プーチンのウクライナ侵攻。
この戦争を何とか止めたいと、あれこれ思い巡らしている。
ふと、“サルカニ合戦”という日本昔話しが浮かんだ。
極悪非道のサルに対するカニの復讐である。
むかしむかし、あるところにサルとカニがいました。
二人は握り飯と柿の種を見つけましたが、サルは握り飯を、
カニは柿の種を、それぞれとりました。
サルは握り飯をパクつきましたが、カニは柿の種を植えました。
やがて、柿の木は大きく育って実をつけるようになりました。
すると、サルがやってきて木の登り、熟れた実をちぎって喰いました。
カニは下から、自分にも実をちぎって投げて欲しいと頼みました。
サルは、まだ熟れていない青い実をちぎって、カニへ投げつけました。
カニは甲羅が破れ運悪く死にましたが、小ガニを沢山産んでいました。
小ガニたちは、いつかサルに対して親の仇を、と誓いました。
栗やハチも応援してくれ、石臼や牛のウンコも参加してくれました。
ある寒い晩、サルは帰宅すると囲炉裏で暖をとりました。
すると突然、囲炉裏から栗が弾けてサルの顔面へ攻撃。
これを冷やそうと味噌桶へ向かえば、隠れていたハチが刺す。
小ガニたちも力を合わせてハサミ攻撃です。
サルは堪らず外へ飛び出すが、牛のウンコに足を取られて転倒。
そこへ、上から重たい石臼がドスンと落ちてサルはギャフン。
こうして、極悪非道のサルに対する仇討ちがなりました。
ウクライナに栄光を! ウクライナ ガンバレ!