庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

春の長雨~菜種梅雨

2024-03-26 09:48:35 | 日記・エッセイ・コラム

このところ曇りや雨の日続きで、今日も朝から雨降りで気温も
低く当地の桜(ソメイヨシノ)もまだ開花していない。

菜の花が咲く今頃に降る長雨の事を菜種梅雨(なたねづゆ)と
いいますが・・

季節の変わり目には長雨がつきもので、それぞれその季節特有
の植物の名前を使って表す場合があります。 

冬から春への変わり目は、菜種梅雨。
春から夏への変わり目は、(梅の)梅雨
夏から秋への変わり目は、すすき梅雨。
秋から冬への変わり目は、山茶花梅雨
 
日本らしくそれぞれ趣きのある雨の名前で、通常は嫌われがち
な雨ですが菜種梅雨と聞くと、雨にも何となく風情を感じます。
 
ですが、雨の日が4日も続くと写ん歩にも行けず、運動不足で
ブログに載せる写真もネタ切れ状態で、この長雨がうらめしい・・ 
 
晴れた日に撮っておいた、庭先の花などをアップします。
 
クロッカス。
 
 
水仙。
 
ミニアイリス。
 
スナップエンドウの花。
 
サヤエンドウの赤花。
 
乙女椿。
 
早く晴れた青空に映える、桜咲く風景が見たいものですね!。
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春寒の散歩道に咲く花

2024-03-25 10:30:58 | 日記・エッセイ・コラム

春の彼岸も過ぎて、季節はもう春に変わったはずなのに、
春とは名ばかりで・・・

このところまたまた冬の寒気がぶり返して、寒い日が続い
て桜(ソメイヨシノ)の開花も足踏み状態となっている。

春寒(はるさむ)は、そんな気候状態を情緒的に表現し
た言葉です。

春寒とは言え、自然界の植物たちは春に向かって確実に
芽吹き、花を咲かせ始めています。

そんな春寒の散歩道に咲く春の花々をアップします。

近くの里山の公園に咲く満開のシナミザクラ。

満開の白い花が青空に映えています。

 

ピンクユキヤナギの花。

ピンクユキヤナギの花のバックに芽吹く青い柳。

 

青空に映える柔らかな柳の芽吹き。

 

春の野に群舞するヒメオドリコソウ。

優しいピンクで咲くハルジオンの花。

桜🌸(ソメイヨシノ)の開花が待ち遠しいですね!。

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トラツグミ再び

2024-03-24 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

先日、舞岡公園の林床で野鳥のトラツグミに初めて出合った記事
を書いたが、その時は小さなデジカメしか持ってなくて、記録用
の証拠写真しか撮れなかったので再チャレンジに行って来た。

林床の湿地で再び出合ったトラツグミは、時々土中に嘴を突っ込
みながらミミズなどの採餌に夢中で近場まで寄って来てくれた。

近場に寄ってきたトラツグミ。 ラッキー♪!(^^)!。

名前の由来の「トラ」は、全身が黒と黄色の
虎斑模様であることから。

「ぬえの鳴く夜は恐ろしい」、夜に口笛によく似た声で「ヒョーヒョー」
と鳴くトラツグミの鳴き声は、古くから不気味がられ「鵺(ぬえ)」と
呼ばれて恐れられた。

枯葉の落ち葉の中に紛れると見つけずらい。

 

こちらはツグミの仲間の本家 ツグミ。

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カワセミのお嬢さん他

2024-03-23 10:35:08 | 日記・エッセイ・コラム

水辺の散歩の途中で、カワセミのお嬢さんに出会った。

いつもはオスとの出合いばかり多かったので、久しぶり
でメスのお嬢さんに出合うとチョッと嬉しい♪。

カワセミのお嬢さん。

メスは下側の嘴が口紅を引いたように紅くて艶っぽい。

カワセミはかって、レイチェル・カーソンの小説「沈黙の春」
に描かれたような農薬全盛だった高度成長時代、一時期非常
に少なくなってしまったそうですが・・

しかし近年は環境が改善されるにつれて、徐々に復活して
数を増やし、各地の川や水辺でもわりと普通に見られるよ
うになってきたのは喜ばしい限りです。

 

池の中には、カエルの卵から孵った
オタマジャクシが泳ぎだしていた。

それを狙ってる?採餌中のコサギ。

 

昨日の散歩の帰りで見た夕方の白い月(月齢11.7)。

今月の満月は25日ですね。

昨日は、当地から富士山の山頂に夕陽が沈むダイアモンド
富士が観られる日だったのだが・・・

うっかりしていて、山頂に沈む瞬間に間に合わず、慌てて
カメラを準備して駆けつけた時には既に沈んだ後、残念!!。

今回は失敗だったが・・

でも、夕焼け空に浮かぶ綺麗な富士山のシルエット
が観れたので良しとする。

また次の機会があるさ。

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嬉しい春の妖精?ビロウドツリアブ

2024-03-22 09:55:38 | 日記・エッセイ・コラム

早春の庭先に咲く菜の花に、ふわふわモフモフのコロッとし
た丸っこい体に、長い口吻でホバリングしながら花の蜜を吸
うビロウドツリアブが飛んできた。

まだ風に冷たさが残る早春の庭先の日だまりで、このアブの
姿を見かけると春の訪れを感じます。

ホバリングしながら菜の花で扱蜜するビロウドツリアブ。

ビロウドツリアブは体長8㎜から12㎜で、ビロードのような
茶色い長い毛におおわれた体に長い口吻が特徴。

ホバリングが得意で、まるで空中に吊り下げられてい
るように見えることからこの名前が付いたとされる。

なぜこんなにモフモフで毛深いのか?そのわけは

このモフモフの体毛で体温を上昇維持して、他の訪花昆虫が
まだ活動できない寒い早春から活動して、花の蜜を独り占め
するためだそうです。

春の一時季にしか見られないこのビロウドツリアブは・・

まさに春の妖精と呼びたいくらいかわいいアブです。

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