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オセアニア大航海展(民族学博物館)

2007-11-25 23:17:12 | その他
万博の民族博物館にオセアニア大航海展を見に行ってきた。
池澤夏樹の「ハワイイ紀行」を読んでから、昔の航海術に興味を持っているのだけど、まとまってそれらについて知る機会もなかったので、とても興味津々で行ってきた。

「よかった!」

直径数メートルのドームを使って、星を使った航海術の解説もあった。
また、赤道付近では貿易風(東風)が吹くので、まずは東(風上)に進んで、陸が見つからなくても、戻りやすくしていたとか。(そのため、人類の進出は東に向いており、「北」のハワイは遅れ、「南」のNZは最後になったそうだ。
ハワイやNZに人類が達したのは、紀元後のようで、日本の歴史と照らし合わせると面白そうだった。

陸の手がかりとしては、
-鳥:種類によって陸から離れる距離が違い、夕方は巣のある陸に戻るので、方角が分かる。
-波のうねり:通常、うねりは一つの方向から来るが、島があると、それが乱れて、不規則になるので、島の方向が分かる。
-雲:島の上にできる雲は余り動かない。

10年近く前のNHKラジオ英会話で、ハワイも舞台にしたストーリーがあって、そこで、ランドマークならぬ、Sea Mark とかがあるとか話されていたが、やっと理解できた。

学校では「四大文明」を習ったが、これらの文化も大したものだ。

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この日は天気がよかったので、万博公園内も気持ちよかった。
約1ヶ月後の万博XC大会には出られないのが残念だが、冬を迎える前に木々の空気を大きく胸に吸うことができた。

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