予備試験の短答式結果が発表されました。
各年度の合格率、合格点を比較してみます。
実際に受験した人を対象に合格率を出すのが通常だと考えますので、そのようにしました。
平成26年度
採点対象者 10,295人
合格者数 2,018人
合格率 19.60%
合格点 170点
平成25年度
採点対象者 9,183人
合格者数 2,017人
合格率 21.96%
合格点 170点
平成24年度
採点対象者 7,135人
合格者数 1,711人
合格率 23.40%
合格点 165点
平成23年度
採点対象者 6,410人
合格者数 1,339人
合格率 20.89%
合格点 165点
これを見る限り、合格率の難しさは、
平成26年度>平成23年度>平成25年度>平成24年度
という結果ですね。
合格点の難しさでは
平成26年度=平成25年度>平成24年度=平成23年度
ですね。
この結果から、平成26年度の短答式は難しかったといえるのではないでしょうか。
逆に平成24年度の短答が一番簡単だったといえるかもしれません。
また、平成25年度と平成26年度の受験者数は大幅増加しているにもかかわらず、合格者はほとんど変わっていないため、2,000人を目安にしている可能性が高いです。
この中から300人程度が合格すると、論文合格率は15%ぐらいでしょうか。