ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

民法過去問(辰巳)第二分冊(債権消滅~契約の効力)と個人情報

2005年03月04日 01時14分13秒 | 民法
昨日(木曜)は雪が降らなかったですが、今日(金曜)は雪が降る模様です。でも、まだ雨のようです。

辰巳の民法過去問の第二分冊目(平成以降+α)をやってます。債権の消滅、契約の種類、契約の成立、契約の効力まで終わりました。

この辺りは自分的には非常~に難解に感じます。特に難解だと感じたのは、危険負担の分野です。やはり基礎的な知識が抜けているからだと思います。

宅建の問題のページですが、危険負担の問題も載っていたので、見てみて勉強しました。


今日は仕事関連で某所にて個人情報保護の話を聞いてきました。
簡単に感想を述べると企業にとって情報漏えいしたとしても1人当たり最大1万円の損害賠償(宇治市のが最高でyahooなら500円です)と換算すれば、情報漏えい防止に対するセキュリティ設備への投資を行うより安いと考えてしまうのではないか、と思いました。

また、現時点でどれ程のセキュリティ対策を行えば良いのかのガイドラインもありません。セキュリティ技術者も金銭を上げればいくらでも対策方法はあります。しかし、費用対効果を考えるとそれほどお金を掛けたくないのが経営者の心情でしょう。

やはり、情報に対する法的概念が固まっていないのと、国民の情報への関心が低いことが問題だと思います。

ネットワーク社会は便利になってきていますが、もともと制度や設備、安全性を重視して作られていないので、穴だらけです。後から整備しようとしても無理があり、歪みが生じています。

一からネットワークを作り直すのも現時点において不可能です。難しい問題だと思いました。