庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

香りで秋の訪れを告げる花、金木犀

2017-09-23 16:15:38 | 日記・エッセイ・コラム

今朝、秋分の日の庭先に漂う甘い香りに誘われて見上げると、秋の訪れを香り
で告げる
金木犀の花が咲き出していた。 

昨日あたりから、一気に開花したようです。

近くを通りがかるだけで、ああ金木犀が咲いているな~と分かるほど甘い香り
がただよってきて・・・ 

まさに秋の訪れを香りで象徴する花だと思う。。 

本格的な秋の到来を、金木犀の香りで実感する人も多いのではないでしょうか?

つやつやした濃い緑の葉陰に咲く、小さなオレンジ色の小花も可愛いですね!

金木犀の花言葉は、「謙虚、謙遜」、「気高い人」「初恋」などです。

謙虚、謙遜」は、香りのすばらしさに対して目立たない小さな花をつけることから。

気高い人」は、雨が降るとその芳香を惜しむことなく潔く花を散らせることからきて
いるといわれます。

初恋」はどこか懐かしく、甘酸っぱい初恋の遠い記憶を想い出すような・・・
そんな甘く切ない初恋の香りから。。

花言葉も素敵ですね♪

 

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秋分の日~彼岸花

2017-09-23 06:53:58 | 日記・エッセイ・コラム

今日9月23日は、二十四節気の秋分、春分と同じく太陽が真東から昇り真西に
沈む日、昼と夜の長さがほぼ等しくなるお彼岸の中日ですね!

お彼岸の「彼岸」とは彼方(かなた)の岸、つまり向こうの岸のことで、悟りや浄土
の世界を意味しています。

お墓参りに行かれる方も多いと思いますが、仏教でいう極楽浄土は真西の方向
にあるとされており、その方向がはっきりと分かる日でもあります。

ただし、お彼岸は仏教国の中でも日本だけの独自の行事だそうで、春は、自然に
対する感謝や豊作を祈る自然信仰、秋は、ご先祖様に感謝する先祖崇拝が結び
ついて、お彼岸は大切な行事となったと考えられています。

現在では仏教と関わりの深いお彼岸ですが、元々は太陽信仰から始まった習わ
しであるとされています。

私たちの先祖は大地の恵みを育てる自然と太陽の力に感謝し、昼夜の時間が
一緒になるこの日、特に太陽に感謝したのだと思われます。。

お彼岸で見頃を迎えた彼岸花。 

彼岸花の花言葉は、「悲しき思い出」「あきらめ」「独立」「情熱」

赤と白の響宴。 

彼岸花にきたアゲハチョウ。

 

コメント (2)
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