庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

ファンタスティック!な蝉の羽化風景

2017-07-31 22:43:58 | 日記・エッセイ・コラム

夕方、庭の鉢植えに水遣りをしていると、秋海棠の葉先で何やら
動くものが、なんだろうと観てみると・・・

脱皮して羽化するために土の中から這い出してきた蝉の幼虫だった。。

ヨシ!今年も蝉の羽化シーンを観察出来るぞとカメラを準備して
待っていると・・・

やがて幼虫の背中が割れて。。

蝉の羽化ショー・タイムの始まりです!

よっこらしょっと!きれいな水色の羽が現れました!

ヨシ!もう少しだガンバレ!

どうやらうまく脱皮できたようですね!

半透明な水色の羽も綺麗に伸びて。。

羽化したばかりの透き通るような水色の翅は、
なんとも神秘的で美しい!

だんだんと色味が濃くなって・・・

後は翅が乾いて、茶色くなっったら飛び立つ時を待つばかりです!

久しぶりで童心に帰ってワクワクしながら・・・

ファンタスティックで美しい、夏の夜の蝉の羽化ショーを楽しんだ。 

空から月齢7.7上弦の夕月がやさしく見守っていました。。

 

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向日葵は太陽に向かって首を回すって本当?

2017-07-31 07:03:58 | 日記・エッセイ・コラム

夏を代表するヒマワリの花の名前は、漢字で向日葵と書くように
太陽の向きに向かって首を回す、不思議な花ということで付け
られたと言われています。

では、本当に太陽の向きに向かって首を回しているのでしょうか?

そこで、実際にヒマワリの花がたくさん咲いているところで、花が
どちらの方向を向いて咲いているのか?を調べてみると・・・

北を向いている花はありませんが、東、南、西などバラバラな方向
を向いて咲いていますが、どちらかといえば、やはり太陽が照って
いる南の方を向いた花が一番多いようです。。。

ただ、蕾ができ始めたころのヒマワリは、茎(くき)の先の部分が、
太陽を追いかけて、朝は東、夕方は西と、とてもよく動きます。

これは、ヒマワリの若い茎が、よく育っているからで、太陽の光の
当たる反対側の茎が、光の当たる方の茎よりもよくのびるために、
太陽に向かって曲がってしまうためだそうです。

他の植物でも、太陽を追いかけて若い茎が動くものはたくさんあり
ますが、ヒマワリの花は他の花にくらべて大きく目立つため、特別
にヒマワリだけが太陽を追いかけるように思えるのでしょうね!

この動きは、つぼみの期間の成長期だけの現象で、花が咲くと動
かなくなるそうで、咲いた時点で向いていた方向を向いたままに
なります・・・ 

と言うことは・・・ 東向きに咲いている花は朝咲いた花、南向きの花
は日中咲いた花、西向きの花は夕方咲いた花だと言えますね!。。

夏空に向かって元気に咲くヒマワリの花。

住宅街の中にあるヒマワリ畑 (横浜上大岡大賀の郷にて、撮影)

 

 

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