九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

憲法記念日に寄せて

2022年05月03日 | 書籍

 きょうは憲法記念日。

 昭和22年5月3日の施行から75年を迎えた。

 この間、一度も改正されてこなかったのも世界的に例が無い。

 改めて手にしてみた。

 前文から、

 「政府の行為によって再び戦争の災禍が起きない様…」

 「諸国民の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存とを…」

 「全世界の国民が等しく恐怖と欠乏から免れ、平和に…」

                  

 見事な文章だが、どこか英文和訳のような感じがしないでもない。

 プーチンのウクライナ侵攻をみる今、いかにも“お花畑”のような気もする。

 憲法改正の議論が現実味を帯びて来つつある。

 ある世論調査では、賛成52%、反対35%、その他13%とか。

 ほぼ、妥当な数値かと思われる。

                  

 特に、9条【戦争の放棄】が国論を大きく割れるところ。

 自衛隊の明記だけにとどめるのか?それ以上を求めるのか?

 ニーチェの言葉を、請売りで恐縮だが引用したい。

 「怪物に向き合うために、自ら怪物とならないように」と。

コメント
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