庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

驚異の繁殖力を持つ花ナガミヒナゲシ

2016-04-24 22:13:58 | 日記・エッセイ・コラム

散歩道で最近、やたらと目に付くのが道端でオレンジの花を咲かせ
る、
このナガミヒナゲシである。

ナガミヒナゲシの花はオレンジ色の可愛らしい花なんだけど。。。

この花は、日本では1961年に東京世田谷区で初めて確認された、
ヨーロッパ原産のポピーの仲間で、比較的新しい外来種ですが、今
では、その驚異の繁殖力でどこでも目にするようになりました。 

我が家の小さな庭にもいつのまにか侵入して、花を咲かせています。

ナガミヒナゲシの大きな特徴は、何と言ってもその猛烈な繁殖力で、
一本のナガミヒナゲシから、なんと15万粒もの種が出来るそうです。

しかも、この微小な種の表面にはくぼみがあって、でこぼこしており、
車のタイヤなどにくっつきやすいため、車のタイヤなどにくっついて
運ばれ、道路沿いにどんどん分布を広げていると言われています。

花後には必ず結実し、未熟な種子でも生育する1,000~2,000個
もの微粒の種子をばら撒く。

その上、このナガミヒナゲシの根から出る物質が、周辺の他の植物の
生育を強く阻害する、アレロパシー活性作用を持っているとのことで
駆除するのは難しいらしい。。

花が咲き終わった後、細長い種子の集合体ができるのですが・・・
一つの実に平均1600粒もの種が内蔵されおり、一個体から100個
の実をつけることもあるので、最大で一個体から15万粒の種子が
生産されるそうです。

変種でしょうか?白っぽい花の個体もあります。

  

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散歩道の「ハナミズキ」

2016-04-24 10:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

桜はすっかり葉桜となり、それと入れ替わるように街路樹の「ハナミズキ」が、
淡い赤やピンク、白色の花を咲かせて
いる。

「ハナミズキ」は日本の街路樹の春の花として、すっかり定着していますがもと
もとはアメリカ原産で、明治時代に日本から寄贈した桜のお返しとして
アメリカ
から届けられたもの。


この時に送った桜が、今では世界的な桜の名所となっているワシントンDCの、
ポトマック河畔の桜だということは、よく知られた話ですね。

春は新緑と花、夏は涼しい木陰、秋には紅葉と赤い実が楽しめる「ハナミズキ」
は、街路樹として適した優れものだと思う。。

散歩道で咲くハナミズキ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする