こんにちわ、「くまドン」です。
今回は、前回からの続きで、隅田川(すみだがわ)に架かる蔵前橋(くらまえばし)になります。
墨田川の下流にある両国橋(りょうごくばし)の撮影が終わったあとに、蔵前橋に移動しましたが、すでに暗くなっていました。もう少し、早い時間に撮影したかったので、別の日に撮影することにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a4/7d7bcb2640c930842c2e4dd8feea0372.jpg)
スカイツリーのライトアップは粋(いき)です。
【蔵前橋】
大正12年の関東大震災(かんとうだいしんさい)の復興事業として計画され、昭和2年に現在の橋が完成しました。
当然、江戸時代に橋は無く、「富士見の渡し」がありました。名前の通り、富士山を眺めるに良い場所だったそうです。
「蔵前」という地名は、江戸幕府の天領(てんりょう、幕府の直轄領)からの米を蓄えておく御米蔵(おこめぐら、浅草御蔵)があったことから来ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/65/54b18bfc4862720d729814bfb77239a1.jpg)
隅田川に面した米蔵の護岸には、米を運び入れる水門(すいもん)がいくつもありました。
江戸時代は、水運(舟)が大量輸送の手段で、隅田川は、重要な輸送路だったのです。
大相撲(おおずもう)で有名な現在の「両国国技館(こくぎかん)」ができる前は、ここ蔵前付近に「蔵前国技館」があり、大相撲が行われていました。(昭和25年初場所~昭和59年秋場所)
再度、挑戦してみました。下の写真は、空の青さは薄暮(はくぼ)の雰囲気が出ていますが、ライトアップまでに約5分程度あります。屋形船が若干ぶれていますが、なんとか船の原型が分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/26/2208cbdec920b60c28ef642f9c9c0dcb.jpg)
5分後にスカイツリーがライトアップしましたが、空は暗くなり、船のぶれが大きいので、もう少し明るい時間に再度取りなおしです。
(絵画調)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d2/6c7cb17a7bbb5e61a2af0d28318e0755.jpg)
平成24年夏・秋の経験からすると、日の入り時間から、スカイツリーがライトアップするまでの時間差は、特殊な日を除いて15分~30分間あります。(あくまで、参考です。今後、変更になる可能性があります。)
この時間差が少ない日に撮影したのが下の写真です。この日は、夕暮れ後の青みが強い日でした。
(絵画調)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/72/1d3cfa19a2ab09e9452f3e26514e1839.jpg)
この日は、蔵前橋の上から、厩橋橋(うまやばし)の方を見て、ライトアップを待ちました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/dc/b79ddc55ebf9f7c9dbcc78a32f3aabb3.jpg)
夕暮れの青一色の世界を表現できました。
この写真を、広重の名所江戸百景「第61景 浅草川首尾の松御厩河岸」に対応する「くまドン板」の景(確定・夏景)とさせていただきます。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
下の絵は、広重の名所江戸百景「第61景 浅草川首尾の松御厩河岸」(夏景)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/78/0e1e7baed359e0a96f880a816ff4fc04.jpg)
現在の蔵前橋(江戸時代は橋は無く、富士見の渡し)付近から、浅草の吾妻橋(北)方向を眺めた夜景です。
「浅草川」は、江戸時代の浅草付近の隅田川の別名でした。
「首尾の松」は、浅草御蔵の隅田川護岸に植えられていた松で、絵のように枝が下向きに垂れさがっていました。
絵の左手前にある大きな舟には、簾(すだれ)が掛けてあり、分かり難いですが、薄く女性の陰が投影されています。
後ろに描かれている舟は、厩の渡し(うまやのわたし、現在の厩橋(うまやばし)付近)の舟です。
あくまで参考ですが、
平成25年のスカイツリーのライトアップ時間は、
8月16日から点灯時間が15分繰り上がって18:45~23:00となりました。
(昨年平成24年の夏・秋は、日の入り時間との差が30分になると15分繰り上がっていました。)
8月1日~18日の間は、奇数日が「雅(みやび)」、偶数日が「粋」と交互に点灯となっています。
日の入り時間は、
8月19日が18:26、20日が18:25、21日が18:24、22日が18:22と、
8月は、1日当り1~2分のペースで早くなっていきます。
【追加情報】
平成25年は、8/24(土)~9/7(土)の間、オリンピック招致の特殊ライトアップが点灯されることになりました。
ライトアップ開始時間は、8/31までが18:45、9/1~9/7が18:15で30分も繰り上がります。
(あっさり、上の時間差の話がひっくりかえりました!)
今回は、これで終わりとさせていただきます。
ブログのサイドバーにあるカレンダーの正常に表示されないので、復旧するまで外します。
↑ ヤプログの方に直していただきました。対応が早かったです。
次回は、別の景の予定です。
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今回は、前回からの続きで、隅田川(すみだがわ)に架かる蔵前橋(くらまえばし)になります。
墨田川の下流にある両国橋(りょうごくばし)の撮影が終わったあとに、蔵前橋に移動しましたが、すでに暗くなっていました。もう少し、早い時間に撮影したかったので、別の日に撮影することにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/a4/7d7bcb2640c930842c2e4dd8feea0372.jpg)
スカイツリーのライトアップは粋(いき)です。
【蔵前橋】
大正12年の関東大震災(かんとうだいしんさい)の復興事業として計画され、昭和2年に現在の橋が完成しました。
当然、江戸時代に橋は無く、「富士見の渡し」がありました。名前の通り、富士山を眺めるに良い場所だったそうです。
「蔵前」という地名は、江戸幕府の天領(てんりょう、幕府の直轄領)からの米を蓄えておく御米蔵(おこめぐら、浅草御蔵)があったことから来ています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/65/54b18bfc4862720d729814bfb77239a1.jpg)
隅田川に面した米蔵の護岸には、米を運び入れる水門(すいもん)がいくつもありました。
江戸時代は、水運(舟)が大量輸送の手段で、隅田川は、重要な輸送路だったのです。
大相撲(おおずもう)で有名な現在の「両国国技館(こくぎかん)」ができる前は、ここ蔵前付近に「蔵前国技館」があり、大相撲が行われていました。(昭和25年初場所~昭和59年秋場所)
再度、挑戦してみました。下の写真は、空の青さは薄暮(はくぼ)の雰囲気が出ていますが、ライトアップまでに約5分程度あります。屋形船が若干ぶれていますが、なんとか船の原型が分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/26/2208cbdec920b60c28ef642f9c9c0dcb.jpg)
5分後にスカイツリーがライトアップしましたが、空は暗くなり、船のぶれが大きいので、もう少し明るい時間に再度取りなおしです。
(絵画調)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/d2/6c7cb17a7bbb5e61a2af0d28318e0755.jpg)
平成24年夏・秋の経験からすると、日の入り時間から、スカイツリーがライトアップするまでの時間差は、特殊な日を除いて15分~30分間あります。(あくまで、参考です。今後、変更になる可能性があります。)
この時間差が少ない日に撮影したのが下の写真です。この日は、夕暮れ後の青みが強い日でした。
(絵画調)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/72/1d3cfa19a2ab09e9452f3e26514e1839.jpg)
この日は、蔵前橋の上から、厩橋橋(うまやばし)の方を見て、ライトアップを待ちました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/dc/b79ddc55ebf9f7c9dbcc78a32f3aabb3.jpg)
夕暮れの青一色の世界を表現できました。
この写真を、広重の名所江戸百景「第61景 浅草川首尾の松御厩河岸」に対応する「くまドン板」の景(確定・夏景)とさせていただきます。
(このプログは、名所江戸百景の現代版である「くまドン版」を作ることを第一目標としています。)
下の絵は、広重の名所江戸百景「第61景 浅草川首尾の松御厩河岸」(夏景)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/78/0e1e7baed359e0a96f880a816ff4fc04.jpg)
現在の蔵前橋(江戸時代は橋は無く、富士見の渡し)付近から、浅草の吾妻橋(北)方向を眺めた夜景です。
「浅草川」は、江戸時代の浅草付近の隅田川の別名でした。
「首尾の松」は、浅草御蔵の隅田川護岸に植えられていた松で、絵のように枝が下向きに垂れさがっていました。
絵の左手前にある大きな舟には、簾(すだれ)が掛けてあり、分かり難いですが、薄く女性の陰が投影されています。
後ろに描かれている舟は、厩の渡し(うまやのわたし、現在の厩橋(うまやばし)付近)の舟です。
あくまで参考ですが、
平成25年のスカイツリーのライトアップ時間は、
8月16日から点灯時間が15分繰り上がって18:45~23:00となりました。
(昨年平成24年の夏・秋は、日の入り時間との差が30分になると15分繰り上がっていました。)
8月1日~18日の間は、奇数日が「雅(みやび)」、偶数日が「粋」と交互に点灯となっています。
日の入り時間は、
8月19日が18:26、20日が18:25、21日が18:24、22日が18:22と、
8月は、1日当り1~2分のペースで早くなっていきます。
【追加情報】
平成25年は、8/24(土)~9/7(土)の間、オリンピック招致の特殊ライトアップが点灯されることになりました。
ライトアップ開始時間は、8/31までが18:45、9/1~9/7が18:15で30分も繰り上がります。
(あっさり、上の時間差の話がひっくりかえりました!)
今回は、これで終わりとさせていただきます。
↑ ヤプログの方に直していただきました。対応が早かったです。
次回は、別の景の予定です。
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