住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

浄土真宗講座

2011-03-11 02:13:18 | 日記
仏教を身近に感じていただくために。

そんな気持ちで始めた浄土真宗講座です。
9,10日と浄土真宗講座を開座させていただきましたが
本当にたくさんの方にお参りいただきました。
寒かったり、忙しかったりする中
とても有難かったです。

ご講師の鍋島直樹先生は、
やさしく、たのしく、あたたかく、そしてありがたく
お話をして下さいました。
先生は大学の教授ですが、知識欲を満たすというお話ではなく
そこにはちゃんとご法義がありました。

あ~、お聴聞て本当に楽しいです。
この楽しさを、もっとたくさんの方々に感じてもらいたいと
あらためて思いました。

バリアフリーとは

2011-03-06 22:50:06 | 日記
浄土真宗講座3月9日、10日。詳細はこちらから


今日は光善寺の本堂で法事が勤まりました。
その来られた方の中に、事故で両手の手首から先を切断された方が
いらっしゃいました。
その方のことはよく存じていたのですが
お勤めが終わって、つい
「どうぞご焼香なさって下さい」
と言ってしまいました。言ってしまってから「しまった」と
思ったのですが、言いなおすことはしませんでした。
しかし、ちゃんと焼香されました。
どのような仕組みになっているのかわかりませんが
物をつまめるような義手を使っておられました。
そういえば、お経本もめくっていました。
お帰りになる時も、颯爽と車を運転されて帰っていかれました。

どうも、気にしすぎていたようです。
しかし、ここまで日常生活をできるようになるには、相当なリハビリがあった事だと思います。

バリアというものは、私の方の側が作りだすバリアなのでしょう。

報恩講にお参りして思ったこと

2011-03-06 00:18:31 | 日記
浄土真宗講座 3月9日・10日です。詳細はこちらから


今日は2件のお宅の報恩講にお参りしました。
1件目は、おばあさん一人暮らし。
このおばあさん、腰が120度くらいに曲がっているのです。何をされるのにも
大変そうです。
こたつの準備やお仏飯やお供えのお団子の準備をお手伝いしました。
そうまでして、報恩講をお勤めされるという姿勢が感動しました。

一方、2件目は息子さん親子やご親戚のご夫婦などが来られて
また、地元のお寺のご住職もご案内され
賑やかな中での報恩講となりました。
小中学生のお孫さん達も、大きな声で正信偈をお勤めしています。

静かな中での報恩講と
賑やかな中での報恩講と
どちらがよいのかという話ではありませんが
報恩講をお勤めする様々なカタチや有難さを、感じました。

浄土真宗講座のご案内

2011-03-04 06:31:58 | 日記
仏教を身近に感じていただくために。

浄土真宗講座を次のように開催いたします。


■日時  3月9日(水) 午後7時半から9時まで
       3月10日(木) 午前9時半から11時半まで

■講師  龍谷大学教授 鍋島 直樹 先生

■テーマ 「親鸞聖人と出遇った人たち」
      3月9日 「銀河鉄道の夜~親鸞聖人の浄土~」
      3月10日「生きる力を求めて~中村久子と歎異抄~」


どなたでもお参りできます。
仏教に興味がある方
浄土真宗に興味がある方
どうかお気軽にお参りください。


詳細は光善寺のHPからも確認できます
光善寺HPはこちら

後に伝える

2011-03-03 07:42:57 | 日記
昨日は、私が所属している青年僧侶の会の
ご法座がお勤まりになりました。
しかし、ここのところ研修会続きでした。それも一区切り。
研修会続きということは、お聴聞続きでもあるということですが
昨日も、大田市のA先生のお話をお聴聞しました。
その中で感じたことは、「伝える」ということ。
仏法をいかに後世に伝えていけるのか
またそのことがいかに大切なことなのかを
わかりやすくお話し下さいました。
僧侶として、門徒としてどのように仏法を伝えていけるのだろうか。
お寺をどのように活用できるのだろうか。
できることをできるスタンスでやっていくしかないかな~と思いますが。