ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

司法修習のための準備

2014年09月27日 21時36分33秒 | 司法修習
司法修習に行くための準備


・最高裁判所の司法研修所ページに8月ごろからアップされている司法修習生採用選考要項や申請書をダウンロードしておく

・受付開始日時と締切日時を確認

今年の受付期間は平成26年9月9日~9月16日までで当日消印有効

・角型2号封筒を用意

・大学、大学院等の成績証明書、卒業終了証明書を取り寄せておく
写真はデジカメで撮影したのを3.5×4.5cmで上下左右に余白ができるようにL2版とかで印刷しておく。

・今年合格ではなく、前年以前に合格の人は合格証書のコピーを用意

・本籍地と戸籍筆頭者が記載された住民票を用意

・登記されていないことの証明(成年被後見人又は被保佐人に該当しないことの証明書)を用意
東京登記所などの主要箇所でなければ発行してくれないそうです。

・健康診断票を用意
健康診断は最寄りの病院等で、身長、体重、BMI、血圧、聴力、胸部X線、尿検査をしてもらうところを探し、予約をしておく。
私は5,400円でした。
その際に、こちらが用意(印刷)した診断票に記載していただく旨を説明しておく。

・退職証明書を用意





健康診断、登記されていないことの証明書、住民票の取得は、仕事を休んで一日で取得してきました。



手書きの書類がかなりあります。多分、1日掛かりです。

・採用選考申請書
・修習地申し込み
・身上報告書×2
・入寮願い
+封筒


できれば、書いたものをスキャナーでPDF化しておくと後々確認できると思います。



書類は、書留、簡易書留など、指定があります。

これも仕事を休んで郵便局に出しに行きました。


私は、去年合格のため、8月半ばごろからコツコツと準備していたのでそれほど大変ではありませんでしたが、合格直後に集めるとなると、仕事をしながらの場合はかなり大変だと思いますので、合格したつもりで作成しておくのが良いと思います。


ただし、すぐに集まらない書類は、追完可能なものがありますので、それを利用すれば良いです。

退職

2014年09月25日 15時44分35秒 | 司法修習
司法修習に行くに辺り、仕事をしている人は、退職証明書なるものが必要になります。

しかし、司法修習生採用申請まで(平成26年9月16日)には間に合わないので、追完書類として追完日を記載する必要がありました。


しかし、その時はまだ職場に退職のことを言っていないので、退職証明書の発行がいつになるか分からないのです。

そこで、追完日に余裕を持たせるため、書類の追完予定日を適当に書いて良いのか分からなかったので、法務省に問い合わせました。



すると、

追完できる日を書いて下さい

と言われ、

不明です、

と答えると、

職場に聞いてください

と言われ、

職場にはまだ退職表明していません、

と言うと、

早く退職表明してください

と言われる。


えー、それは無いでしょう、と思いました。



平成26年度は11月27日の発令日までに退職しなければならない、とあるのでギリギリまで働く予定なのに、9月半ばに退職表明したら早目に辞めろと言われる可能性もある。


なので

退職表明はまだしません

と言ったら、担当者は無言になってしまいました。


適当な日として、11月27日から3週間後ぐらいで良いですか?

と聞いたら呆れ口調で、

それで良いです、

との返答。



うーん、今までにもこういう方はいなかったのでしょうか?



退職するのがどれほど気を使うのかも分からないのでしょうか?



追完日も○日頃の選択肢を残しておいてほしいです。



また12月はボーナス月なので、ボーナスをもらうまで有給休暇による兼業にしたかったですね。
多分無理でしょうから聞くのをやめました。




当方の要望
退職証明書は、追完日を記載させずに、発令日から1ヶ月経過しても構わないので入手後速やかに提出する、とか書いておいてほしいですね。

有給休暇を使用した場合、発令日以降の兼業は認める
とかしてほしいですね。

ただ、業務上必要な場合に呼び出される可能性があるので、裁判所からは渋るでしょうけど…。

司法修習生申請書

2014年09月16日 22時14分36秒 | 司法修習
今日で司法修習生の申請の締め切りが終わります。

今日までの消印の方と司法修習生の同期として一緒に修習に参加することとなります。

どうぞ宜しくお願いします。


さて、ここ最近は色々技術系の研究をしておりまして、難しい問題もあり悩んでいる状況です。
こういう悩みも今年でとりあえず一区切りかと思うと、色々寂しい想いもあるところです。


新居も決まり、引っ越し準備を始め、新たな家具や家電を買うか悩ませつつ、白表紙という課題が届いて地獄を見る羽目になるんでしょうか…。

工学系大学

2014年09月14日 23時06分39秒 | 司法修習
司法修習の申請のため、大学の成績証明書を取り寄せ送付したのですが、懐かしい授業の履修科目が出てきました。


専門科目

必修科目に
コンピュータ入門
ディジタル回路演習
電気回路学演習
電子回路学演習(電気と電子は別物です。)
電子工学実験
電磁気学演習


選択科目に
ソフトウェア工学
画像工学
電磁波工学
などがありますね。


かなりマニアックな工学系の科目です。


大学院でも
電子工学特別実験
応用電気数学
とかあります。



法学部とは全く違いますし、今の仕事とも関係がありません…。


こう考えると、大学での勉強は実務では基礎的なもの以外役に立たないのかもしれませんが、苦労して実験したこと、苦労して演習を解いたことは、その解き方、実験の仕方などは他の分野でも応用が利くので、そういう意味では役に立っていました。




法学部などの講義も机上の法学と実務ではかけ離れているのでしょうが、勉強したときの取り組み方、法律の読み方、解釈の仕方は変わりませんので、その意味では役に立つのでしょう。

もっとも、司法試験に対する勉強と法学部での勉強は違うような気がしますが、私は授業を受けたことが無いので何とも言えません。

新居を借りられない人も!?

2014年09月14日 22時54分21秒 | 司法修習
新居を借りるのに、今はまだ働いているから何とかなりましたが、司法修習が始まってからでは無職になるため、住居を借りることができなかった可能性があります。

貸与制の場合、収入とみなしてくれるのでしょうか?

地方修習の場合、賃貸も借りれなければどうやって修習を受けるのでしょうか?
割高な保証料のようなものを自腹で支払って受けるのでしょうか?

そうすると、この前書いた費用にさらに加わるので、貸与を受けても全然足りないでしょうね。

当然のことながら貸与は借金ですから。

新居

2014年09月13日 21時28分12秒 | 将来
家族がいるので、都内に新たに住む場所を探してきました。

色々歩き回ったため疲れました。

2DKの良い物件が見つかりました。
ちょうど今は秋の人事異動で人の変動が多いとか。

駅から3分で近いし、予算以内だし、かなり良かった。

これで四国、九州が修習地なら、単身赴任!
新居にはしばらくは和光市のみへの通勤しか楽しめません。もちろん都内に就職したらそこから通えますけどね。

生活費以外の費用

2014年09月12日 11時37分32秒 | 司法修習
司法修習生に給付が無いということは、生活費だけではなく、以下のようなものが全て自腹になります。


・地方に配属された場合の引っ越し代
・和光で導入修習を受けるために和泉寮に入れない場合のマンション代
・当該マンションからの通勤代
・修習地から就活するための上京代
・飲み会代
・書籍代
・弁護修習先などへの通勤代
・保険代
・年金代
・住民税
・40歳を超えたら介護保険代?

これらを合わせたら生活費(家賃含む)以外に100万円ぐらい必要じゃないでしょうか?

司法修習生の申請

2014年09月11日 17時23分38秒 | 司法修習
司法修習に行くためには、最高裁判所に申請書を提出します。


記載もの以外の重要なものは、

・登記されていないことの証明
・住民票
・健康診断票
・大学、大学院の成績証明書、卒業証書
・平成25年以前の司法試験合格証書のコピー

ですね。


健康診断は、近くの病院は10日前から受付で、当日にこちらが持って行った診断票に書いてもらうように依頼。
健康保険は使えないので5,400円でした。

実施時間は20分ぐらいです。



その後、職場の健康診断も受診したのですが、職場の方がかなり充実しています。
採血や腹部超音波、バリウム飲んで胃のX線検査までやります。

来年は修習中に人間ドッグをやりたいと思います。


登記されていないことの証明は東京法務局に行って発行。

住民票は間に合わず、日曜日に取りに行きました。

大学の成績証明書は4日ほど掛かりました。




司法研修所の実務修習地は上位6ヶ所選びます。私は全部埋めました。


多分無理でしょうけど、和泉寮も申し込みしました。
入れなければ今後の就職事情も考えて(都内の事務所)、和光まで1時間半掛かって通勤できる場所に引っ越すかな。



あとは、貸与の申請でしょうか。
貯金があるので不要ですが、保証人を立てて利息無しならば借りておくのもありだと思っています。

あと1年とちょっと

2014年09月10日 23時24分37秒 | 司法修習
あと1年とちょっとで弁護士になる。

このブログのタイトルは、「弁護士になってやる」ですが、もうすぐ手が届く位置まで来ました。

ブログを始めてから約10年が経ちます。
これをやめることは考えられません。なので、弁護士になった後は、タイトルを変えて続けていきます。


勉強記録の情報が古いと言われても、きちんと取捨選択できる人が見ていると思いますので、ご自分の目と頭で判断して下さい!

価値

2014年09月06日 23時45分58秒 | その他
私事で恐縮ですが、一流大学ではない理系の大学院を修了し、20代後半から司法試験の勉強に取り組み、社会人で仕事をしながら第一回司法試験予備試験に合格し、2回目でしたが、新司法試験も合格し、理系の仕事を退職し、司法修習に行き、40歳で初の弁護士としての仕事をするために弁護士事務所に進む自分は、司法制度改革における多様な人材の確保としての理念に最も適う一人だと思っています。


その価値を活かすには走り続けなければならないと思っています。


今後も様々な情報提供をしていきますので、皆様、よろしくお願いします。