日舞なんぞを見に行ったのだよ。
久しぶり。だってさ、高いんだもん。>券をもらっちっち(^^;V
そうそう気軽には行けないのよね。>仕事がらみとかじゃないとなかなか.....
それに何言ってるかわっかんね~しよぉ~>なんちて
ちゃんと聞けばふつうに日本語なのにね、ははは。
久々に行ったら、えっれ~おもしろかったんでどビックリだったわさ。
イキの良い、風通しの良い.....。
そういえば、歌舞伎とか日舞とかそう言う日本文化に日常的に親しんでる、
そんなハイソなおねぇさまたちって、このごろ見かけなくなっちゃったけど、
ど~してるのかなぁ。
国立競技場のジムで、なぜか日舞踊ってた男のおばさんとか、
ど~してるのかなぁ。
エンノスケとかタマサマとかを家族みたいに自慢するお鵺さまとか、
ど~してるのかなぁ。
南蛮漬けの頭を残し、
NITIBU what? なんぞと叫び、
歌舞伎揚げなら食べたことがある、とかいって
そう言うハイソな方々から白い目で見られた頃が懐かしいわぁ。
銀座ハトッテモサンデスグー
エービバデ サームライ スーシゲイシャ
ビューティホー フジヤマ ハッハッハー
そんな、エイリアンなあたし。
それがいまじゃぁ、古伊万里を普段使いするお店の主人と懇意だったり、
家元からチケットもらったり、
ノンケだったらぜぇ~ってぇ経験できないような、そんな身分不相応な....
ホモって、おもしろいわぁ、これだから。>う、なんかパン助な気分だわ
ビューティホー フジヤマ ハッハッハー
年取っただけなのね
この記事へのコメント
Hisashiさん くまえもんさんご無沙汰しておりやんす
実は先週末 日本にいたんですよ~ 今回は上海がメインで
日本には たったの1日だったんで Matagiにも寄れませんでした
でも くまえもんさんもちょうど山ごもりだったみたいだし、、、
次回は いつ帰れるか? といいながらしょっちゅう帰ってる私
「もう帰ってこなくていいよ~」って言われそうですが
また次回は是非お邪魔しますのでHisashiさん またいじめてね~
日舞とか能歌舞伎 アメリカ来て始めてみたんですよ だってこちら来ると
うんと安いんですよ $20くらい これってなんかおかしいな
なんて思ってました
でもNYで中村カンクロウの歌舞伎が大受けだったり 日本パワーは、すごいですよ~
くまえもんさんも 季節の変わり目お体に気をつけて
お互いに年なんだし とほほほ お元気で~
注)MATAGIのBBSに来たレスを、くまえもんがここに収録しました
Posted by シアトル熊 at 2004年10月01日 17:24
そんなに安いのかぁ~
おひさ!
いえね、日本はそう言う国なのよ。
抽象的なものに金を払う習慣がないんで、
どうしても一部の人間に負担が偏っちゃうのよ、きっと。>良識ある一部の人間にね
それに、元々日本人は日本の文化をないがしろにするのが好きだしね。
だから、いったん海外で評価されてからでないと、日本では評価されないなんて事は
いっぱいあるじゃん。>アメリカに占領されてからと言うもの、植民地根性が抜けないのよ、きっと
たとえば「同時代ゲーム」とかいうカルトなゲームをナビスコ?だっけか、
いや、ナムコ?から出してた大江健三郎とか言う人なんて、
ノーベル賞とっちゃったもんで、文化庁が慌ててさ。>ゲームじゃ賞なんかやれんわなぁ...さすが、爆弾でもうけたやつは違うかも
そんでもって国の体面を繕うために、「賞をくれてやるぜっ!」とかいったら、
健三郎ちゃんが「いらね~や!ざけんなっ!」って、
蹴飛ばした話があったような気がするけど、
うろ覚えだなぁ。(^。^;
ボクも日本文学なんて興味ないからねぇ。
あ、でも誰だったかのレインツリーとか、ちょっと好きだったかも。
Rain Tree、どこの国の作家のだっけねぇ?
祖師ヶ谷大蔵で、イーヨーをつれて排骨湯麺たべにきた健三郎ちゃんに遭遇したときは、ちょっと感動だったなぁ。>作家の実生活と創作の神秘
光ちゃん、元気なんかし?
健三郎ちゃんみたいな丸めがねしたトンチキ親爺が、まぁ.....なんておもってたら
本人だった。びっくりしたわぁ。
まね、ふつうあんな格好で歩くやつはおらんわなぁ。>じつはファンなんですぅ~しくしく
話がすっかりどっかに逝っちゃってるけど、ま、いっか。ついでだ。
寺山修司の芝居を守ってる人たちも、なかなか不遇な暮らしぶりよ。>かんけ~なく連中は輝いてるけど
ブンカチョ~とか、機能してないのよね。>どうなってんだろう?連中の頭の中
普段は魚河岸で働いてたりなんかしてさ。
舞台が始まると、それはもうとっても恥ずかしい髪型にされちゃって、その頭で仕事するのよね。
自暴自棄になった劇団員は、誰の頭が一番恥ずかしいか比べあったりなんかしてさ。
あぁ~、リア王のころとか、懐かしいなぁ。
サルバドール・タリさんとか、ど~してるのかなぁ。
(ご注意:このカキコは、実在するいかなる個人団体といっさいかんけ~はありません)
ただいま。ふぃ~
シアトル熊さん$20くらいなの?
やっす~い!
でも、そっちのレビューとか、基本的に安いんでしょ?
良いよねぇ。
もっともさ、日本じゃ安くしても客は集まらないから、結局高くなっちゃうのかもね。とほほ
でもね、民間の支援も頑張ってるみたいよ。
ひさしちゃんは、そう言うとこ目ざとく発見するんで、ちょっと感心してるんだけど>さすが、働くおじさんだったんだわと
ゲ~ジュツ文化シンコ~基金とかゆーのがあってね、
そのチラシに、潰れちゃって再生した銀行とか何度も潰れた銀行とかもうじき潰れそうな銀行とかも
1社あたり1億円も寄付してくれてるの。
みなおしたわ........日本パワー
すごいくによ、にほんって、きっと。
はやくもどっといでぇ~っっ!!
Posted by くまえもん at 2004年10月01日 17:25
またまた後日談
ウソとホントをない交ぜに変なレス書いたのがいけなかったかな、
ぶ●ちゃんに心配されちっち。
大江健三郎は、もちろんゲームは出してません。
「同時代ゲーム」は言うまでもなく長編小説。
&「Rain Tree」は彼の短編であり、もちろん武満徹の曲ですがな。
のこりは本当だから、そっちの方が怖いかもね。
Posted by くまえもん at 2004年10月06日 17:20
解題
その、レインツリーの話。
仕事の合間、
「同時代ゲーム」なんてゲーム、どっかで出してましたっけ?なんて感じで、
いつもと違う聞き方だなぁなんて思ってたら、ちょっと心配してくれてたところの
友達のサイトに、健三郎ちゃんと徹ちゃんのことが紹介されていた。
ちょっと引用してみるね。
***********
たしかこういういきさつだったような気がする。
武満徹が、滝口修三の詩を読んでインスパイアを受け、
その世界観を「遮られない休息」という曲にしたのが発端。
それを聴いた大江健三郎が水の透明感に心を打たれ、
連作小説のレインツリーの構想に盛り込んだ、
その最初の作品「頭のいい雨の木(レインツリー)」を読んだ武満徹が
「雨の樹 ~打楽器のための」を書き、それを聴いた大江健三郎が
レインツリーの中核的な作品である「レインツリーを聴く女たち」の中に登場させた。
武満徹は、さらにピアノ曲「雨の樹 素描、素描II」と連作した・・・、とまぁ、
音楽と文学でキャッチボールをしていたのである。
武満徹が早くもリタイアしてしまったのが惜しくて悔やまれる。
大江健三郎のSF「治療等」のオペラが残念なことに未完に終わってしまった。
是非、見てみたかったものだ。
レインツリーといえば、映画化(しかも世界三大アル中映画なんて云われていたりして^^;)されたマルカム・ラウリーの「活火山の下で(アンダー・ザ・ヴォルケムノ)」がモチーフになっているのも忘れてはいけない。
***********
そう言えば吉松隆が、武満徹のタイトルと滝口修三の事を書いてたことがあったなぁ。
滝口修三がなくなった後、武満徹のタイトルに曖昧さが目立つようになったと言うような話だったんだけれど。
そう言うことを言っている吉松隆のタイトルには、サティ風と言うよりはアングラの臭いがする。彼の曲は好きなんだけれど、時々どうしようもないくらいの平明さにうんざりするときがある。なんてーの、文学的深みがないって言うか「ほれ、いっちょあがり!」みたいなてきと~な姿勢が見えたりして、その辺の人柄が気に障ったりする。
吉松隆にも滝口修三のようなブレインや大江健三郎の様な友達が現れればいいのにと、ホントに思う。
むかし大船のコンサートホールのこけら落としに、かれの「セレスタ」という作品公開の手伝いに行ったことがあるんだけど、彼自身が書き下ろした台本のできの悪さには目を覆いたくなるものがあって(かぐや姫は宇宙人だったっていうありがちな設定なんだけど、その数年後に同じ設定のSF映画が公開されたときは、おめーら本気で仕事しろよ!ってな気分になったっけ)、ちゃんとした作家に台本を書いてもらってオペラにすればいい作品になったのになぁって、すごく残念に思ったことがあったんだよね。
ドビュッシーにメーテルリンクやマラルメが居たように、彼にも素敵な作家が現れるといいのにって思うのだ。互いにインスパイアされあうと、作品ってのは思わぬ深みを獲得する。自分の地平を遙かに超えて、より深い共感に到達するような作品が生まれる。
そう言う深みは、一人では生み出せないもののように思う。個人という単位を超えなければ到達できない一般性なんだと思う。
ついでながら、彼のホームページは、こちらから。孤軍奮闘の様子がうかがえる。
http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/
Posted by くまえもん at 2004年10月11日 11:46
久しぶり。だってさ、高いんだもん。>券をもらっちっち(^^;V
そうそう気軽には行けないのよね。>仕事がらみとかじゃないとなかなか.....
それに何言ってるかわっかんね~しよぉ~>なんちて
ちゃんと聞けばふつうに日本語なのにね、ははは。
久々に行ったら、えっれ~おもしろかったんでどビックリだったわさ。
イキの良い、風通しの良い.....。
そういえば、歌舞伎とか日舞とかそう言う日本文化に日常的に親しんでる、
そんなハイソなおねぇさまたちって、このごろ見かけなくなっちゃったけど、
ど~してるのかなぁ。
国立競技場のジムで、なぜか日舞踊ってた男のおばさんとか、
ど~してるのかなぁ。
エンノスケとかタマサマとかを家族みたいに自慢するお鵺さまとか、
ど~してるのかなぁ。
南蛮漬けの頭を残し、
NITIBU what? なんぞと叫び、
歌舞伎揚げなら食べたことがある、とかいって
そう言うハイソな方々から白い目で見られた頃が懐かしいわぁ。
銀座ハトッテモサンデスグー
エービバデ サームライ スーシゲイシャ
ビューティホー フジヤマ ハッハッハー
そんな、エイリアンなあたし。
それがいまじゃぁ、古伊万里を普段使いするお店の主人と懇意だったり、
家元からチケットもらったり、
ノンケだったらぜぇ~ってぇ経験できないような、そんな身分不相応な....
ホモって、おもしろいわぁ、これだから。>う、なんかパン助な気分だわ
ビューティホー フジヤマ ハッハッハー
年取っただけなのね
この記事へのコメント
Hisashiさん くまえもんさんご無沙汰しておりやんす
実は先週末 日本にいたんですよ~ 今回は上海がメインで
日本には たったの1日だったんで Matagiにも寄れませんでした
でも くまえもんさんもちょうど山ごもりだったみたいだし、、、
次回は いつ帰れるか? といいながらしょっちゅう帰ってる私
「もう帰ってこなくていいよ~」って言われそうですが
また次回は是非お邪魔しますのでHisashiさん またいじめてね~
日舞とか能歌舞伎 アメリカ来て始めてみたんですよ だってこちら来ると
うんと安いんですよ $20くらい これってなんかおかしいな
なんて思ってました
でもNYで中村カンクロウの歌舞伎が大受けだったり 日本パワーは、すごいですよ~
くまえもんさんも 季節の変わり目お体に気をつけて
お互いに年なんだし とほほほ お元気で~
注)MATAGIのBBSに来たレスを、くまえもんがここに収録しました
Posted by シアトル熊 at 2004年10月01日 17:24
そんなに安いのかぁ~
おひさ!
いえね、日本はそう言う国なのよ。
抽象的なものに金を払う習慣がないんで、
どうしても一部の人間に負担が偏っちゃうのよ、きっと。>良識ある一部の人間にね
それに、元々日本人は日本の文化をないがしろにするのが好きだしね。
だから、いったん海外で評価されてからでないと、日本では評価されないなんて事は
いっぱいあるじゃん。>アメリカに占領されてからと言うもの、植民地根性が抜けないのよ、きっと
たとえば「同時代ゲーム」とかいうカルトなゲームをナビスコ?だっけか、
いや、ナムコ?から出してた大江健三郎とか言う人なんて、
ノーベル賞とっちゃったもんで、文化庁が慌ててさ。>ゲームじゃ賞なんかやれんわなぁ...さすが、爆弾でもうけたやつは違うかも
そんでもって国の体面を繕うために、「賞をくれてやるぜっ!」とかいったら、
健三郎ちゃんが「いらね~や!ざけんなっ!」って、
蹴飛ばした話があったような気がするけど、
うろ覚えだなぁ。(^。^;
ボクも日本文学なんて興味ないからねぇ。
あ、でも誰だったかのレインツリーとか、ちょっと好きだったかも。
Rain Tree、どこの国の作家のだっけねぇ?
祖師ヶ谷大蔵で、イーヨーをつれて排骨湯麺たべにきた健三郎ちゃんに遭遇したときは、ちょっと感動だったなぁ。>作家の実生活と創作の神秘
光ちゃん、元気なんかし?
健三郎ちゃんみたいな丸めがねしたトンチキ親爺が、まぁ.....なんておもってたら
本人だった。びっくりしたわぁ。
まね、ふつうあんな格好で歩くやつはおらんわなぁ。>じつはファンなんですぅ~しくしく
話がすっかりどっかに逝っちゃってるけど、ま、いっか。ついでだ。
寺山修司の芝居を守ってる人たちも、なかなか不遇な暮らしぶりよ。>かんけ~なく連中は輝いてるけど
ブンカチョ~とか、機能してないのよね。>どうなってんだろう?連中の頭の中
普段は魚河岸で働いてたりなんかしてさ。
舞台が始まると、それはもうとっても恥ずかしい髪型にされちゃって、その頭で仕事するのよね。
自暴自棄になった劇団員は、誰の頭が一番恥ずかしいか比べあったりなんかしてさ。
あぁ~、リア王のころとか、懐かしいなぁ。
サルバドール・タリさんとか、ど~してるのかなぁ。
(ご注意:このカキコは、実在するいかなる個人団体といっさいかんけ~はありません)
ただいま。ふぃ~
シアトル熊さん$20くらいなの?
やっす~い!
でも、そっちのレビューとか、基本的に安いんでしょ?
良いよねぇ。
もっともさ、日本じゃ安くしても客は集まらないから、結局高くなっちゃうのかもね。とほほ
でもね、民間の支援も頑張ってるみたいよ。
ひさしちゃんは、そう言うとこ目ざとく発見するんで、ちょっと感心してるんだけど>さすが、働くおじさんだったんだわと
ゲ~ジュツ文化シンコ~基金とかゆーのがあってね、
そのチラシに、潰れちゃって再生した銀行とか何度も潰れた銀行とかもうじき潰れそうな銀行とかも
1社あたり1億円も寄付してくれてるの。
みなおしたわ........日本パワー
すごいくによ、にほんって、きっと。
はやくもどっといでぇ~っっ!!
Posted by くまえもん at 2004年10月01日 17:25
またまた後日談
ウソとホントをない交ぜに変なレス書いたのがいけなかったかな、
ぶ●ちゃんに心配されちっち。
大江健三郎は、もちろんゲームは出してません。
「同時代ゲーム」は言うまでもなく長編小説。
&「Rain Tree」は彼の短編であり、もちろん武満徹の曲ですがな。
のこりは本当だから、そっちの方が怖いかもね。
Posted by くまえもん at 2004年10月06日 17:20
解題
その、レインツリーの話。
仕事の合間、
「同時代ゲーム」なんてゲーム、どっかで出してましたっけ?なんて感じで、
いつもと違う聞き方だなぁなんて思ってたら、ちょっと心配してくれてたところの
友達のサイトに、健三郎ちゃんと徹ちゃんのことが紹介されていた。
ちょっと引用してみるね。
***********
たしかこういういきさつだったような気がする。
武満徹が、滝口修三の詩を読んでインスパイアを受け、
その世界観を「遮られない休息」という曲にしたのが発端。
それを聴いた大江健三郎が水の透明感に心を打たれ、
連作小説のレインツリーの構想に盛り込んだ、
その最初の作品「頭のいい雨の木(レインツリー)」を読んだ武満徹が
「雨の樹 ~打楽器のための」を書き、それを聴いた大江健三郎が
レインツリーの中核的な作品である「レインツリーを聴く女たち」の中に登場させた。
武満徹は、さらにピアノ曲「雨の樹 素描、素描II」と連作した・・・、とまぁ、
音楽と文学でキャッチボールをしていたのである。
武満徹が早くもリタイアしてしまったのが惜しくて悔やまれる。
大江健三郎のSF「治療等」のオペラが残念なことに未完に終わってしまった。
是非、見てみたかったものだ。
レインツリーといえば、映画化(しかも世界三大アル中映画なんて云われていたりして^^;)されたマルカム・ラウリーの「活火山の下で(アンダー・ザ・ヴォルケムノ)」がモチーフになっているのも忘れてはいけない。
***********
そう言えば吉松隆が、武満徹のタイトルと滝口修三の事を書いてたことがあったなぁ。
滝口修三がなくなった後、武満徹のタイトルに曖昧さが目立つようになったと言うような話だったんだけれど。
そう言うことを言っている吉松隆のタイトルには、サティ風と言うよりはアングラの臭いがする。彼の曲は好きなんだけれど、時々どうしようもないくらいの平明さにうんざりするときがある。なんてーの、文学的深みがないって言うか「ほれ、いっちょあがり!」みたいなてきと~な姿勢が見えたりして、その辺の人柄が気に障ったりする。
吉松隆にも滝口修三のようなブレインや大江健三郎の様な友達が現れればいいのにと、ホントに思う。
むかし大船のコンサートホールのこけら落としに、かれの「セレスタ」という作品公開の手伝いに行ったことがあるんだけど、彼自身が書き下ろした台本のできの悪さには目を覆いたくなるものがあって(かぐや姫は宇宙人だったっていうありがちな設定なんだけど、その数年後に同じ設定のSF映画が公開されたときは、おめーら本気で仕事しろよ!ってな気分になったっけ)、ちゃんとした作家に台本を書いてもらってオペラにすればいい作品になったのになぁって、すごく残念に思ったことがあったんだよね。
ドビュッシーにメーテルリンクやマラルメが居たように、彼にも素敵な作家が現れるといいのにって思うのだ。互いにインスパイアされあうと、作品ってのは思わぬ深みを獲得する。自分の地平を遙かに超えて、より深い共感に到達するような作品が生まれる。
そう言う深みは、一人では生み出せないもののように思う。個人という単位を超えなければ到達できない一般性なんだと思う。
ついでながら、彼のホームページは、こちらから。孤軍奮闘の様子がうかがえる。
http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/
Posted by くまえもん at 2004年10月11日 11:46
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