ばぶちの仕事しながら司法試験を突破し弁護士になりました

仕事をしながら司法試験に合格したばぶち(babuchi)の試験勉強記録+その後です。

民事実務裁判の基礎

2013年10月31日 23時57分21秒 | 民訴法
司法修習は、民事と刑事が重要と言われたので、これを買いました。

完全講義 民事裁判実務の基礎〈上巻〉


これの前のバージョンを持っていたのですが、賃貸借が変更されましたし、再度読みたいと思い、買い直しました。

多分、それ以外は前版とほとんど変わらないとは思います。



予備試験を受ける方、新司法試験で民事系の要件事実が苦手な方は読むといいと思います。

かなり丁寧に書いてありますので、理解しにくかったところがすっと頭に入ります。

2013年10月28日 23時40分42秒 | その他
本が全然片付きません…。

売ろうと思っていますが、調べるのとかも面倒ですし。
捨てるのももったいないかなぁとか思ってしまいます。


資料は、全部ドキュメントスキャナでPDF化していますので、だいぶ整理できました。
1,000ページぐらいを1週間ぐらいかけてスキャンしました。
あと半分ぐらいかなぁ。

1分で25枚両面をスキャンできるので、高速で助かっています。

デジタルカメラ

2013年10月28日 23時36分01秒 | その他
物欲が止まらず、次はデジタルカメラを新調しようと考えています。


色々調べたのですが、コンパクトカメラの次は、一眼レフ=いわゆるデジイチか、ミラーレスがよいようです。

ミラーレスは、反射させるためのレフ版が無いため、ボディが小さいのが売りのようです。
ミラーレスによって、ファインダーがレンズから覗いているものと異なるのがデメリットのようですが、初心者にはそれほど意味は無さそうです。
それより、軽くてコンパクトカメラより良い画質、シャッター速度ということで、メリットの方が大きいようです。


ミラーレスだと、キャノン、ニコン、ソニー、オリンパス、ペンタックスがよさそうです。

インターネットによって

2013年10月26日 23時31分39秒 | 憲法
予備試験論文を突破した方は、今日、明日と口述試験を受けていると思います。


私は民事、刑事ともに午前中だったので、終わった後の待ち時間が無駄でしたが、公平性を保つために仕方ないのでしょうね。

しかも、2日目の刑事の口述の最後の問いにきちんと答えられなかったので、落ちたと思いましたから、余計に早く帰りたくて仕方ありませんでした。途中で打ち切られたとしか思いませんでしたので。



さて、表題の話ですが、表現の仕方はインターネットの登場によって相当拡大されました。

ブログに記載する人、掲示板に記載する人、Ustreamで音声、動画を流す人、色々な画像を公開したり、アニメを公開したり。

これらを考えると、例えば雑誌等によって事後規制をしたとしても、規制前にインターネット上に公開されていると、大多数の人に閲覧されている可能性があります。そうすると、事後規制の方法も今後は検討すべき必要性があるのかなぁと思います。

雑誌の販売禁止、回収だけではなく、記事がアップされたWebサイトの削除、閉鎖などもその規制範囲に含まれるのかもしれません。
しかし、Webサーバが海外であり、管理者が命令に従わなければかなり手続き的に煩雑になるし、命令を聞かない外国もあるかもしれません。

そうすると、名誉毀損だ、プライバシー侵害だといって事後規制をしろと命令したとしても、そもそも海外であり規制ができないのであれば、裁判所の役割が果たせなくなるのではないか?という疑問が湧いています。

実際にどういう風に取り扱っているのか、そのあたりの動向が詳しくありませんが、現実的・技術的・政策的に困難が生じることは否定できなくなってきます。

雑誌としても、事後規制前に海外サーバで公開するとかされるとなかなか事後規制ができなくなるのではないかな、と。

平成25年新司法試験商法の失敗

2013年10月26日 23時25分56秒 | 商法
以前にも書きましたが、私は商法第1問で失敗をやらかしました。


設問1で、譲渡制限株式の譲渡において、単に取締役会決議が無かったと勘違いしていました。

なので、取締役会決議の見なし決議の話や株主名簿の話に触れられていませんでした。

ここは2011年の予備試験ではばっちり書いたのに、新司法試験では書き逃すという失態です。



私は、取締役会決議が無いが、株主名簿に載っていない譲受人を会社が株主として取り扱うことは認められるか、という点のみを論じました。

ここは結論は認められないとして、相当厚く論じましたが、半分も点数が入っていないでしょう…。



ただ、それ以外は、大きく外れることは無かったので、沈むまでの致命傷には至りませんでした。

この問題にきちんと食らいつけていれば、民事系は+10点はあったのかなぁ、と思います。

憲法の問題での裁量権

2013年10月26日 17時22分54秒 | 憲法
以前(多分2012年1月ぐらい)、ペースメーカ答練の憲法で、結構書けたと思っていた答案が35点(100点満点中)というかなり酷い点数をつけられて返ってきた。

その時は、あり得ない!とかって思っていましたが、先日読み返してみたところ、確かに憲法の答案になっていませんでした。コメントもそのように書かれていました。

それは、財産権に対する問題で、裁量権の話を書いており、財産権の侵害あるいは制約についてはあまり述べておらず、行政側の裁量権の濫用を主に書いているだけでした。



2013年新司法試験の憲法の問題も処分の問題でしたが、処分者の裁量権の話を長々と書いた人はどうだったんでしょうか?
私は裁量権の話は書かない方がいいと思い、違憲審査基準で書きました。

おそらく、憲法の話ではなく、行政法の話のように書いてしまうと点数が低くなっているのではないでしょうか?
確認をしていないため、わかりませんが…。


憲法の答案で裁量の話をするのはダメではないと思うのですが、中途半端な知識で書くと採点者に何を書いているんだ?と思われかねないと思います。

デモ行進集団暴徒化

2013年10月14日 16時18分28秒 | 憲法
モスクワの集会で、参加者が暴徒化したようです。


集会参加者が暴徒化、380人拘束…モスクワ

「モスクワ南部で13日夜、外国人労働者の排斥を叫ぶ集会の参加者が暴徒化して治安部隊と衝突し、約380人が拘束された。」


これが、まさにデモ行進による集団暴徒化論の現実です。



日本でこれが起きるとは考えにくいのですが、起きてからでは責任問題に発展しかねないので、この理論も完全否定は困難でしょうね。

予備試験合格者

2013年10月10日 17時12分04秒 | 論文
予備試験論文式試験の合格者が発表されましたね。


予想的には、増加すると思っていましたが、381人は予想を超えてきました!

予備試験合格者の新司法試験合格率が高まった結果だと思っています。


合格された皆様、おめでとうございます。

口述試験はあまり不安にならずに手続きをしっかりと勉強して下さい。

シュレッダー

2013年10月08日 08時57分00秒 | その他
情報の管理は自分ですべきと思っていますので、シュレッダーは必須です。


今あるシュレッダーがイマイチだから、シュレッダーを買おうと探したら結構高いですね。


今のシュレッダーは、ゴミを捨てるために裁断するモーターを持ち上げてゴミが入っている箱を取り出す方式ですが、このモーター部分が重く、気を抜くとゴミが入っている箱に指が挟まれます。

また紙の投入口はA5サイズで小さいため、A4サイズの紙は半分に折り畳む必要があります。


しかし、欲しい新しいシュレッダーは8000円ほどするみたいなので、我慢しようかな。


けど、スキャナーでデータ化してからシュレッダーをすればどんどん片付くはずなのでそれもいいかも…。
FUJITSU ScanSnap iX500 FI-IX500

短答刑事系

2013年10月07日 20時21分34秒 | 短答
今年の本試験、短答の刑事系が一番怖かったです。
特に刑訴法。


刑事系論文が終わり、すぐ帰って短答の勉強を開始しました。

しかし、刑訴法の過去問をやってみたら全然解けない。

一度解いた去年の短答をやってみたところ、去年と同じ77点しか取れず、去年からの進歩がゼロでした。

焦って六法を読みまくり、ここで条文素読をやりました。


焦りは止まらず、刑事第一審の手続きを読みまくり、時間はどんどん過ぎていきました。


翌日のためにすぐに寝て、短答当日も嫌な汗は止まりません。

午前中の民事系もなかなかひねった問題が多く、間違えられない、と真剣に丁寧に時間いっぱい解きました。
刑事系で悪い点数を取っても挽回できるように。

何度も心の中で、解けるんだ、と言い聞かせていました。


そして最後の刑事系短答。

刑法がかなり難しく感じ、最初の5問ぐらいは自信が無いままでした。

そして、問題の刑訴法。

思ったほど難しくはなく、解ける、解けるぞー、と心の中で思いました。

ただ、今度は刑法が不安でした。



結果、民事系では過去最高の122点、刑事系はあまりよくはありませんでしたが、74点でした。

民事系が良かったので全体的に点数が伸びました。


短答を舐めていると最後で安心できなくなるので、注意は禁物です。


短答に時間を掛ける必要はあまりありませんが、直前期は少しずつ過去問を解くと精神衛生的に良いと思います。

勉強の仕方

2013年10月04日 23時35分03秒 | その他
以前にも書きましたが、よくない勉強方法を書きます。


・時間を計る
これは、私は絶対おススメしません。
私も一時期やりましたが、時間を延ばすことが目的に変わります。
たくさん時間が過ぎたことに満足し、自分がどれだけ達成できたかが不明確になりがちです。


・一日に何科目も勉強する
これは頭の切り替えができる方や何時間も毎日やっている方には当てはまらないかもしれません。
ただ、仕事をしながら勉強している方には、おススメできない勉強法です。
穴だらけの知識になる可能性があるからです。

少なくとも平日は1科目に集中する。
休日に勉強する場合でも3科目ぐらいにとどめる。
かなり勉強が進んだ方で無い限り、一日一科目を目標にして勉強して下さい。
一日一科目集中してやると相当進みます。それぐらい一気にやった方がいいです。


・肢別本をやる
これは私もやりましたがおススメできません。
解説も少なく知識が身に付かないからです。


・条文の素読
これもある程度勉強が進んでいなければ効果は上がりません。
知識が無いのに条文だけ読んでも理解も記憶もできないからです。
素読をして、色々な知識が頭の中を駆け巡るようになってきて初めて意味がある方法だと思います。そうすることで記憶が喚起、定着され、素読が苦痛ではなくなるからです。
会社法の条文の素読など苦行でしかも効果が低い方法は無いと思います。
時間が無い仕事しながら勉強している方は、効果が高い方法を探してください。


・なんとなく答練を受ける
答練は意味があるように受ければ何倍にも効果が上がりますが、意味を考えず受けるだけでは、出た論点、判例のみを覚えよう、理解しようとしてしまいがちです。
意味がある受け方とは、
--知らない問題を考え抜いて解く
--時間を計って早く解く
--とにかく問題をたくさん解きたいから解く(これはたくさんの問題にあたる必要があり、お金がたくさん必要です)

意味がない受け方とは
--みんなが受けているから解く
--過去問より手っ取り早いから解く
--模範解答を集めるために解く


・できもしないのに、問題集をたくさん買う
無駄です。
同一科目の問題集を買う場合には、一冊終わらせてから次の問題集を買うのが一番いいです。