くまえもんのネタ帳2

放置してたのをこちらに引っ越ししてみました。

悲しみよこんにちわ

2007-01-29 15:56:35 | ノンジャンル

悲しみよこんにちわ
そんなタイトルの映画があったよねぇ。

1957年(アメリカ・イギリス)
監督:オットー・プレミンジャー
原作:フランソワーズ・サガン
脚本:アーサー・ローレンツ
出演:デビッド・ニーヴン、ジーン・セバーグ、デボラ・カー

そうそう、これこれ。
誰も幸せに出来ない男って、わりと身近にいるものなのよね。

あ、話しはまたまた映画のことではないのだ。
もう皆さん慣れっこだとは思うけど......>ボカッ! A(^_^;


えぇ、どっちかって言うと「イライラよこんにちわ」の方がぴったりする話しなのだ。
初期不良の話。
くじ運が悪いというか、この頃立て続けなのよね。
え?
そう、ひょっとすると、初期不良の率そのものが世間的に上昇してるのかも知れませんよね。
アブナイのは、食い物に限らない.....と。

早くしろ?
あ~はいはい
お次がよろしいようで。

えぇ、察しが良いですね。
いくつ初期不良に当たったでしょうか?

まず1つ目。REASONがインストールできない。
3枚あるディスクの最後でどうしてもハングしてしまう。
メーカーにメールする。
それは木曜の夕方じゃった。
1週間ほどかかるとか、注意書きに書いてある。
イライライライラ......

と、9時頃メーカーから返信が。
へ?
開くと対処法が書いてある。
やん、早くてステキ!!

CDのエラーか傷がついている可能性あり。
3枚目のCD をコピーして、改めてインストールすれば、小吉なりとな?
さっそく......できた!!
propellerheadsえらい!!

で、キーボードを繋げて、スイッチオン!
ん?やっぱりマウスポインタが動かなくなる。
何にも出来ない。
ヨドバシの店員は「メーカーに確認をとったら動くって言ってた」とか。
だから買ったのに。
イライライライラ......
すぐ遊びたかったのに。
イライライライラ......

KORGのページに行く。
よくあるご質問
IntelベースのMacでも使えますか?

お答え
最新のVer. 1.0.4 以降のUSB-MIDIドライバをお使い下さい。

さっそくダウンロード。
でも動かない。
USBの端末として認識してるか調べると、無いことになってる。
うき~~!
イライライライラ......
USBケーブルを取り替えてみる。
認識されない。
イライライライラ......
イライライライラ......

で、月曜。
メーカーに電話して、経緯を話すと
「初期不良の可能性が高いので、お取り替えします......」
でも、仕事があるし。
イライライライラ......>もうイイって!
と、まぁ、これが2つめ。(涙

いや去年からホントに良く当たるのよね、初期不良とか。
去年買ったスキャナーもそうだし、iBookのバッテリーもとんでもなかったし。
クレジットカードは、ニセモノが出回ったとかで知らないうちに止められてたこともあったし(連絡しろよっ!)、そのくせ引き落としだけはしっかりしてやがる....。

ちゃんと飛行機が飛んで、電車が走って、ビルが崩れずに立っている。
そんな日常が、この頃幻影に過ぎないなんじゃないかって、ふと思う。

企業の社会的責任.....なんてのが、昔は普通にあったよねぇ。
それなりにイイ時代だったよねぇ。>ホントか? A(^_^;

外部にさえわからなきゃイイってなもんで、会社もいまじゃすっかり内輪のことだけに明け暮れるようになって......。
みんなちゃんと考えないで、すぐに雰囲気に流されるし。
付和雷同が普通になって、日本中が毎日集団ヒステリー状態。
TVでやってたからとか、新聞に書いてあるから大丈夫とか。
ホントか? A(^_^;

2009年からバイ審いん制度導入だぁ?
そりゃぁ、この国は魔女裁判の国だけど、法的解釈とかの訓練どころか一つ一つ検証する習慣も乏しくなった国民性に人の裁きを預けるなんて、恐ろしい。
「めんど~だしぃ~、みんなそんな感じだからぁ~、有罪よっ!!」



これではもう、
12人の怒れる男」どころではない「12人の呆れる男」だ。
......あぁ、恐ろしい。

でも、もっと恐ろしいのは....>以下自粛

山が

2007-01-29 06:08:56 | ノンジャンル

ホテルのカーテンを開けると、朝日に浮かぶ八ヶ岳が!
雪化粧の山って、やっぱり綺麗ですねぇ。


トリケラトプスの庭と、僕は勝手に呼んだりしてるんだけど、雪が積もったら流木がいっそう恐竜臭い風情をおびてきたように思う。
どう?
そんなこと無い?
A(^_^;






佐久のあたりは、雪無しでー15度にもなるって言うんで、無事に冬が越せるか心配な植物もあったんだよね。
地元の花屋さんからの情報に寄れば、ハボタンはぎりぎりセーフって事だったんだけれど、こうやって雪の中から顔を出してるのを見ると、案外大丈夫そうと言うよりは、けっこうイイ感じ。
そんな気がする。
ってか、なかなかカワイイよね。


竜の髭の野生種にあたるジャノヒゲは、もっと温かいエリアの植物。
そう、関東地方とかの林みたいに、シイノキやカシノキがメインの林床に生えてるもの。
だから、ミズナラやブナが普通のこのあたりでは、ちょっとした賭だったんだよね。
でも見て見てっ!
この子の体温で、雪が溶かされてるんだよ。
元気いっぱいじゃん!


建物の影で雪が少なかった所なんか、もうこんなに溶けちゃってる。
ライムグリーンのセキショウと、ベアグラス、そして錦テイカカズラ。




と、まぁ、ひとまず安心したので、近くをお散歩と洒落こむ。
雪の中もタンポポも、逞しいね。


コウヤワラビの穂と後ろの枯れ草が、何とも不思議なオブジェと化していた。


せせらぎの落ち葉も、針状結晶に捉えられていたけれど、やっぱり発酵の熱のせいなのかそこだけは氷に閉ざされないで居た。
枯れた葉とはいえ、微生物の営みも馬鹿に出来ない熱を発するものなんだねぇ。


四十雀の声を肩越しに聞きながら、なおも流れを見つめていると、かすかに空の色が映り込んでいるのに気がついた。
知らぬ間にまた、雲が晴れたのだった。


体を伸ばして見はるかせば、ほら!
むこうに浅間山が。

そして、この日は日暮れまで、螢の住処を訪ねてさまよい歩いたのだった。
なんだかんだ言っても、冬の寒さは、知らぬ間に体力を奪うものなんだねぇ。



 山が

 山が遠くから
 人の心をとりこにする。

 人がその心を
 さがしにゆく。

 つまり
 身体ごととりこになる。
            吉野弘