きょうは憲法記念日。
昭和22年5月3日の施行から75年を迎えた。
この間、一度も改正されてこなかったのも世界的に例が無い。
改めて手にしてみた。
前文から、
「政府の行為によって再び戦争の災禍が起きない様…」
「諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存とを…」
「全世界の国民が等しく恐怖と欠乏から免れ、平和に…」
見事な文章だが、どこか英文和訳のような感じがしないでもない。
プーチンのウクライナ侵攻をみる今、いかにも“お花畑”のような気もする。
憲法改正の議論が現実味を帯びて来つつある。
ある世論調査では、賛成52%、反対35%、その他13%とか。
ほぼ、妥当な数値かと思われる。
特に、9条【戦争の放棄】が国論を大きく割れるところ。
自衛隊の明記だけにとどめるのか?それ以上を求めるのか?
ニーチェの言葉を、請売りで恐縮だが引用したい。
「怪物に向き合うために、自ら怪物とならないように」と。