♪

2014-02-22 21:16:28 | 航平君
とても興味深い記事と動画を教えていただきました。

航平君の鉄棒に、体育大学の音楽教授の方が、曲をつけたという記事と動画です。

例によって、英語は私はさっぱりなので、訳していただいたものをご紹介させていただきますね(^^)。

Gymnastics coachingこちら

Uchimura Symphony (内村交響曲)

Olympic gold medalist and four-time World champion Kohei Uchimura (JPN) is one of the most “rhythmical” gymnasts music professor Lasse Nettum has ever seen. In order to demonstrate what happens when a piece of music corresponds well with a gymnast’s natural movement, Nettum composed this original piece to accompany Uchimura’s horizontal bar routine from the 2011 World Championships. The video was presented as part of an artistry and music workshop at the Artistic World Championships in Antwerp (BEL) last fall.

五輪金メダリストで4度の世界選手権チャンピオンである内村航平(日本)は音楽教授であるLasse Nettum氏が今まで見た中で最も「リズミカル」な体操選手の一人である。いっぺんの曲が体操選手の自然な動きにピッタリ調和した時に何が起こるかを実証するために、Nettum氏は2011年世選の内村の鉄棒の演技に添えたオリジナル曲を作曲した。そのビデオは、昨秋のアントワープ(ベルギー)で開催された(体操)世界選手権における芸術性と音楽のワークショップ(学術会議・研究発表)の一部として提示された。



そして、FIGの記事です。

WE ARE GYMNASTICS!こちら

Presenting Kohei Uchimura's Horizontal Bar "Symphony"
内村航平の鉄棒交響曲を進呈

During the course of his long and immensely successful career, four-time World champion Kohei Uchimura (JPN) has been called many things.
Some of his international rivals quietly refer to him as Superman. To others, he is -- just maybe -- the best gymnast ever to tumble across a mat.

4度の世界チャンピオンとなった内村航平(日本)は、彼の長期間かつ顕著な成功のキャリアの過程で、様々な呼び方をされてきた。 海外のライバル達の中にはひそかに彼を「スーパーマン」と呼ぶ者もいる。他の人々にとっては、彼はもしかすると(マットを横切って宙返りをする)史上最高の体操選手だ。

But to Lasse Nettum, a music expert at the Norwegian College of Sports Science, Uchimura is something else entirely. "He's rhythmical," says Nettum, who composed a piece of music to accompany Uchimura's Horizontal Bar routine from event finals at the 2011 World Championships in Tokyo. The video, dubbed "Uchimura's High Bar Symphony," was presented as part of an artistry and music workshop at the Artistic World Championships in Antwerp (BEL) last fall.
しかしノルウェースポーツ科学大学の音楽専門家(音楽教授)であるLasse Nettum氏にとっては内村は何か全くの別次元のようだ。 「彼はリズミカルだ」と、2011年の世界選手権東京大会の、内村の(種目別)鉄棒決勝の演技にのせた曲(演技の伴奏曲)を作曲したNettum氏は言った。 「内村の鉄棒交響曲」が収録されたビデオは、昨秋にアントワープ(ベルギー)で開催された世界選手権における芸術性と音楽のワークショップ(学術会議・研究発表)の一環として提示された。

The point of the exercise was to demonstrate what happens when a piece of music corresponds well with a gymnast's natural movement. Nettum's aim was to inspire women's coaches and choreographers to develop more artistic routines for Floor Exercise, using the gymnast's way of moving as a guide for choosing music.
ポイントは一編の曲が体操選手の自然な動きにピッタリと調和した時に何が起こるかを実証することだった。Nettum氏の目的は、体操選手の動き方を選曲におけるガイド(指針)として利用することによって、女子のコーチや振付師がより芸術的なゆかの演技を開発するようにさせることであった。

Looking at Horizontal Bar, however, Nettum found an irresistible example of pure movement. Uchimura's swing happens to have "a steady interval between movement accents," Nettum says, corresponding with a 3/4 time signature, the same as a waltz). To put it plainly, a person can count to three between every major change in movement in Uchimura’s routine.
しかし鉄棒の演技を見て、Nettum氏は非常に魅力的な一例を発見した。内村のスイングはたまたま「動きのアクセント間で一定の間隔」を保っていて、ワルツと同じ3/4拍子に調和したという。簡単に言うと、内村の演技における動きの主な変化毎に、3つカウントを数えることが出来るということだ。

"I have checked out 220 high bar routines from the past 20 years, and Uchimura's is the only one you can put 'regular' music to following the musical 'rules,'" Nettum says. "The interesting thing for me is how a coach and a gymnast can create such a harmonic exercise without music."
「私は過去20年の220例の鉄棒の演技を調べあげたが、内村の演技だけが唯一音楽の規則(rule)に則り、標準の(regular)音楽をのせることが出来た」とNettum氏は言った。「興味深いのは、コーチと体操選手が、どうやって音楽無しにどうやってそのような調和的な演技を作り上げることができたのか、である。」

The music, composed by Nettum, was directly inspired by Uchimura's routine. "I looked at it three times and the music just came to me," Nettum says. "I want to donate the symphony to FIG in the hope that it will inspire coaches around the world to think of rhythm and harmony when they are creating exercises."
Nettum氏が作曲したその曲は、内村の演技からダイレクトにアイデアを得たものだ。「3回(演技を)見た。そうしたら、曲が浮かんできた」とNerrum氏は言う。 「私は、世界中のコーチが演技を創作するにあたり、リズムとハーモニーを考えに入れるようにさせることを期待して、この交響曲(シンフォニー)をFIGに寄贈したい」


とてもとても興味深い記事ですね。
航平君の演技はとても美しくて、とても音楽的だということはいつも感じていましたが、まさかの鉄棒が3拍子!

う~ん。すごいなあ~。
確かにそうです。

3拍子と言っても、私の印象としては、「ウン、チャッチャ」という均等な3拍子でなくて、「ンチャ、ッチャ」という頭にかなり強いアクセントをもってきて、2拍目がちょっと長くなるような3拍子。
イメージとしては、ヨハン・シェトラウスの、ウィンナーワルツ、のようなイメージですね。

そうか。航平君の鉄棒は、ヨハン・シェトラウスだったんだ(笑)。

先日、動画が出回った航平君の3連続離れ業。
あれを見た時に思ったのが、遠くで見ているとまるでただ3回車輪をしているだけのようなそんななめらかで、スムーズな離れ業の連続だったんですよね。
車輪のリズムが3拍子のリズムなので、航平君は離れ業が入ったとしても、そのテンポを崩すことなく3拍子を刻んでいる。
たいてい、コールマンなどはバーをつかみに行くので、3拍子より早くなりますね。
離れ業でなくても、航平君は確かに一定のリズムをずっと刻んでいますね。

しかも、同じテンポではなく、若干早くなったり、ちょっと引っ張ったり、でも、それが3拍子のリズムの中で行われている。
だからこそ、曲が付くんですね。

この教授の方は、どうやって音楽なしにこれほどリズミカルな演技をすることが出来るか、ということに非常に興味を持っておられるようですが、これは、こうしようと思って作っているものではなくて、航平君の感性ですね。

鉄棒以外のものを見てもわかりますが、どの種目にも航平君の演技にはテンポとリズムがある。
だから、見ていてとても心地よいんですね。

どうか、6種目すべてに曲をつけていただいて、聞かせていただきたいなあ~

しかし、この動画、途中まで「すごいなあ~」と感嘆しながら見ていたんですが、途中で、「これ、フィニッシュはどうなるんだろう。」ととても興味深かったんです。

私のイメージとしては、着地、ガッツポーズと同時に曲が終わるのかな?と思ったのですが、しっかりガッツポーズから、ズボンの横をポンとたたいて、両手をポンとたたくところまで曲になっていて、そこ、ちょっと「クスッ」としてしまいました(^^)。
そしたら、ご紹介してくださった部員さんも同じことを思ったみたいで(^^)。

そうですよね。航平君の演技は、手を挙げて挨拶して、鉄棒を見つめ、鉄棒に近寄っていくところから始まりますからね。
それも含めて航平君の芸術。
さすがは教授さん。ちゃ~んとわかってらっしゃいますよね

こんなリズミカルな航平君の演技が見られるのも、あと1か月ちょっとですね(^^)。
試合観戦なさる方は、本日からチケGYMで先行販売開始ですね。
いよいよだなあ~って、嬉しくなっちゃいます(*^-^*)






真央ちゃんは勝った。

2014-02-21 08:28:18 | 航平君記事
一昨日のブログに、

「最後に真央は勝つ」

という地元新聞の記事見出しを書きました。

この方が、あの有名な「愛は勝つ」の歌を意識して書かれたものなのかはわかりませんが、勝手に替え歌にして歌っていました(^^)。

真央勝つ、ではなくて、真央勝つ。

本当にその通りになりました。
真央ちゃんが試合に勝ったのではないけれど、真央ちゃんは勝ったのです。

ある意味、金メダルをかけた戦いよりもむつかしいメンタルを要求される局面で、真央ちゃんは自分に勝ったのです。

ラフマニノフを選んだ理由として、真央ちゃんは「苦しいときに曲が背中を押してくれると思ったから。」と言っていました。

真央ちゃんの華麗な演技からすると、ちょっと重たいのではないかという印象があるラフマニノフ。
しかし、曲がかかった瞬間に、真央ちゃんは闘う顔になり、ピアノの低音が、真央ちゃんの背中を押します。

そして、3Aの成功。

ストリングス系の音がピアノに加わって、ますます真央ちゃんの背中を押します。

次々と決めるジャンプ。

途中からは、真央ちゃんの演技が、音楽を奏で始めます。
もう、音楽の後押しは必要ありません。
真央ちゃんとラフマニノフとの共演です。

音楽が真央ちゃんのステップを盛り上げ、真央ちゃんが滑ることによって楽曲がより素晴らしいものになる。

ラフマニノフの演目は、女子フィギュア界で、間違いなく名プログラムになると思います。

「オリンピックの魔物」という言葉がよく使われて、「魔物は会場にいるのではなく、個人の心に芽生えてくるもの」という解釈もあります。
まあ、本当に魔物がいるわけではありませんので、それぞれの解釈で良いと思いますが、私の解釈は、やはりオリンピックの魔物は一人しかいなくて、一番魅力のあるアスリートに憑りつくんじゃないのかな~と思うの。
魔物は、やきもち焼きで、その選手に皆が魅了されるのが悔しいのです。

ロンドンは航平君で、ソチは真央ちゃんだった。

ロンドンで航平君は、「なぜ失敗したかわからない」と言い、真央ちゃんも、「わからないです」と力なくつぶやいた。

航平君が「わかならない」という言葉を発したのを聞いたのは初めてで、失敗したことよりも、そのことのほうが私はショックでした。

でも、二人とも魔物に打ち勝ち、自分を取り戻したよね(^^)。

真央ちゃん、演技が終わった時は、涙をぐっとこらえるしぐさをしました。
闘いの重圧から解放された表情のように私は見えました。

そして、演技が終わった時、信夫先生のお顔のアップが数秒映りましたよね。
ホッとした顔でもなく、良かったと弟子をたたえる顔でもなく、いったいあの表情は何を意味していたのか、ずっと考えていました。

新聞を読んで、謎が解けました。
地元紙の真央ちゃんの記事で、コーチの変遷が紹介されていたのですが、信夫先生のところの記事です。

指導者としての一番の喜びは、「本当にスケートの味を引き出して見ている人をうならせたら、心の中でしてやったりと思う。それが出来れば順位は関係ないんです。」

そうか。
あれは、信夫先生の「してやったり」の表情だったんだ(^^)。

「見たか!これが浅田真央の演技だ!」

いやいや、信夫先生はこんな言い方しないよね(笑)。

「みなさん、見ましたか?これが浅田真央の演技です。」


拍手コメント、ありがとうございます!
y.oさん、真央ちゃん頑張りましたね。本当にメダルを獲るということのむつかしさをつくづく思います。