RUNNING BEAR Ⅱ

くまこの日記です。コメントは承認制とさせていただきます。

帰国。

2017-10-10 21:35:33 | 世界選手権
内村航平が帰国、「個人総合は誰もが憧れるべきもの」こちら

個人総合予選の跳馬で左足首を痛めて途中棄権したエース内村航平(28)=リンガーハット=は、20年東京五輪に向けて6種目をこなす個人総合に挑戦し続けると宣言「個人総合は誰もが憧れるべきもの。種目別のメダルを6個とっても、個人総合の1つには勝てない。それくらい価値があると思う気持ちは揺るぎない」と熱い思いを吐露した。

今季残りは休養して回復に充て、現時点で出場が決まっているのは来春の全日本個人総合選手権。約半年間、世界体操で初めて金メダルを逃した自分を見つめ直す。「けがした直後から、治すことしか考えていない。手術しなくて良いのは良かった。けがをしてしまったのは自分の責任。まだ技術が伴っていなかったし、気持ちも整っていなかったという反省がある。もう一度、体操を極めるために、色々なことを考え直して、前より強くなって戻って来たい」と決意を述べた。


白井、2冠に満足=棄権の内村「前より強くなる」-体操こちら

内村は「最後まで演技したかった。どこにもぶつけようのないモヤモヤがあった」と無念な思いを明かした。「6種目やってこそ体操という気持ちは変わっていない」と7連覇を逃した個人総合への強い思いを口にし、「体操を極めるためにもう一度考え直し、前よりも強くなって戻ってきたい」と復活を誓った。 

内村帰国 個人総合継続へ「前よりも強くなって戻ってくる」 こちら

カナダ・モントリオールでの世界選手権を終えた体操男子日本代表が10日、成田空港着の航空機で帰国した。予選途中で左足首を負傷して棄権し、個人総合7連覇を逃した内村航平(28=リンガーハット)は、痛めた左足を少し気にするように歩く姿を見せた。空港内で行われた会見では「演技では失敗していない。ケガで(続行)できなかった。どこにもぶつけようのないモヤモヤがあった」と心境を吐露した。

内村の無念の分まで、ホテルで同部屋だった白井健三(21=日体大)が個人総合で銅メダルを獲得。種目別でも2つの金メダルと大活躍を見せた。頼もしい後輩の活躍には「同じ部屋でメダルを3つも取ってきた。正直うらやましいなと思った」とアスリートとしてジェラシーをちらりとのぞかせた。「健三がどう思っているか分からないが、2種目で世界チャンピオンになるより、個人総合で世界チャンピオン1つの方が凄い存在だと感じてるんじゃないか」と語り、「種目別6種目を全て取っても、個人総合1個には勝てない。それぐらい価値があると思っている」と最強のオールラウンダーの矜持を示した。

20年東京五輪に向け、リオ五輪後には種目別への転向を示唆し、今大会でも「今までと違う形でやってもいいかもしれない」と迷いを見せていた内村。しかし、この日は「もう一度体操を極めるためにいろいろなことを考え直していく。前よりも強くなって戻ってきたい」と個人総合での王座返り咲きだけを見据えていた。



笑顔を見ると、ホッとします(*^。^*)。

負傷で連覇止まった内村航平 白井をライバル認定「次やったら勝てるか分からない」こちら

予選の跳馬で着地の際に左足前距腓(きょひ)靱帯不全断裂し、個人総合7連覇を逃した内村航平(28)=リンガーハット=は「自分のことを振り返っても怪我のことしかないので…特にない。最後まで演技をしたかった。結果のことよりも、そこが1番悔しい。どこにもぶつけられないモヤモヤがある」と振り返った。

内村の思いも背負って、白井健三が個人総合で銅メダルを獲得。白井の台頭に第一人者として危機感もある。「今回僕が出れなくて、健三が出て世界に強さをアピールしたし、健三への評価が上がった。僕は演技ができなくて、今後どう評価されるか分からない。次にやったら勝てるかどうかは分からない」とライバルとして認めた。

王者復権へ。「怪我をした直後から治すことしか考えてない。怪我をしたのは自分の責任で、まだまだ技術が伴ってない。もう1度体操を極めたい。前よりももっと強くなって戻ってきたい」と言葉に力を込めた。




内村航平 白井に託したゼッケンの秘話 「持っていく?」内心は「持っていけ!」こちら

内村の思いも背負って、白井健三が個人総合で銅メダルを獲得。白井はお守りとして内村のゼッケンをカバンに忍ばせていたことが話題になったが、その秘話が明かされた。白井が「同じ部屋だったんですけど、航平さんは一度も辛い顔は見せなかった。だから、演技で恩返しをしたかったし、それには個人総合だと思っていた。ゼッケンは『持っていく?』と言ってくれたので」と話した。

 すると、内村は「僕自身が一緒に演技をしたかったし、『持っていく?』とは聞いたけど、内心は『持っていけ!』という気持ちで言った。せめてゼッケンだけでも演技を、と思っていたので」と託した思いを明かした。


「自信さえ持っておけば」快挙の白井選手らが凱旋こちら動画付。



»体操ニッポンが凱旋、新エース・白井健三選手に内村選手も太鼓判こちら

 左足のけがで途中棄権となった内村航平選手は、白井選手について・・・
「一つだけ分かったことは、健三の着地姿勢が腰が高くて、ほとんど膝を曲げなくて、直立に近い姿勢。そういう演技に対しては、すごく(審判の)評価が高い。次やったら勝てるかどうか分からない」


体操日本代表が帰国 金2つの白井「内容に満足」こちら動画付。

一方、けがのため自身が持っていた世界選手権の個人総合の連続優勝記録が6で止まった内村選手は「結果を残したかったというよりも、最後まで演技がしたかった。大会中、同じ部屋で過ごした白井選手がメダルを3つ持って来て、羨ましいなと思った」と話していました。さらに「けがをしたということは、まだまだ技術が定まってなく、気持ちも整っていなかったということ。もう一度、体操を極められるように、もっともっと強くなって帰って来たい」と再起を誓っていました。




航平君、おかえりなさい。

帰国の記者会見の一部とか、色々なWEB記事とかを読んで・・・。
メダルのない記者会見は、初めてですね。
メダリストだけの記者会見なのかな?と思っていたら、全員で記者会見でしたね。
みんなキングの声が聞きたいだろうし。。
ちょっと元気がなくて、メダリストじゃないから大人しくしていよう感がどことなくあり、まだまだもやもやはきっと続いているんだろうな、と感じられ。
そんなキングがとてつもなく胸キュン。
記者会見や記事を見て、思うことはいっぱいある。
いっぱいありすぎて、ちょっとまとまらない。

今回の世界選手権は、周りから見ると航平君のいない空虚感がものすごくて、でも、当のご本人はそんなことは全く関係なく、「決勝に出る権利すらなかった。」という言葉には、本当に悔しさと、最後まで闘いたかった航平君の強い思いを感じた。

ロンドンの後、自分のことを「調子に乗っていた」と表現した航平君に、この人はなんて正直な人なんだろう、って思った。
今回も、そうだな~。本当に正直な人だなって思う。そして、ちょっぴり意地も見えたりして、久しぶりにそんな航平君を見たなあ~って。
どんな時でも、人間として、とても魅力的な人だなあ~って思った。


「もう一度、体操を極められるように、もっともっと強くなって帰って来たい。」

ファンにとっては、一番うれしい言葉ヽ(^。^)ノ。
絶対にもっと強くなって戻ってくると、強く信じて待っている(*^-^*)。

大好きなお家で、ゆっくりしてね(^^)。







キングの残したもの。

2017-10-10 15:31:18 | 航平君記事
Uchimura's Exit Leaves Void and Opportunityこちら

内村の離脱は喪失感と機会を残した 2017.10.03(火)

10月2日を2017世界体操男子個人総合の戦いから空気が抜けてしまった日と記録しよう。内村の個人総合6連覇が始まった2009年からまるで風船のように大きく膨らみ、それは彼の跳馬の着地が少し低くなった時、突然に弾け、ゴムの残骸が体育館の暗闇に消えていった。

予選2種目目、内村は跳馬上で半分ひねり、前方2回半ひねり(リ・シャオペン)を行い、それはいつもより雄大さにかけていた。 それでも審判に向けて見せたが、ポディウムを下りると左足首の痛みで足を引きずっていた。

「高さが不充分な中で捻らなければならなかった」と、28歳の内村は日本のメディアに語った。「それでケガに繋がってしまった。続けられなくなったことを受け入れている」

いらだちも見受けられない。激しいリアクションも見られない。落胆の空虚な眺めだけがあった。

長崎で両親が営むジムで育った内村は、勇敢にも3種目目の平行棒に向かったが、彼のいつものキレがなかった。腕が少し曲がり、屈身2回宙返りの下り技で更に痛みが走った。けっして敵わないであろう連覇の予測出来なかった終焉。彼は2012年と2016年にオリンピックの個人総合タイトルも獲っていることを忘れてはいけない。 彼は8年の間、無敗だったのだ。

だが、内村のゴールは個人総合連覇の長さでは決して無い。彼の1番の使命はいつも団体の金メダル。2015年のグラスゴー大会まで手に入らなかったものだ。その前年の南寧大会で、中国に0.1ポイント差で届かなかったのが最も打ちひしがれたものだった。
内村の夢はリオで再び叶い、日本チームは2004年アテネ大会以来のオリンピック金メダルとなった。

リオで銀メダルと銅メダルになったロシアと中国は日本と予選で同じ班だった。カナダも。そのため、多くのファンがかけつけていて、歴史の側面の目撃者となった。

マンリケ・ラルデュエトは個人総合予選でトップにたった。そのキューバの才能は、内村の痛みを感じているだろう。彼はリオで同じような怪我にみまわれ、個人総合決勝でつり輪と跳馬しか演技できなかった。

中国のシャオ・ルオテンとロシアのダビド・ベルヤフスキーが2位と3位につけ、内村のチームメイトの白井健三が4位に。 キング・コウヘイにリオで0.1ポイント以下の差まで迫ったウクライナのオレグ・ヴェルニャエフは本調子でなく5位。リオで5位だった中国のリン・チャオパンが6位に続き、アメリカチャンピオンのユル・モルダウアーが7位。

女子個人総合同様、男子も新しいチャンピオンがモントリオールで誕生する。誰がそこに出向き、掴みとるのだろうか?

内村が残した巨大な喪失感は計り知れない。彼は2018年世界体操ドーハ大会で戻ってくるかもしれない。きっと戻ってくるだろう。彼は結局のところ、体操が大好きなのだから。

その線(? The streak)は、もちろん、残り続ける。




フォロワーさんがご紹介してくれた記事を、いつも訳してくれるお友達が訳してくれました。

予選の後の記者会見で、「肩の荷が下りた」と言った航平君ですが、世界中が復活を期待している。
選手たちも、ファンも。
まだまだ、航平君の孤高の挑戦は続くのだなあ~と思います。



本日体操チーム帰国ですね。
記者会見、メダリストはあるでしょうけど、航平君のお声は聞けるのでしょうか。
お声が聞ければとても嬉しいですけど、聞けなくてもいいです。
早く、お家に帰らせてあげたい。